アラン・デュカスのラブレター@ブノワ大阪   

2010年 06月 03日

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先日、ル・コントワール・ド・ブノワで、とっても素敵な男性お二人と、

ランチをいただいてきましたー。

おひとりは、インテリジェンス溢れる、優雅なパリジャン、

ファブリス・ルノーさん。

あの、世界の頂点を極めるシェフ、アラン・デュカス氏が率いる、

アラン・デュカス・エンタープライズの日本代表でいらっしゃいます。

かっこいいよね。


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これまでも、そのお姿は、

私のブログでちらっとご登場いただいておりますが、

お写真が苦手とのことで、なかなかきちんと撮影できずでありました。

が、

今回は特別にしつこくお願いして、激写に成功。


お洒落だわー。

シャツはフランス製。

スーツは英国製ってところもなんともかっちょいいー。

そしてもちろん、フランス語、日本語もぺらぺらぺらーであります。




もうひとりは、ル・コントワール・ド・ブノワの顔ともいえる、

総支配人の山本良樹さん。

ゲストを一瞬で幸せにしてしまう、笑顔はいつものごとく。

ライトグレーの上質イタリアンなスーツが、今日も似合ってはりますねー。

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あのエレガントにして、フレンドリーな山本さんのサーブがないのは、

ちょっと寂しいわーと思っていたら、

あーっ、この方がいらして、一気にテーブルが華やかに!


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スタッフが、愛情をこめて「ちょいワルおやじ、ちょいワルソムリエ」と呼ぶ、

チーフソムリエの浦上さんが、シャンパンをついでくださいましたー。

まずは、大好物のアラン・デュカスのシャンパンから。

3人でかんぱーい。

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本日は大東シェフのおまかせで、3人ともお料理がすべて違いました。

まず最初に運ばれたわたしの前菜は、

タスマニア産サーモン。

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ぷりっぷりのフレッシュなサーモンは上品な脂がのって、

付け合せのベイビー野菜の小さな茎や葉っぱまで、滋味溢れる美味しさ炸裂です。

浦上さん、チョイスのこのワインとの相性もバツグン。


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ルノーさんのお皿はこちら。

中から卵の黄味がとろーりと出てきて、美味しそうでしたっ。

すいません。お料理の名前、忘れちゃったー(ひぃ)

次回はぜひ食べたいっ。

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そして、今回はじめていただいたのが、

いまブノワで、噂のクックポット。

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大阪近辺の地元で採れた、

ズッキーニ、コカブ、ニンジン、ラディッシュ、アスパラガス、インカイモ、

ビーツなど7種類の野菜の饗宴です。

きれいねー。

野菜だけでも、こんなに!


このクックポットは、世界中のアラン・デュカスのレストランで

楽しむことが出来ます。

でも、器は世界共通だけれど、

中に入る野菜は、世界中、それぞれの場所で採れた、

季節の野菜7種類ときのこ類を使った料理。

「しかも、ただ焼くだけという実にシンプルな調理法で、というルールが決められています。

それだけに焼く前の技術が問われる高度な料理ですね」

と山本さん。


余計な調理をすることなく、野菜の真髄を味わう。

これぞアランデュカスが提唱する、テロワールの本質的料理。


それを世界中のデュカスのレストランで展開するという、

なんともユニークな試みですよね。


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見た目もほんとに野菜のジュエリーボックスのようでしょ。

それぞれの甘み、旨み、大地と太陽の恵み、

生産者たちが愛情こめて、大切に育て上げた、野菜本来の美味しさとその命の味を、

大東シェフの見事なテクニックで昇華させた

身も心もすっごく優しくなるクックポットでした。



デュカスは子供の頃、自宅の菜園で採れた野菜を主役にした祖母の料理を、

こよなく愛していたそう。

そして、料理人となり、地中海料理と出逢ってからも、

野菜はデュカスにとって、なくてはならない大切な存在でした。





クックポットは、アラン・デュュカスの集大成ともいえる料理なんですよ。

1988年、彼が30代のときに3ツ星を獲得した南仏のレストラン『ルイ・キャーンズ』でも、

当事からローカルの野菜を駆使した料理を作って、大きな話題を呼んでいたんです。

高級とは、なにもフォアグラやキャビアやトリュフなど高価な素材を料理するだけではなく、

野菜を作る人の努力と情熱、そして、それを作る料理人の情熱がこもった一皿こそ

高級であると、デュカスは考えているんです。

このクックポットはそんなデュカスの野菜に対する愛情と情熱を具現化した代表的料理ですね」

とルノーさん


いやあ、ルノーさんの日本語うますぎますっ(笑)



