2年ぶりの、バリ島   

2011年 10月 30日
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どもどもどもーっ。

みなさまがこのブログをご覧になる頃には、

わたくし、バリ島におります。


いやあ、2年ぶりのバリです。

バリ島はわたしにとって、とーっても、思い出深い場所。

レジィーナ ロマンティコのオーナーデザイナー、

阪口元美さんと運命の再会をした島でもあります。

あのとき、彼女とコモシャンバラエステートで再会しなければ、

こうして、レジィーナのお洋服の魅力に出遭うこともなかったと思うの。

元美さんとの再会は、

公私共に、大きなターニングポイントになりました。

そんな彼女との素敵な縁を作ってくれたバリ島は、

わたしにとって、やっぱり特別な場所。

また、そのことは改めて書きたいと思うのであります。




今日は、バリ島とわたしの出会いについて・・・。


以下の文章は、はじめてバリ島を訪れたとき、書いたものですが、

私のこれまでの旅の歴史(大げさやな)にもちょっくら触れております。

ほんと、かつてのわたくしにとって、バリ島は、まったく興味のないところだったのよね。


そんなわたしが、なぜバリ島を目指したのか?




良かったら、読んでくださいましー。

長いよー。

しかも写真はないし(ひーっ)


現地からまたブログアップできればいたしますねー。

ちなみにトップの写真は、

大好きなアマンキラ。My favorite placeの最後にも写真を載せております。



そして、こちらはウブドのバイスロイバリです。

このホテルのバレから望む、深いウブドの森はこの世のものとは思えないほど、素敵。



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バリ島の魔力




バリ島から帰って、早一週間。


さっきスーツケースに残ってたビニール袋を取り出すとき、
ウブドの森に咲いていたフランジパニの香りが漂ってきて、
ひやあああ、涙でそうになりました。

またすぐに還りたくなったわー。
(行きたいというより還りたいってこともまた、バリなんですわ)

それにしても、
ウカツだった。

まさか、おいらがバリ島に魅せられるとはっ?

思いもよらなんだことであります。

というのも、
この20年、わたくし、
アジアとはまったく無縁の旅を送ってきました。

アジアが嫌いとか好きっていう問題とは
ぜんぜん違って、、
まったく興味がなかったということなんであります。

旅へのベクトルは
アメリカやヨーロッパにしか向けられず、
振り返ればこの20年,
あまりにも同じ都市ばかり行き来していたことに
気がつき、
愕然としたのでありますっ。


確か1988年ぐらいから約20年の間は、
NYとニューイングランドとハワイばっかし。
それも一年に3〜4回、ほぼ3〜4週間ずつ。


そういえば、明日はアメリカの独立記念日です。
約20年近く、7月4日のJuly 4thは
毎年アメリカのどこかにいましたっけ(遠い目)。

いつも行程は決まってます。
日本→NY→車でボストンまで。
途中、ニューヘヴンとか、ニューポートとか
コネティカットの森のカントリーハウスにステイして、
コンコードの川をカヌーで渡ったり。

JFKジュニアとキャロラインが飛行機事故で
亡くなった、マーサスヴィニヤードや
ジャッキーが好きだった、ハイアニス、
ケープコッドは
おいらの夏の定番でした。

これまた毎夏レノックスで
タングルウッド音楽祭を取材するのも恒例。
ヨーヨーマも小澤さんも輝いてました。

ニューイングンラドはたぶん、
わたしがいちばん通いつめたデスティネーションで、
メイン州の山奥にあるバーや
ヴァーモント州の雪の深いイン、
ハリウッドスターがウエディングをあげる
海辺のコテージや、
あらゆるところで春、夏、秋、冬を
過ごしました。

どっぷりアメリカ東海岸よね。

ま、ニューイングランドはおいらのライフワーク的な
場所でしたし、
それも仕方ないんですが、
そこまで回数重ねなくても・・・って感じよね。

帰りは必ずハワイに立ち寄りっ。

だってハワイにストップしても、
エア代ほとんど変わらなかったし・・。



ま、この間、ラスベガスやカリフォルニアももれなく。
オランダやフランスやロンドンにも
通いつめ、
そんな中でもバリのアマンが凄いらしいと聞いたり、
バリ島にオープンしたFSもいいよっと
聞いていましたが、まったく耳に入らず。

そんなわたしが、
なぜバリ島を目指したか・・・というと、
きっかけは内田樹先生が
バリについて書かれたブログでした。


そうやったんやー。
そうやったんやー。

詳細は内田先生のブログをご覧いただくとして、
わたしがむむむっとなった箇所はこんなくだりです。

>バリはよい。
私は地の気に感応するタイプであるので、土地の気がよいと眠りが深い。
バリは眠りが深い。

>善神悪神魑魅魍魎があたりを跳梁跋扈しているのだが、ある種の整序をなしているので、それが霊的な交響楽のようにここちよく人間の身体には感知せらるるのではないかと思う。


>むかし、ある科学者がリピーターの多いリゾートとリピーターが少ないリゾートのあいだの土地の磁気を比較するということを思いついた。
結果は予想されたとおり、リピーターの多いリゾートは地磁気が有意に高かった。
バリもその一つに入っていた。
つまり、バリのビーチで眠っていると、全身に「ピップエレキバン」を貼られたような状態になるわけである。
肩凝りもほぐれよう。




全身ピップエレキバン張られたみたいに
心地いい島って・・・
おおお、深く眠りたい。

そんなわけで、バリを目指したわたくし。

動機は、いたって単純。

深く深く、眠りたかったのー。

以後続く~。

by madamregina | 2011-10-30 10:12 | Bali