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DePadova(デパドヴァ)をご存知?   

2017年 11月 06日


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どもども〜



先日のことですよ、奥さん。



わたくしとんでもなく素敵なものに出逢いました。



いつも楽しいイベントにお誘いくださる、


「あらんちゃお料理教室」のごきげん番長しゅう子先生と伺った、


音楽とイタリアンと美味しいワインを楽しむお食事会でのことよー。

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そのお店とは、コンクリート打ちっぱなしのお洒落なビルの1Fにある


芦屋で人気のイタリアンレストラン


「オステリア ヴィヴァーチェ コン エ デパドヴァ」


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【ミシュランガイド 兵庫特別版 2016 】にも掲載され、


芦屋のイタリアンでは食べログで2位に選出されています。



イタリアのマルケ・プーリア州で郷土料理を学んだ近藤シェフのお料理は、


毎日食べても飽きがこないほど、


優しくて繊細でそして、


あったかく素朴な味わい。


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遠方からもファンが訪れる、


ほんとに美味しくて、


リーズナブルなオステリアなんです。


そして、


このレストランのもうひとつの魅力が、


エクスクルーシブなイタリアン家具ブランドDePadova デパドヴァ社公認のコラボレストランだということ。




でも決してこれみよがしじゃなくて、


店内にさりげなーく置かれているのがまた粋でかっこいいんです。



そうよ!


わたしが出逢ったショー劇的に素敵なもの・・・


というのは


実はこのハイブランドイタリアン家具、デパドヴァなんです。


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いや、正確にはずっと以前からこの名前だけは知っていました。




イタリアン家具と言えば


すぐに思い浮かべるのが


カッシーナなんだけど、




かつてはカッシーナでも扱われていたブランドですが、


どちらかと言うと


さらにイタリアン通が愛している


ブランドなんですよね。




そう言えば、


とんでもなく趣味のいい、


とんでもなくお金持ちのお知り合いが、


新築したときこちらのブランドの家具ですべて空間づくりをしたと聞いたことがありました。


そのお値段にもひゃーーーっとなりましたが、


何よりこの家具がかっこいいなぁと思ったのは


家具なのに、めっちゃ知性を感じる点!


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この日のJazzのゲストはAki Onoさんで、


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その透明感のある、でもパワフルで愛に満ちた歌声に酔いしれながら、


愉快なお友達と素敵な昼下がりを過ごしたあと、同じビルの2階、3階にある、デパドヴァのショールームに行ったところ・・・




きゃーーーー。


なんてなんて、素敵な空間・・。


とわたくしひと目で恋に落ちました。


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もうね、


デパドヴァの家具、


ほんっとにかっこよすぎるー。


決して多くを語らないのに、


じっと見つめているだけで、


どんどん好きになっていく・・


さりげないのに、


上質さがひたひたと伝わってくる・・・


そんな家具。


温もりがありながら、


こよなく洗練されているんです。


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デバドヴァは1956年、


当時イタリアにはなかった温かみを持った北欧家具にインスピレーションを得て、


デバドヴァ夫妻によって創業されたブランドです。



夫人のマッダーレ・デパドヴァは60年代、


イタリアンモダンデザインの家具に伝統工芸品やフォークアートを取り入れるインテリアコーディネーションを提唱し、


ミラノの文化的で、


美意識の高い人たちの間でいちやく脚光を浴びました。


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マッダレーナはThe Lady of Italian Designと呼ばれ、


多数のデザイン賞にも輝いています。



マッダレーナさんはもう亡くなりましたが、


いまもデパドヴァには彼女の知的で、


そしてノーブルな感性が隅々まで息づいているんですよね。



わたしが思うに、


彼女はイタリアンインテリア界のココ・シャネル的な革命を起こしたマダムなんじゃないか、と思うのです。




そんなマッダレーナさんとデパドヴァの世界観に魅せられ、


日本で唯一の代理店となったのが、


株式会社ブランカの代表であり、


インテリアコーディネーターでいらっしゃる前田和子さん。


和子さんが提案するのは、芦屋という土地柄にこそ似合う、



「上質な普段着のような」、


モダニズムで温もりのある空間づくり。






和子さんは、

高級マンションのプロジェクトにも数々参加されていますが、


最近では、

神戸屈指の邸宅街、

北野坂の高級マンションに参加、

ロビーにはデパドヴァの家具を配し、


邸宅空間のトータルコーディネートも手がけられています。


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いや、ほんとに


このデパドヴァのショールームにいると、


そばにいるとじんわりと心が豊かさで満ちて来ます。


こんな上質な空間こそが



人生を輝かせてくれる最も大切なエレメント・・・という気がしてくるのですよー。


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デパドヴァは現在、新アートディレクターに


日本でも知る人ぞ知る


ピエロ・リッソーニ氏を迎え、


マダム マッダーレのフィロソフィを


受け継ぎながら、


ますます進化を続けています。




わたくし常々思っておりましたが、


日本人はお洒落もグルメも


他の国の人には負けないセンスと貪欲さを持っているのに、



こと、住空間、インテリアとなると


かなりのお金持ちでも、


えっ?!と思うようなお家に住んでいたり、しません?(笑)



