サラ・ブライトマン@大阪城ホール |
2009年 03月 05日 |
3月2日、大阪城ホールで行なわれた、
サラ・ブライトマンのコンサートへ行って参りましたああ。
いやあ、不覚でありました。
サラがこれほどまでに、わたしを感動させてくれるとはっ?!
もはやヤバい状態よ。
本日3月5日、東京武道館で行なわれるライブにも
仕事がなければ、すっ飛んで行ってましたね。
この日は激寒。
さらに我が家から森之宮まで遠いし、
大阪城ホールは
ロイヤルアルバートホールの華やかさもないし(ごめん)
まあ、サラのクリスタルヴォイスをかる~く楽しめればいっか、
というぐらいの気持ちで座ったステージよりのシート。
そ、そ、それがあああああっ!
もはやOvertuneから、心臓鷲づかみ。
わたくしの魂は、あっという間に天空彼方へ~(ぶるぶる)
バックにはオケが入るのかしら?との予想をごきげんに裏切ってくれて、
ドラム、ベース、ギター、キーボード、パーカッションなどの編成で、
シンセサイザーの響きが広がりと奥行きを感じさせて、大満足。
さらにキーボード、ベース、ドラムはロック魂炸裂で、
オペラ座の怪人のときなんて、もうロック色満載で、
これぞ、ファントムの真髄と、ぞくぞくしました~。
(そういえば、カーテンコールのときに登場した、彼ら。
キアヌが着ていたマトリックス風のレザーコートなんかを羽織った人もいて、
きゃああーっ、カッコよすぎなのでありました)
それにしても、
サラの声、音域が100万倍パワーアップしておったのでありますよ。
ビジュアルも磨きぬかれて、ビューティホーのひとこと。
かつてロンドンで見た生サラとはまさに別人。
御年49歳とはとても信じられんっ。
マジですか?
セットも演出も素晴らしすぎましたっ!
今回のツアーのテーマは「journey=旅」ということで
3Dのスクリーンに、ゴシック建築のお城、森の中などが描かれ、
そこに10人ほどのダンサーが時には傘を持ったり、優雅に踊ったり。
また、水を一切使わないのに、
3Dの効果で、
シンクロナイズドスイミングのような演出で、
観客をファンタジーの世界へと誘ってくれます。
そして、今回の演出で、おおおっと驚いたのは、
寝ながら歌うサラが登場したこと。
いやあ、すっごい腹筋です。
宙吊り(!)もあり。
天井から吊り下げられたブランコに乗ったサラがゆっくりと降りてきて、
そして、また舞い上がる。
そこに落ちてくる紙吹雪。
どう?
もはや大阪城ホールびっしり満席のゲストたちは、
ここで完全に楽園の世界へ~。
衣装も夢のように美しかったです。
風に炎のように舞い上がる真紅のドレスから、
不思議の国のアリス風カクテルドレスまで、
上質なファッションショーのような楽しさもありました。
それにしても!
イタリアの人気テノール歌手、
アレッサンドロ・サフィーナとのデュエット"Canto Della Terra"も、
きゃあああーっ、もうめちゃくちゃ、死ぬほど良かったです!
全身鳥肌。
わたしはこのとき、不覚にも涙が出ちゃったのですが、
生のステージには、
この「不覚にも涙」という
感動を超えたところにある、
無条件の涙を出せるか、どうかが鍵だとわたくしは思っとります。
これがあるのは、100回観て、一度ぐらいです。
そういえば、以前Parisで佐渡裕さんにインタビューしたときに、
「本当に心の底から感動させてくれるコンサートはそれほど多いわけではありません。
でも100回に一度、ものすっごい感動をくれるから、
僕らは行き続けるんですよ」
みたいなことをおっしゃっていたと記憶しております。
本当、コンサートっていつもいつも感動させてくれるわけじゃないけど、
何度も何度も通う中で、
魂をかっさらわれるような、最高の瞬間にめぐり合わせてくれる。
それが、ライブの醍醐味よね~と
今回のサラのステージをみて、つくづく感じたのでした。
最後に
昨年ウィーンのシュテファン大寺院で行なわれたたった一度の
サラ・ブライトマンのコンサートのワンシーンです。
アレッサンドロ・サフィーナも登場しておりますよっ。
サラに負けず劣らず、素晴らしすぎます。
東京の人たち!
今夜武道館で追加公演がありますよっ!
ああ、新幹線飛び乗っていきたいわ~。
by madamregina | 2009-03-05 11:01 | Diary | Comments(0)