~ギィ・マルタン美食の世界~   

2009年 02月 17日

注:写真はル・ポンドシェルのHPより

大阪のフレンチレストラン「ル・ポンド・シェル」は
食通の間でも評判のお店ですが、

最近は足が遠のいておりました。

そういえば、2007年12月に、
大林組旧本店ビルに移転してから、
行ってないわね~(涙)。

大林組旧本店といえば、
大正モダニズムの名建築としても有名ですよね~。

さて、そんなル・ポンドシェルで
とっても魅惑的なイベントがあるのを発見!

なんと、同レストランの料理技術顧問のギィ・マルタン氏を招いての
料理フェア「ギィ・マルタン美食の世界」が開催されるのでありますよっ。

詳細はル・ポンドシェルHPのイベント覧を
チェックしてみてくださいね~。

2月18日(水曜)~22日(日曜)まで
パリに先駆けて、春の新作料理がいただけます。

ランチも10500円と、
このクラスのイベントとしては
すっごくリーズナブルだと思いますよ~。


それとは別に、
本国フランスでも
子供の食育に精力を注いでいるマルタン氏ならではの、
こんなイベントも開催されるとのこと。

~親子で学び 楽しむ フランス料理 お食事会~


以下のようにこれまた、素敵な内容ですが、
くーっ。
わたしには子供がいないので参加できないのが
あまりにも残念でございます~。
(友達の息子を借りていきたいっ)



日時 平成21年2月21日 土曜日
11:00受付

第一部 11:30
フランスの食育及びその歴史についてのお話

第二部 12:00 お食事会
 お子様はギィ・マルタンの授業を受けながら食育特別メニューを
親御様は別席にて授業風景をご覧になりながら、ランチメニューをお召し上がり頂きます。


第三部 13:30 ギィ・マルタンと親御様との交流会


料金 ¥15,000 (親子 お二人分)
お料理・お飲物・サービス料・消費税

会場 ルバンケット (ルポンドシエル 2F)

対象 8歳以上のお子様と 親御様



いやあ、もう日程が迫っておりますので、
いずれも定員に達しているかもしれませんが、
ご興味のある方は
直接お店に問い合わせてみてくださいませね。


ちなみにギィ・マルタン氏には
わたくし2度ほどお会いしております。

一度はインタビューで。
そしてもう一度はプライベートなパリ旅行で、
マルタンさんがシェフをされている
「ル・グランヴェフール」でお食事をしたとき。

「ル・グランヴェフール」
パリ、ルーブル美術館の近く、

パレロワイヤルの回廊沿いに佇む豪華絢爛なミシュランの星つきレストラン。



ここでシェフをつとめるのが、
サヴォア出身(スイス国境沿い)のシェフ

ギィ・マルタン氏。

ル・グランヴェフールは
パリのランドマークともいえる

超リュクスな空間です。





ジャン・コクトーやコレットはじめ

世界の要人たちがこぞって訪れた正真正銘の

3ツ星レストラン。

お店の古びたテーブルには、

当時この店を訪れた有名人たちの名前が刻まれています。




ビクトル・ユゴーが好きだった席もありますわよ~(ひゃーっ)

元ミッテラン、シラクさんたちも大好きなお店。

元小泉首相は自腹でここでランチを食べたそうよ。


オーナーはシャンパンメーカーであるテタンジェ。

シェフのマルタンは料理からマネジメントまで

一切をまかされているようで、

その重圧は大変なものだと想像します。



マルタンは、本当に誠実でまっすぐで

とても優しいジェントルマンでした。



「絵を描くのが大好きなんだ。週末は田舎で

ゆっくり庭の絵なんかを書いて過ごすんだよ」



そのせいか、彼のお皿は、色彩が美しく、

芸術的センスに溢れています。



「いつかは、自分の生まれ育ったサヴォアの村で

小さなビストロをしたいんだ。地の素材を使ってね」



なんて話してくれました。

そんなマルタンさん、
素敵なご本も出版されております。
その名も「シェフの哲学」



ル・ポンド・シェルでは
出版記念を祝っての
一夜限りのガラディナーも開催されるよう。

これにはぜひとも行きたいわたくしなのでありますっ!

ああ、誰か連れていってえええ!

by madamregina | 2009-02-17 00:04 | Diary | Comments(0)