随分前になりますが、

パリの,デュカスのお店では、

野菜やフォグラなど、レストランで使われる素材を仕入れている、

生産者たちのポートレートを、

絵画のように飾っていたと聞いて、衝撃を受けたことがありました。

高級なフレンチレストランのインテリアとして、

生産者の顔写真を飾るとはっ?!

それだけ、デュカスは生産者たちを大切にし、

お互いが強い絆で結ばれているということですね。


そういえば、フランスの鬼才、フィリップ・スタルクは、

「空間に詩を描く」インテリアデザイナーと言われるけど、

世界的料理人、アラン・デュカスは、

野菜で詩を描く

とわたくし、思いました。

そんなわけで、このクックポットは、

世界中の人に向けた、


アラン・デュカスからのラブレター

彼の料理人としての、熱い想いを封じこめた野菜へのオマージュなのです。


NYで、ロンドンで、パリで・・・

世界各地のデュカスのレストランで、食べ比べるのもいいわねー。


もちろん、「ベージュ アラン・デュカス 東京」

「ビストロ ブノワ」でも楽しめますよー。


そして本日のメインは、大和ポークでしたー。

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ひえええーっ。脂身がもうーっ、美味しすぎるー。

ぜんぜんくどくなくて、甘くて、ジューシーで、

この塊全部、脂身にしてくださいっ!とお願いしたいほど。

いやあ、それにしても、わたくし、なんという、アブラギッシュな女でしょうかっ?!
(自分でもびびりますわ)

でもわたしは、子供の頃からステーキは、脂身命だったし、

すき焼きの脂はときどき食べてました(ぎょえええーっ)

とんかつはいまもロース一筋だし(ひー)、

イタリアの生ハムクラテッロを食べたときも

同席の人たちに、「あの、わたしには脂身だけください。赤身はいらんです。

脂身だけよこしてくださいませ」

としつこく懇願し、嫌がられておりましたっけ。


そりゃ、脂身ばかり食べたらカラダにはあまり良くないでしょうよ。

でもいいの、また走るから(がるぅっ)

というわけで、

デセールは、山本さんおすすめのこちら、ヴァシュラン ヴァニラにしましたー。

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食べる直前に目の前で、とろとろーんと、フランボワーズのソースをかけてくれます。

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山本さんが、「こうして、砕いて、一緒に食べるとさらに美味しいですよ」

といつものように、いちばん美味しい食べ方をレクチャーをしてくださいました。

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その通りにしたら、わああーっ、さくさくっとした歯ざわりまで楽しめて、

さすが、プロフェショナルのアドバイス。美味しかったー。

最後は、カプチーノです。

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今日のハートマークを作ってくれたのは、この方、芦塚さん(カメラを向けられてちょっと緊張気味)

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そして、大東シェフ。

この方もシャイでいらっしゃいますが、お料理への愛と情熱は、凄いよー。

デュカスも信頼を置く、その実力は揺るぎなく、ますます進化しています。

どこか歌舞伎役者の風情にも似て・・・。

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関西電力のCMでは師匠、アラン・デュカスと共演。

デュカスに「セ・ボンっ!」と言われいるあのシーン、おなじみですよね~。



そして、ルノーさんのもう一枚の秘蔵写真もUPしちゃいます。
(ごめんなさいっ、ルノーさん)


写真は苦手・・・という表情と共にどこかいたづらっぽい瞳が

素敵ですからっ、ルノーさん。


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ルノーさんは、アラン・デュカス氏が最も信頼を置く、

右腕&左腕的存在で、デュカス氏が来日されるときは、いつも、ルノーさんも同行されます。



もちろん、お仕事はグループ、アラン・デュカスでのビジネス面でのご活躍がメインですが、

アラン・デュカスへのインタビューの際には、いつも通訳も務められて、

お世話になりまくっています。

たとえば、わたくしなど、日本語の質問でもときどきおかしくなるんですが(ほんまになんで?)

