【ヒラリー 〜大統領にいちばん近い女の真実〜】 |
2016年 02月 01日 |
さて!
今日からはじまったアメリカの大統領選。
そして!女性の大統領が現実味を浴びる中、
登場ですよ、
この人が!
ヒラリー・クリントン!
いっときは米VOGUEの表紙を飾ったりして、
かなりお洒落にも気を配り、
スリムにもなっていましたが、
いまテレビで観る彼女・・・
服装も地味、髪型もスタイリストぜったいついてない(笑)
でも、そんなことかまってられるかいな?!
という、
むき出しの姿が、返ってかっこいい!
好感持てます。
ヒラリーも、もう70歳なんですね〜。
で!
この本は、
大統領に最も有力な女、ヒラリーの素顔について、
書かれたもの。
著者はわたしが敬愛する、
岸本裕紀子さんです。
お仕事でも何度もご一緒した、
岸本さんは、
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、
ノンノ編集部で活躍・・という異色の経歴の持ち主。
その後NYに渡米し、
書かれた『ニューヨークでお買い物』はわたしのバイブル的存在になるほど、
わたしのNYへの扉を大きく開いてくれた本でした。
いやお買い物しすぎたけどねw
いや、ヒラリーにもどって。
彼女はファーストレディ時代から、
高慢で、人間味にかけ、裏表があり、信頼できなと、
嫌われる一方で、
熱烈な支持者も多い、
すっごくユニークは女。
でも、人にはそんな両面、いや多面があるのは当然で、
誰にでもいい人なんて、
逆に、余計信用できないよね(笑)
好き嫌いが多い人ほど、
魅力的な人物が多いとわたしは思います。
本書は、
ヒラリーがなぜ、そこまで人々の心を揺さぶる人物なのか、
そこに踏み込んだ、稀有な本だと思います。
ちなみに
わたしはいまWOWOWで連載中の海外ドラマ、
ホワイトハウスを舞台にした、
「スキャンダル」の大ファンなんだけど、
わたしがやってみたい仕事№1は、
実はスキャンダルの主人公、オリヴィアのように、
大統領の裏でややこしいスキャンダルをももみ消す、
フィクサー(笑)
めちゃやりがいありそうよね。
このドラマでは、大統領の資質のない男でも、
裏方の手腕次第で、
大統領にものぼりつめることができる・・
と描いていますが、
トランプとかは、
そのへんのマスコミ操作にめちゃ長けた人が、
バックについてるような感じよね。
そんなわけで、
岸本さんのこの本、
ぜひご一読を。
by madamregina | 2016-02-01 12:47 | Book