伊賀上野へ   

2006年 11月 24日


さて、この写真は何でしょう?

キーホルダーでしょっ?って
そりゃそうですがね。

手作りなのよ。

まったく柄じゃないんだけど、
おいらが制作したんでありますよっ。

昨日は、ちょっと仕事をかねて、晩秋の伊賀上野散策に行ってまいりました。

紅葉が胸にしみるほどきれいでした。

伊賀上野って400年以上の歴史がある城下町なんですよね。

100年以上も前に建った町屋や蔵のある日本家屋、
洋館の近代建築などが建ち並ぶまちなかは、まるで建築ミュージアムのよう。


伊賀上野は松尾芭蕉を生んだ町。
そして1200年以上の歴史を誇る伊賀焼き、
お茶の文化・・と歴史・文化的にもとっても優れた町なんですね。

忍者だけじゃ、ないんです。

それに何だか空気の粒子の一粒一粒が光っているような感じ。
いい「気」が流れています。

今回、そんな伊賀上野で、古くから伝わる伝統工芸「伊賀くみひも」に挑戦。

伊賀くみひもの老舗「廣澤徳三郎の店」にて先生にレッスンを受けながら、
一本一本おいらが編み上げました。

素敵でしょ?

ほんとこれまで「くみひも」
なんてまったく興味の対象外だったのですけどね、
さまざまな色合いの絹糸たちが織り成す、
神秘的なグラデーションと手触りの優しさにぞっこんです。

この伊賀くみひもがきっかけで、
すっかり伊賀上野に魅せられたおいら。


ここは日本のカントリーサイドにありながら、
実に凛として、
気品を感じさせる城下町でした。



廣澤徳三郎の店
TEL: 0595-21-1127
伝統的工芸品として知られる伊賀組み紐の
元祖・廣澤徳三郎が創始者のお店。

by madamregina | 2006-11-24 02:39 | Diary | Comments(0)