この平等な時代に、唯一ヒエラルキーを見せつけられる場所、 それが飛行機のクラス! |
2017年 07月 10日 |
と言うわけで、
【エアラインビッチまたはヒエラルキーの話】
またまた行きますよ。
エアラインネタ。
ちなみにエアライアンビッチっていうのは、
エアラインにまつわるあれこれ・・・つまり、
空港ラウンジやファーストクラス、ビジネスクラスの話などをさりげなーく自慢しつつ、
いかに自分がリッチでセレブな環境にいるかをアピールする、
せこいビッチのことらしい。
はじめてその話を聞いたときは、
すかさず、
それってわしのことですかー?って思ったわよーっ(ひーーーーーーっ)
ブログでも、あれこれ、エアラインネタ、書いておりますからね。
あ、しかしほとんどがエコノミーについて書いたことやんかーっ。
これでエアラインビッチと呼べるのかっ?!
ま、それはさておき。
我が心の恋人、Michael Ballがイギリスでまた、ミュージカルの舞台に立つので、
ちょっくら行くか…と、思ったんです。
しかしですがな、奥さん。
ロンドン行きエアチケットは、
実に困難を極めるんでがす。
というのも、旅行貯金はもはやすっからかん。
J◯LのマイルもLondonは特典旅行が取りにくく(っていうかほぼ全滅。許せん)
そんなの、マイケル君の公演に合わせて取るのは不可能。
で、以前乗った、
アシアナのビジネスがけっこうお安かったので、
調べると、ひえええ、当時より10万上がっとるやないかーっ(きーっ)
えっと、
J◯LやA◯Aさんは言うだけ虚しくなりますが、
60万から80万ぐらいです。たぶん。
そりゃ、お仕事で役員さんが経費で乗るなら、それぐらい平気で出せるでしょうよ。
しかし、わたしら女工哀史が血と汗と涙にまみれながら
一生懸命働いて(ほんまか?)
貯めた¥¥¥¥¥¥で、
そんな高杉チケット買えますかいなって話よっ。
知性が許さん(ってイミフ)
もはや軽自動車の値段じゃないかーーーーーっ。
相方に嘆くと、それならエコノミーで行ったらええやん?
「いや、きみはエコノミーというより貨物やな」
とか言われましたが、ごもっとも。
そりゃわたしはエコノミーの女よっ。
がしかし。もう、わしもええ年です。腰も痛いしさー。
エコノミーで10数時間揺られたら、途中で即死するかもしれん・・・
以前、
ハワイ線でどえらい目にあったしな。
もちろん、あのエコの真ん中の5席全部、わたしにくれるというのなら、
大喜びでのりますけどなっ。
しかし、最近のエアーったら、もはや両隣が空席なんてことありえんわけよ。
ぎっしぎしのぴっちぴっち。
ちなみに、エコノミーの女の悲劇についてはまた、アップいたしますよ、こんどね。
そう言えば、
わしだって、
ファーストクラスの女になったことあるんやー
ロケのとき、仕事でエアフラのビジネスに乗せてもらったら、
いつもFにUGしてくださったのですよーっ。
そんな話ももはや20億年前の話か・・・・
そんな過去の栄光、
わしのすっとこどっこい、
『キャビアはないんかい?ファーーストクラスな体験記』
も、また、アップいたしますが…(いらんと思いますが)
そういえば、わたしの大好きなイギリスの超人気TVコメディドラマ、
アブファブこと Absolutely Fabulousにも、
爆笑のエアラインネタが出てきます。
このドラマ、
ファッション業界に生きる(しかし仕事はそっちのけ)
幼馴染みのエディナとパッツィーの大爆笑コンビのセリフとファッションが、
サイッコー中のサイッコーです。
まだ観てない人、ぜったい観るべき!
この二人がファーストクラスに乗ると、
ただで飲めるお酒は飲み放題、
さらにたくさんもらって、
ポケットに入れ放題。
ポケットにただのもの入れすぎて、パンパン。
で、パッチィ(金髪の方)酔っ払ってふらふら〜。
で、わたしも彼女たちを見習って、アシアナ航空乗った時に、
お食事のときに出る、巷で密かな人気、奪い合い必至の「チューブのコチジャン」を
すかさずアディショナルに頂きまして、
ポケットに入れときましたっ(まだ使ってないけど)
それに、J◯Lで出る、三島屋の紫蘇ふりかけも、
日本では、食べることないけど、
海外では大変貴重になるので、
いつもCAさんに多めにもらっております(ひえええーっ)
いやあ、スケール小さすぎっ。
せこすぎっ。
それにしても!
この平等な時代に、唯一ヒエラルキーを見せつけられる場所、
それが、飛行機のクラス!
これまで何度もエッセイやブログにも書いてきましたが、
エアラインの話で思い出すのは、
以前、ボストンで取材した超リッチな実業家(当時GAPなどの株も持ってるすっげー人でした)
のこと。
インタビューに指定されたのは、いまは亡き、ロバート・B・パーカーも大好きだった、
ハーバードスクエアにある、チャールズホテル。
バーブラ・ストライザンドやトム・クルーズ、ケビン・コスナーなども
宿泊したという、ペントハウスで朝食を食べながら・・・だったのですが、
インタビューが終わって、翌日わたしがマーサスヴィニヤードに行くのですよ〜というと、
「じゃ、うちの会社のヘリコプター出してあげるよ」
と言われて、ひええええーっ。
で、すかさずわたしはその方に質問したのですよ。
「もちろん、海外に行かれるときは、ファーストクラスなんでしょうね?
あるいは、プライベートジェット?」
するとその元オリンピックのスキー選手であり、
ハーバード出身の実業家はすかさず答えてくれました。
「プライベートジェットを所有すると経費がかかるからね。
もちろん、移動するときはみなと同じ普通の飛行機だよ。
当然、エコノミー。
同じ時間につくのに、
ファーストクラスになんであんなバカ高い金額払う必要がある?」
クラスのある人は、飛行機のシートになんてこだわらないんだ・・・と
しみじみ、思いましたことよ・・・およよ。
よって、エアラインの話をどーのこーのと言うエアラインビッチってのはさ、
わたしのようなド平民のことを言うんですわね〜
ふがっ。
by madamregina | 2017-07-10 11:55 | Air Line