Advanced Style -ニューヨークで見つけた上級者のおしゃれスナップ   

2013年 06月 27日
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アメリカで大絶賛されたこの写真集、


Advenced Style

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以前、VOGUEで、紹介されているのを見て、


表紙だけは記憶していたんだけどね。


ページを開いてみて、




きゃーーーーーーーーーっ、


のけぞった。



私の人生観をも変えてしまう、

こーんなにチャーミングで、むっちゃくちゃかっこよくて、

死ぬほどファッショナブルな、凄マダムたちがいたなんて!






そんな60歳〜100歳までの、


素敵すぎる、「凄マダム」たちを撮影したのは、この人。

アリ・セス・コーエン氏。



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小さな頃から、美しい大人の女性に魅せられてきた彼。

ベストフレンドは祖母のブルマだった。

グランマ・ブルマは、いつも言っていた。

「ニューヨークにこそ、クリエイティブのすべてが詰まっているのよ」

と。


彼は大人になって、NYへやってきた。


そしてこの街で見かけた、飛び切り素敵な大人の女性たちを

撮りはじめ、


ブログを立ち上げ、UPしたのが、


この写真集がうまれたきっかけ。


もちろん、彼はいまも、


NYで素敵なマダムたちを撮り続けていて、

Advanced Styleのブログは日々UPされています。


えと、こちらにご紹介した、写真の中には、

彼の最近のブログから抜粋したものもあります。


本来、こんな形で作品をUPすることは、NGだけど、

彼女たちの魅力をひとりでも多くの人にわかってもらえるなら、

アリはきっと大喜びで、許してくれると思うんだ。





さて!

私にもういちど、「ファッションとは何ぞや?」について考えさせてくれた、

マダムたち、


ひたすら、素敵。


かっこいい!


ブランドも、トレンドも、

ファッションという定義さえ、


いゃあ、すべてを、超越し、圧する魅力があります。

彼女たちの生き様そのものが、ファッションなんですね。







写真集のトップに登場していた、彼女、ローズは100歳。

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この100年間、彼女はファッションに対する鋭い審美眼を磨いてきた(凄)

「もし、みんなが着ているのであれば、それはわたしが着るものではないわ」

そんなローズの、

エルメスのベルトと金無垢のロレックスの時計が、お揃いだったので、

私は、大喜びよ。

ローズはエルメスのベルトがとってもお気に入りなんだね。

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そうか。これから100歳まで、エルメスのベルトも時計もだいじにとっておこう・・と

良く写真を見たら、エルメスのベルトほど新品。

やっぱりもう一回ぐらいは買い換えないといけないね(およよ)


この人は、かっこよすぎる。

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これだけのスタイルをこの年齢まで(いくつか知らないけど、たぶん75歳ぐらい?)

キープし続ける、根性だけでも、脱帽だ。

さらに色っぽい。

骨の髄まで、女を貫いてるじゃないか。

いかにも、マンハッタンの高級住宅街、

アッパーイーストサイドの、住人。

お金持ちのマダムとプードルは、お約束だけど、

彼女は、パンクなスピリットも、感じさせて、


ひゃー、マジでかっこいい。




色使いがもう、しびれる。


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彼女のこの古着のスカート、激しく欲しい!と思ったです。

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そして、ウエスト・ビレッジ在住の作家、アリス・カーレー。

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アーミーネイビーのシャツを

こんなにかっこよく着こなす人、

はじめて見た。

若いころはトレンドを追いかけていたそうです。

そこから、確立した、真のスタイルがあるよね。




わーん。このマダムもかっこいい!

グレンチェックと帽子とスカーフでこれほど、上級の着こなしが、

あなたできますか?私はできませんっ。


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ケリーもこんな風に持つと、いいね〜。


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やっぱりケリーも馬琴も売り飛ばさずに、100歳まで持っておこう。


CHANELのジャケットをこんなチノパンに合わせて、

こんなにイカした人も、はじめてみた。


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やっぱり帽子は、アドバンスドスタイルに欠かせないアイテムね。


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何気ないけど、自分のスタイルをばっちり持ってるマダムたち。


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それにしても、なんて、みんないきいきしてるんだ!


ブランドものなんて!という人も、

ブランドには興味ないわ!という人もここには、いない、たぶん。

若い頃はCHANELやエルメスがGUCCIやセリーヌやヴァレンティノや

プッチや、もう、あらゆるファッションを遊びつくして、

結果、到達した、自分だけのスタイル。

圧倒される。




私は正直言いますと、

これまで「年とったもん勝ち」とか、「老人力」とか、

「年とることが楽しくって仕方ない」なんて言うことに対して、

やっぱりどこかで、無理あるよな〜と思ってた。


そして、年をとることは、どれだけ言い訳しても、

やっぱりつらく、哀しいことであるよなぁ、

と悲観的だった。



でも、彼女たちを見ていると、

若い頃のぴっちぴちの肌や、ナイスボディや、みずみずしい髪を

たとえ、少しずつなくしていったとしても、

それと引き換えに得るものの方が、

実はうんと多いんだ、と思わせてくれる。


大好きなラルフ・ローレンもレジィーナロマンティコの服も、

これから20年、30年、40年とずっとずっと着続けて、

80歳になっても、90歳になっても、

「ね、これどう?」

とお友達とお茶しながら、ファッションについて語りたい。





そして、この写真集を最後まで見て、

何より、私が素晴らしいな、思ったのは、

100歳になっても、自分の好きなものを着て、楽しもうとする、

ネバーギブアップの精神。


100歳のルースは、

毎週ピラティスに通い、ウェイトリフティング、ストレッチをして、

万全の状態にしている。

彼女はコーディネートが完璧じゃないと、

家のドアから外へさえも出ないそう。

「郵便受けまで行く間に、誰と会うかわからないものね」



この人も強烈に素敵だ。


アーティストであり、キャバレーパフォーマーでもある、

つけまが超ラブリーな、イロナ、91歳。


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「人の真似をしすぎると、誰でもなくなってしまうわ。
まわりと比べないこと。あなたはあなたでしかないんだから!」




最後は、私がいちばん好きなマダム、

このトップでCHANELのバッグを抱えている、80歳のジョイス。

アリが本の中で書いているように、

「彼女はクラシック・ビューティーとその魅力の縮図なのである」


ジョイス曰く

クオリティは年齢によって洗練されていくものなのだと。



勝ち負けで、ファッションを語るのも、何かと思うのですけどね(笑)

若いかっこい女の子たちも、

そして私も、彼女たちに完全に負けてます。





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そして。

最近のファッション誌ってほんとにおもしろみに欠けるよなぁ、

真似したいっていうお手本も、ないよな〜、思っていた私にとって、

この本こそ、最高のスタイルのバイブルになるだろう。


彼女たちの着こなしには、

これまで人生で学んだきたことすべてがつまっています。

恋や別れや、夢や絶望や、

そして子育て、仕事、旅、・・・。



この写真集はファッションがいかに、雄弁なる自己表現の手段であり、

自分を物語るものであるか、

そして、人生を豊かにしてくれるものであるか、ということを教えてくれる。


でね、ここにいるマダムたちは、

やっぱり、素敵なパールやCHANELのブローチ、バッグが大好き。

なんだか、この本をめくっているうちに、

エレガントなパールやCHANELのジュエリー、

そして新しいバッグが欲しくなった私ですーーーー。

by madamregina | 2013-06-27 09:24 | Fashion