その言葉を

瞬時に理解してくださる頭の良さ、勘のよさも、ズバ抜けてます。


まさに1言えば、100を理解してくれるというか。

そして、その言葉をスピーディーに仏語でデュカス氏に伝えて、

またデュカス氏の仏語を日本語に置き換えてくださる、

言語能力のレベルの高さも特筆ものっ。




外国の方へのインタビューって、

正直、通訳の人の能力次第なんですわ。


たとえばわたしの質問を日本語から英語やイタリア語、フランス語に変換するために、

頭でじっくり考えているうちに、

取材されている本人を待たせ過ぎて、いらつかせたり、

またもどかしくて、本人にかわって、勝手に自分が答えちゃったりする人とかもいらして(笑)

これまでわたくし、海外での取材ではさんざん、泣かされてきました。

それゆえ、

ルノーさんの凄さが身に染みてわかるんです。

まさに舌を巻く、並外れた通訳能力と美しい日本語。

わたくし、いつもひえええーっとひれ伏すような感動を覚えておりましたから。


そして、何より、

デュカス氏の目指すビジョン、想い、料理哲学を誰よりも深く理解していなければ、

とても出来る仕事ではないと思います。

そんなルノーさんの人間的魅力と、

知性に裏付けられた見事な仕事っぷりはライターたちの間でも評判なんですよね。


ところで、

こちらは前回マルシェの記者発表で、

来日されたときのアラン・デュカス氏です。

わたしがはじめてお会いしたとき、ムッシュはまだ若かったですが、

あれから15年あまり。大きくサクセスされて、いまや円熟の極みですね~。

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こちらはそのときの来日の際のご挨拶の様子。


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そしてこの写真は、わたしがデュカス氏をインタビューしたときの、

ルノーさんとの2ショットです。ルノーさん、真剣な表情です。

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いやはや、今回は、おしゃべりが楽しすぎて、

お料理の説明や写真があまりなくて、すいませーん。


レストランビジネスのエキスパート、ルノーさんと、

サービスのプロ、ブノワのスター、山本さんという超男前なお二人と

ご一緒した今回のブノワのランチ、ほんっとに贅沢な時間でした。

そして、やっぱり、美味しかったわー。


ルノーさん、山本さん、


ほんとにありがとうございました!


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アラン・デュカスやブノワ大阪について書いたこれまでの記事はこちら。


アラン・デュカスのマルシェ・ド・大阪テロワール@ブノワ大阪

ブノワ@星降るロワールのディナー

フードフランス2009

マドモアゼルの会@ブノワ

アラン・デュカスの世界一美味しいスープ

by madamregina | 2010-06-03 16:17 | Alan Ducas | Comments(11)

Commented by ちなつ at 2010-06-04 07:24 x
あーなんて素敵な色合いなんでしょう!!
美味しそう!!

フランスのものは料理にしろ、ワインにしろ色気がありますねえ。
最近「色気」に接したのはいつだったかしら。。(笑)

私の住んでるミラノにはこんな素敵な店ありませんっ。(怒)
ファブリス氏、髪の毛のぼさぼさが気になりますが
まじめそうな方。

何よりブノアの家具はやっぱり素敵。
家の内装の参考にします。

皆さんの仕事着はやはりニースのクレメント社のものなんですね。
実はウチもそうなんです。
次回夏に日本に行ったときにはぜひ行きたい!!

そのときはばっちり決めて、
マダム松澤のブログ見てきたって言っちゃいますっ。
Commented by ykiki28 at 2010-06-04 13:20
♪♪マダム松澤さま!!

いつもいつもため息の出るようなブログを読ませていただいて
ありがとうございます!!

ルノー氏の笑顔は本当にキュートでありますね!!
総支配人の山本氏は少しぽっちゃりされましたか?
(以前お邪魔した時の印象が
たちあがれ日本に公認された杉村氏と感じが似ているねと
友人と話しておりましたよ!)

近々、東京に参りますので
「ベージュ アラン・デュカス 東京」は
ちと無理かもしれませんが
青山のブノワは是非とも突撃してみたいと思います!!

