伊賀焼き |
2006年 11月 29日 |
先日伊賀上野の旅で、伊賀焼きの里「丸柱」を訪れました。
すぐ近くの信楽焼きに比べるとちょっと地味な印象の伊賀焼きですが、
実は1200年もの歴史を持つ陶器。
苔肌といわれる、ゴツゴツとした土肌と素朴で温かい雰囲気が特徴です。
一見備前焼きにも似ていますが、
写真のような神秘的なブルーやグリーンが表現されるのは伊賀焼きならでは。
深い湖のようなグリーンは自然の風物。
松の灰が高温で焼かれるとこんな風な神秘的な緑に変わるのだとか。
だからひとつと同じ色合いはありません。
ターコイズブルーの色合いは、
苔肌に蒼色をかぶせて出しているそうです。
写真は伊賀焼き作家の秋野さんの作品。
今回見た伊賀焼き作家の中で群を抜く素晴らしさでした。
このブルーの銘々皿で1600円というお値段も素敵でしょ?
by madamregina | 2006-11-29 01:01 | Diary | Comments(0)