いやお家は豪邸なのに、


家具や調度品が思わず、


まじ?と思えるようにとんちんかん、


というか、


その人の素敵さとバランスが取れていないことが多いような気がします。



また、ハイブランドの靴一足に10万以上平気で出せるくせに、


お家のものとなると、


ついついケチっちゃって、


安いもの買ってたり(私だよ、わたし)



家は昔から心の居場所・・・と言われるほど大切な場所なのに、


お金をかけるのがいちばん後回しになっちゃうという人、多いと思います。



かくいうわたしもそう。


いざ空間づくりとなると、


ほんっと何から手をつけていいかわかんない。



でもデパドヴァのショールームにいると、


いろんな贅沢を知り尽くした人が


最後に行き着く居場所…


という気がしてきます。



そんなわけで、


いまの私の夢はお家大改造。


そうよ!


インテリアコーディネーターとして


長いキャリアと功績を持つ、


和子さんと相談しながら、


ミラノのお家みたいなお洒落でインテリジェンスを感じる


空間を作ってもらいたい・・・なんて夢がふつふつと湧いてくるのでした〜




まあ、その前にまずはがんばって働かなきゃ・・


ってことですが、



はっきりいって、


どんなにファッションが素敵でも、


どんなに予約の取れない名店に行ってても、



しょぼいお家に住んでいたら、もうーーかなしすぎるーーーー


(ってわたしですが・・・)



やっぱり


いっちばんかっこいいのは、


ほんとに自分がくつろげる、


自分を包み込み、


励まし、


勇気を与え続けてくれる


住まいを完成させること。




そんなわけで、


わたくしこれから理想の住空間について、


お勉強していきたいと思いますっ。



ちなみに

いま、私がいちばん欲しいのは、

このテーブル!



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オステリア ヴィヴァーチェ コン エ デパドヴァ



□DePadova Ashiya Showroom



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〒659-0072

兵庫県芦屋市川西町4-2 VIVO芦屋

TEL : 0797-26-8056

FAX : 0797-23-5728

Email : depadova@e-blanca.co.jp

営業時間 : 10:00 - 18:00 

    (土・日は11:00 ~ 17:00)

定休日 : 水・祝





by madamregina | 2017-11-06 22:11 | Life | Comments(0)

【2017年 Blog考】   

2017年 05月 08日

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えっと、

わたくしがBlogっていうものをはじめたのは、

かなーり古くて、

2003年ごろのことだったと思います。



しかも、

自らの意思というより、

仕事で依頼されて最初はいやいや書いてました(笑)



だいたい、

何を書いたらいいのかもわからず、



何より、パソコンそのものの操作もおぼつかなかったのよ。およよ。



それが、

いつの間にか、

日記代わりになり、

コメントくださる方がおもしろかったり、



その反応ややりとりも楽しくて、

いつのまにか、

Blogはわたしの生活になくてはならない存在になりました。



しっかし。

よくもあれだけリアルな失恋話や、

あの頃最高のデートの話・・とか、

いい男の話や、

しょうもない男の話などなど、



よくもあれだけ赤裸々に書けたよね〜



とビビリます。



で、当然、ブログランキングなんてものにも、

全く興味なくて、

エントリーしたこともありませんでした。



書籍化のお話も何度かいただきましたが、

まとめる時間がなくて、

途中でいつも頓挫。



編集者がしびれ切らして、

タイに逃亡されたり。笑



Amebaの方がいいんじゃない?

とか言ってくれる人もいましたが、



わたしは写真がきれいなエキサイト一筋。



どれだけ見られているかも、

ほとんど興味なく・・・。





でも、そんな風に、おバカなことを

書き綴ってきた中で、

たくさんの素敵なお友達も出来ました。



ときどき街に出ると、

「マダム松澤さんですか?」



と知らない人に声をかけていただくことも多く、



ときには、



「ファンです!写真撮ってください!」



とか言ってもらったり。



でも、それがいつもしょぼい格好しているときや、

デパ地下で半額セールの野菜あさってるときだったりして、

ひえええーーーー。




それがー‼️

今日エキサイトからお知らせが来て、

見てみると、



おおおおお!!!



わたくしのBlogが、

「ファッションBlog」のランキングで、

3372人中、

9位になってたんですわ、奥さん。


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もうーーーーー



俄然やる気でてきました。





そいえば、

Blogを読んでくださっている全く知らない人から

Messageを頂いたり、

思いもよらなかった方が

私のブログをご覧くださっていたりして、



いやあ、続けてきてよかったよね。




最近のSNS業界では、

BlogやFBはもはや過去のもの。

若い人はInstagram・・



とか、言われているけど、



やっぱりBlogには、

写真だけでは伝わらない、



ただブランド物自慢をしているだけじゃない(え?わたしのこと?w)



やみくもにグルメな写真をアップしているだけじゃない(え?わたしのことっすか?w)


