2017年 06月 12日 ( 2 )   

グラホのにゅうめん、NYでも咽び泣きました(≧∀≦)   

2017年 06月 12日


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はーっはーっはーっ!

み、み、み、みなさまー。

この長かったアメリカ旅も、
もうすぐ終わり…


さみしいような、
うれしいような…


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でー。


実はわたくし
この旅でずっとずっと、
まるでお守りのように持ち歩いていたものが
ございます。


そうよ!
私の虎の子
グラホのこのにゅうめんよー!

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いつ食べようか…
いつ食べようか…
と、ボストンでも、メーンでも、
バーモントでも、
何度も手を出しそうになりつつ、
今日までなんとか持ちこたえましたー。


しーかーしー!

あっしはもはや、アメ食、玄界灘っ(≧∀≦)

誰か助けてー、
おかーさーん。

今日はどーしても、
おいしー出汁の誘惑に
勝てず、
とうとう結界を越えてしまったー。

あと2日で帰れる!

と、気が緩んだな(≧∀≦)

あふあふ。

そして、
ついにあっしは、
きのこ生姜にゅうめんと言う、
その名を聞くだけで、
ワナワナ心が震えそうな
美しい和紙で包まれたそれを
まるでジュエリーボックスから出すように、
スーツケースから
出しまして、


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いつも持参している
湯沸かし器でお湯をわかして、

にゅうめん、
フリーズドライになった出汁ときのこ、
乾燥わかめを器に入れて入れて

熱湯を注いで、待つこと3分。


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きゃー
きゃー。


あかん。

あかんすぎるー。



なにー⁉️
このハート鷲掴みの
愛しすぎるわかめの香り。

卒倒っ。

麺は小豆島の「島の光」から作ったこだわりの乾燥にゅうめんです。

お湯でもどすと、
もっちもちのコシ。
ツルッツルと喉越しよすぎるにゅうめんに早変わり。


この手のフリーズドライの麺は、
麺がぐったり、やわらかい・・という固定観念が、
860度覆りますよー、奥さん。

そーしてー。

醤油ベースのお出汁が、
もー、
もー、
もー、

たまらんですっ。

ほんのり効かせたみりんの優しい甘さに、
おら、
またもや
異国の地で、しのび泣き。

いやぁ、
マジで
おいしすぎますわ、このにゅうめん。


お出汁も一滴残さず、
ペロリと頂きましたー。


開花亭のこのにゅうめん、
「きのこ生姜」と「梅とろろ」の2種類があります。

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「梅とろろ」も、すっばらしく美味です。

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ほんと、のけぞるほど美味しいー。



そして、これひとつぜんぶ食べても、
280カロリーなのー。

海外だけじゃなく、
お家にいつも常備しておきたい。

なーんにもご飯の支度をしたくない日や
風邪で寝込んだとき、

ふいのお客様にも、
ぜーったい喜ばれる!

しっかし、
ただ熱湯を注ぐだけで
こんなにも本格的なにゅうめんが
いただけるなんて、
日本の食文化はなんと素晴らしいんでしょう。

グラホのオンラインから
買えますよー。



ぜーったい食べて❣️







by madamregina | 2017-06-12 11:12 | グランドフードホール(グラホ

【だから、旅に出よう】   

2017年 06月 12日

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今回、旅先に選んだ本は、
角田光代の
『降り積もる光の粒』。

旅についてのエッセイなんだけど、
これがすこぶるいいんです。

もう、彼女の旅への想いに首が千切れるぐらい共感するー。


たとえば…

14年ぶりにスリランカを再訪して、
かつてのようにバックパッカーで
はいつくばるように、旅した街を歩きつつ、
あまりにも街が変貌していることに
ショックを受け、
もう1泊1000円の安ホテルに泊まらなくてもいい変わりに、
かつてのように旅に興奮し、
刺激を受けることもなくなった…と。

豪華なホテルに泊まることができるようになったかわりに、
旅に関して持っていた何かを失った…と、
実感する。


ああ、
そうなのだ。

今回の私たちの旅も、
彼女と同じように、
18年前旅した場所をもう一度同じようにたどる…という旅だった。

もう60回以上訪れたNYも、
もちろん感動や驚き、
人との再会や出会いなどうれしいことも
たくさんあったけれど、

30年前はじめて、
たったひとりでNYの街を歩いたときの興奮は、もう、ないよね。

あのときは、
5番街のストリートに佇むホームレスにもときめきました。笑


ゴミ箱をあさるホームレスのすぐ斜め前に、
きらきら光の粒が舞い落ちる
ティファニーのショーウィンドウがあり、
その前を横切る、
列車みたいな豪華なリムジン…

そんな風景を必死でシャッターを切ったあの旅。

そう、一眼レフの重いミノルタでね。

正確にはNYシティには仕事で
10年前にも訪れたけど…
やっぱり、あの頃、

ブーレーの木のドアを開けるために、

ミュージカル.Tommyを観るために、

ピータールーガーでTボーンステーキを
食べるために、


そんなシンプルな、
いやバカバカしい目的のためだけに
NYに死ぬほど来たかったあの頃…

そんな気持ちにはもう、もう、
もどれない。


角田さんは、
旅はいつもせつないと書いているのも、
そんな想いからだと思う。


今回相方と、
18年前と同じコースで
NYからコネティカット、
ボストン、
メーン、バーモント、バークシャーを
再訪した。


私たちの旅の記憶の中で
輝き続けていた、
Benningtonのアンティークモールは、
すっかり置くものもかわり、
もうすでに
私たちが憧れる場所ではなくなっていた。

いやでも、
もう18年前だもんねー、

と、お互い言い聞かせながら、
だだっ広いモールのブースを
見て歩いた。

それでもまるで昨日の記憶のように、
1950年代のデニムや、
可愛らしい刺繍があるキッチンテーブルクロスや、
大好きなミントグリーンのファイヤーキングの食器などが溢れていた店内が蘇り
さらにさみしさマックスに。

それでもギシギシと歩くたびに鳴る、
木の床や、
ちょっと曇ったアンティークガラス窓は当時のままで、ほっとしたり。


当時よく通ったダイナーも
当たり前だけどかなり変貌していて失望したり。


それでも角田さんも書いているように、
昔は気づかなかった緑がむせ返る美しい草原や、
光りがまぶしい山間の湖…

そんな場所を歩くだけで気持ちがしんとする、なんて感情は
若い時にはなかった、
と、私も思う。

角田さんが言うように、

その感情は、
若い時にはまるで共感できなかった小説を、
年を重ねて読み直すと、
その意味の深さや言葉の美しさに
はじめて気づき、
心底驚き、
胸を打たれるのと少し似ている。


年を取ることには
それなりの意味があると気づかされるのもまた、旅する醍醐味なのだと。

そして、
もし、こういったものの美しさが、
どんどん増していくのなら、
この先、5年、10年と年を重ねて行くのがたのしみになってくる…と。

そう、
やっぱり旅しなきゃね。


…そんなわけで、再び
わたくし、NYにもどってきましたー。


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by madamregina | 2017-06-12 09:22 | NY