お手本はやっぱり、Parisのマダム |
2011年 02月 14日 |
お洒落の達人・・・というと、
やっぱり、パリのマダムを思い描いてしまいます。
アメリカやイギリスにはね~。
目を見張るお洒落さんは少ないです。
いえ、もちろん、NYのアッパーイーストあたりを闊歩する、
クロコにダイヤモンドの留め金(ひーっ)なんていう、バーキンを持った
強烈なマダムに遭遇したり、
ラルフローレン本店のホームウェア売り場で
カシミヤのクッションを優雅に選ぶ、ジャッキースタイルの、
ファッションブルな方たちも見かけたりはしますが、
パリのマダムの、あのこなれ具合には、かなわないねー。
彼女たち、とにかく、やりたい放題ですから。
他人の真似なんてもってのほか。
ファッション雑誌の押し売りなんて、憎んでるほど(笑)
流行なんて、何それ?という小気味いいまでの、
わが道一直線、女のお洒落道は、真実一路な、人が多い。
でも、そのコーディネートは、そんじょそこらのオネエちゃんが
逆立ちしても、決してかないません。
その人の、これまでの、
歴史やキャリアや恋や失恋や結婚や離婚なんていう、
女の人生がギュっとつまっているような
奥深く、味わい深い、ファッションです。
というわけで、前置きが長くなりましたが(いつもだけど)
今回レジィーナ ロマンティコで、ご紹介するのは、
パリのマダム風コンサヴァスーツです。
どう?
このスーツはオーナーデザイナー阪口社長の、イチオシスーツ。
「コンサヴァだけれど、ちょっとパリ風エスプリで、
ひねりを加えた、古き良き女優スタイル」がコンセプト。
また、バービーコレクターでもあり、奥様は魔女のサマンサスタイルを
こよなく愛する、阪口社長。
そんなバービーとサマンサのエッセンスもちらりと効いた、
一見、オーセンティックなスーツながら、
実はとっても、表情豊かな、お洒落なスーツなのであります。
パールをしても、素敵だけれど、
白いパンツやジーンズに合わせたりして、
ちょっとドレスダウンした、着こなしも楽しめるスーツだよね。
わたしが目指すのは、やっぱりカトリーヌ・ドヌーブな女(言ったもんがちっ。ひーっ)
あるいは、ジャンヌ・モローのような女。
はたまた、ジェーン・バーキンのような女であります。
そういえば、カトリーヌ・ドヌーブが徹子の部屋にゲスト出演したとき、
どんな格好だったと思う?
ごく普通のセーターに、パイソンのタイトスカートよ。
その、力抜けてるけど、高度なファッションセンスに痺れたましたわ。
それにしても、
パリの街を歩いていて、
びっくりするのは、もう70歳はぜったい過ぎてるやろーっておばあさんでも、
めちゃくちゃ女を意識してるってことであります。
以前、パリに仕事で行ったとき、
メトロで、実にセクシーなおばあちゃんに出くわしました。
髪は銀髪。でも、ビシっと口紅真紅で。
パステルの優しいピンク(!)のセーターに
年代を感じさせるエルメスの香水ビンがついた皮のペンダント。
スエードのベージュのタイトスカートに、靴は5センチぐらいのヒールです。
きょえええーっ。
そして、ブランドもんじゃない、上質な皮のバッグ。
イカしてましたね~。
もちろん、フォーブルサントノレあたりを歩く、
ゴージャス!リュクス!リッチ!な、
毛皮&ジュエリーざくざくの、バーキンマダムも素敵ですが、
メトロの女も負けてません。
あっぱれです。パリの女。
わたしは仕事だったので、
アバクロのボーイズいつものカーゴパンツに、
ジョギングスーツっていう、女捨ててるカッコウで、
激しく恥じました。
どこかで読みましたが、
パリはいい女を作る街だそうです。
そういえば、わたしが憧れる女、岸恵子。
彼女もパリの街いよって育てられ、素敵に歳を重ねた、
パリのマダムの代表ですよね~。
まだまだ1000年ぐらいは修行しなきゃ、なわしですが、
レジィーナのお服を着て、
気分だけは、パリのマダムよっ。ひーっ。
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by madamregina | 2011-02-14 22:28 | Regina Romantico