日本のランチは世界一! |
2006年 12月 08日 |
来週からまたミラノ出張です。
でも!!!!
ユーロの上昇が止まらないので、頭痛めています。
現在1ユーロ約155円!
えーって感じですよね。
ちょっと前は125円でした。
去年、140円ぐらいになったときも怒り心頭でしたが、
150円を超えると、怒りより、うなだれるばかり。
いいかげんにしろ、ユーロ!であります。
誰かとめてくれぇええええ。
食費もほんとバカになりません。
しょうもないパスタ2000円ぐらいするお店も多い。
バールでもパニーニ一個だいたい1000円。
それに飲み物をつけると1500円です。
ちなみにアメリカもランチ事情はかなり悪い。
現在、ドルはそれほど高くないですが、
アメリカはチップがつくのでこれまたランチはかなり割高。
だからビジネスマンが多いニューヨークでは手軽に安く食べれる
ベンダー(屋台)が大人気。
お昼時、
ホットドッグやファラフェル(ヒヨコ豆をつぶして揚げたコロッケで中近東の代表料理)、
シシカバブなどの屋台の前には、ブルックスブラザーズのスーツをパリっと着たジェントルマンたちが
群がっていることも珍しくありません。
同じようにお昼時、5番街を歩いていると、ビジネスマンが紙袋をさげて
颯爽と歩いている姿にも良く出くわします。
中身はオーボンパン(アメリカで人気のパン屋さん)のサンドイッチと
コーヒーだったりします。
それでもちょっとサンドイッチとサラダとコーヒ-で1000円はしますかね?
そこへいくとほんと日本のランチは世界一バリューがある!
生ハムとルッコラの前菜、牡蠣のクリーム煮パスタ、
その上、デザートにスイーツとエスプレッソまでついて1000円なんてお店はザラだもんね。
なんて、えらいんだ、日本は!
おうどんでも中華でもイタリアンでもフレンチでも
気の向くまま。
予算と目的、好みに合わせてチョイス出来るバリエーションの
豊富さも世界一だと思いますね。
そんなわけで、今年は2回ミラノに行きましたが食事情はタイヘン厳しいものでした。
しかし!そんなミラノで唯一これはお得!と思ったのが、
ミラノの一大ブランドストリート、モンテナポレオーネにある老舗カフェ「COVA」(上写真)。
普通に朝はクロワッサンとかカフェオレとか、
卵料理が出ますが、そういうのはかなりお高い。
でも、お昼時になると、アルコール系飲料を注文すれば、
ものすごくお得なアレコレが無料でついてくるのであります。
わたしもランチ時にアルコールを飲むのはどうもなぁ、と思いつつ、 他のお客がほとんどビールやワインやシャンパンを注文していて、 そこに必ず美味しそうなカナッペがついているのを横目で見ながら、 カンパリオレンジを注文。
すると、きました、きました。
にんじんやセロリ、アンディーブなどのスティックサラダに 小エビとアスパラガスのマヨネーズ和え、生ハム、オリーブス、 アンチョビなどがのっかったカナッペがこれでもかとついてきます。
スタンディングなら、カウンターにサラダやオリーブス、カナッペ、 チーズパイなどがずらりと並んでいて、こちらは食べ放題。
だからランチ時になるとビジネスマンがCOVAに押しかけ、 ビールやワイン、カクテルを注文。
無料でついてくるカナッペやサラダをご飯がわりにするというわけです。 もちろん、ランチ以外の時間帯でもこのサービスは同様。
小さなサラダひとつが3000円もする!というミラノで
これは驚くべき、リーズナブルなスタイル。
COVAはチョコレートやマロングラッセでも有名です。
東京の有楽町にも支店があるというから、さすがニッポン。
ミラノ本店のようなカナッペやサラダのサービスはあるのかしらん?
そこが問題だっ!
by madamregina | 2006-12-08 11:22 | Diary | Comments(0)