Commented by アリス at 2010-06-04 23:36 x
★松澤様~

ルノー氏は「インテリジェンス溢れる、優雅なパリジャン」
まさにそんな素敵な雰囲気の魅力あふれる方のようですね!
もちろん日本男児も負けてはおりませんが。

クックポット本当に美しい野菜たち
鮮やかな色合いがまるで
宝石箱のジュエリーのようですよね!
まさにマダムの言葉通り
こちらはいただくときれいになれそう
ビタミンもたっぷりですね。

アラン・デュカスは、
「野菜で詩を描く」なんてこれもまた
マダムの名言ですね!
本当に芸術ですよね!
思わずなるほどさすがマダムと
うなずきました!

お引越しすると梅田が近くなります。
又ゆっくりお食事に伺いたい
お店です。









マダムの

Commented by madamregina at 2010-06-05 00:13
☆ちなつさまっ

ほんとですよねー。
そう言われて見れば、フランス料理って、お料理もワインもそうですが、
前菜からはじまって、
デザートまでの、すべてが
色気ありますよね。
だから、恋しはじめた男女が、
お洒落して、食べに行きたくなる
お料理なんですね。

まぁ、ミラノにお住まいなんて、素敵!
わたしがミラノでいちばん美味しいなと思ったのは、
レストランペックでしょうか?

お料理もさることながら、サービスはなかなか、色気がありました
笑。

ニースのクレメント社をご存知とは、ちなつさまは、レストランをされているんですか?素敵。
フランスの制服って、これまた
機能性だけでない、色気がありますよね。

あっ、ルノーさん、この日は、
めちゃめちゃスケジュールびっしりで、
東京から駆けつけて来られたばかりで、とてもお忙しそうでした。
おっしゃる通り、とても真面目で、バツグンに頭のいい方。
そして、上質な色気のある方です。

関西にいらした時は、ぜひぜひ、
ブノワに!
よろしければ、わたくし、
お供させていただきます!
あうっ、ご迷惑かなー。
Commented by madamregina at 2010-06-05 00:21
☆キキさまっ

この日のブノワも、
ほんとに美味しかったです。

クックポットは、シンプルにして、とても饒舌なひと皿でした。

ルノーさん、とても素敵でしょ?
大阪人の本質についてもとてもよく理解されていて、その
鋭い考察も、興味深かったです。

東京のブノワは、大阪より、さらにパリっぽいですよ、とルノーさんが言っておられました。
楽しんできてくださいね!
Commented by madamregina at 2010-06-05 00:28
☆アリスさまっ

このクックポットは、
ほんとにデュカスの野菜への愛と情熱がびっしりつまっていて、食べたあと、ほんわか、
幸せな気持ちになりました。

ルノーさんは、周りの人をほっとさせるオーラもお持ちでした。

ブノワは、お料理の美味しさもさることながら、
総支配人山本さんはじめ、スタッフの方々の、
ホスピタリティーも素晴らしいです。
ぜひ、ご主人と、素敵な時間を過ごしに行ってくださいね!
Commented at 2010-06-06 09:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yuricoz at 2010-06-07 15:57
素敵なランチだったのですね~
うっとり。。。

ブノワさんは、野菜が多いところがすばらしい♪
と思っていたら、こんなに素敵なお料理も♪

昼からシャンパンで乾杯♪
これもWでうらやましいですっ^^
Commented by madamregina at 2010-06-08 01:37
☆チャロさまっ

はじめまして!
ayaさんのお友だちでいらっしゃるんですねー。
ブノワは、お料理ももちろんですが、33階という、素晴らしい眺め
と、空間の心地よさも
特筆ものです。
なによりスタッフがとても楽しげに立ち働いていて、
思わず元気がでます。
ぜひぜひ、一度ランチから
訪れてみてくださいね。

水曜日いらしてくださるんですね。ありがとうございます。
すごく内容の濃いお花の会に
なりそうです!
Commented by madamregina at 2010-06-08 01:40
☆ゆりちゃーんっ

ブノワさん、やっぱり
美味しかったー。
ま、素敵な男性二人と一緒
と言うこともありましたが、
行くたび新たな感動を
もらえる稀有なレストランです!

明後日の大阪の陣、
むちゃくちゃ楽しみっ。
しかし、わたしは、お仕事なんで、
ちょっと、キンチョーなんですけど。
再会を楽しみにしとりますっ!
Commented by ちょと at 2011-03-09 07:24 x
確かルノー君はパリジャンではなかったと思いますが…でも、真面目で感じのいい人ですよね