味わいがあると思う〜。



正直、Blogを書くのは、

私の場合、FBやインスタと違って、

段違いの時間もエネルギーもかかります。



地味な作業なわけよ。



それでも、



わたしが大好きなお店や、

美味しい食べ物や、

いまハマっているものをご紹介すると、

まったく知らない人がそれを買ってくれたり、

たくさんの反応があることを知り、

いまも、

わたしのBlogをご覧くださっている方が、

実はかなり多いことも知りました。



その読者層は、

FBやインスタと重なる人もいるけれど、

Blogだけご覧くださっている人も実は多いんだ・・・

ということもわかってきて、

これからも、

おいら 行き当たりばったりな「松澤壱子」の独自の味わいを発信できる媒体として、

Blogはやっぱりなくてはならない存在なんですよね。

ちなみに、私の場合、

Blogにアップする情報は

FBともリンクしている場合が多いけど、



Blogにしか書かない内容もあるので

(それはたいてい昔のように赤裸々な話ですわ、奥さんww)





みんな、たまには、見てね〜

※Regina×マダム松澤のクリスタルルーム

http://madamregin.exblog.jp

※マダム日記デラックス2Love Michael Ball

こちらはいま止まってるけど、

わたしの裏ブログです。

http://ichimadam.exblog.jp


by madamregina | 2017-05-08 00:33 | Life | Comments(2)

IQの話   

2015年 08月 03日


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えと、コンマリさんの本を読み、
少しずつ持ち物の整理しています…

すっきり片付くまでに、軽く1億年ほどはかかりそうっすけどね。


そんな中、出てきたこの写真。

わたくしの小学校のときの写真です。
ひー。
時の流れ、感じるよねー。

これは、遠足で筍掘りに行ったとき、
大きな筍を掘り当てた生徒たちで記念撮影の図です。

このときのこと、めちゃ覚えてるんですが、
掘るときに、筍農家の筍博士みたいなおっちゃんに、
どの筍がいちばん大きいでありますか?と、
しつこく聞いて、掘りました。

さすが筍人生一筋のおっちゃん。
3センチほど出ていた先っちょを見て、

お嬢ちゃん、これや、これがいっちばん大きいで!
と、教えてくれた通り、
この日の最大の筍でした。

あ、ちなみにわしは、真ん中です。


って、いや、この話は前置き(長ーっw)

肝心の話はこれからです。奥さん、

まぁ、聞いて。


わたくし、
最近スーパードラマTVの、
「SCORPION/スコーピオン」というドラマ、見てるんですが、



http://www.superdramatv.com/line/scorpion/


これは、
IQ197のコンピューターの天才、
凄腕の行動心理学者、
機械工学の天才、
天才数学者の4人組が、
アメリカ合衆国国土安全保障省のシンクタンクとなり、様々な難事件を解決していくという全米で人気のドラマ。


で、IQ197って設定の、
主人公ウォルターがしょっちゅう口走るセリフが、


「アインシュタインは、IQ160だった…僕の方が上!」


で、あっしは、

え?

と、 思ったわけよ。

アインシュタインのIQ、
大したことねーな、とw

だって、
わたくしのIQ自慢じゃないっすが、
150ありました。

子供の頃ですけどな。

どーせ誰も信用しないだろうけど(; ̄ェ ̄)

自分でも、
あのIQテストは間違いだったかも…と思ってますよw

相方に言うと、
それは犬用のIQテストだったんじゃないかと(やかましーわ)



でも、わたくし、数字には強かった。
電話番号は、まず一回で暗記。

スケジュール帳なんてもんは、3年ぐらい前まで持ったことありませんでしたよ。


全スケジュール、暗記してましたから。(ま、それほど殺人的スケジュールじゃないから覚えられたんでしょうけど)

しかしー。
ある日、取材のアポをど忘れし、
クライアントから緊急電話が入ったあたりから、
それはもう、坂道を転げるがごとく、
すべてが忘却の彼方…

いまでは、
電話番号なんて、200回聞いても、覚えられないし、計算は、志村動物園のチンパンジー、パン君より苦手です。

人の名前も覚えられません。

また、自分が電話かけといて、
相手が出た瞬間、

あっ、いま、私、どこにかけてたんだっけ…と、
ど忘れ。

それで焦りまくって、

「あ、わたくし、いま、どちらにかけさせて頂いておりますですか?」と、

聞いて怪しまれ、
プチっと切られること、多数。


そんなわしですが、
IQ150のときは、確かにあったんでごわす。

で、この写真の頃がいちばん、頭冴えてましたー。

勉強はあんまし出来ませんでしたけどな。

もしかして、子供の頃はみんなIQって高いのかしらん?



でも…ふと思うわけですよ。


わたしのIQは、
アインシュタインよりたった10だけ低いだけ…と。


もしかしたら、もしかしたら、
もっと頭鍛えていたら、

いまよりもう少し、マシになってたんじゃないかって。


でも、いまもし、IQテストをしたら、
たぶん30ぐらいしかないような気がします。



相方にそう言うと、

「いや。たぶん一桁ちゃうか?」


って。


おいっ(; ̄ェ ̄)


あなたのIQはおいくつ?















by madamregina | 2015-08-03 20:57 | Life

Parisへは、毎回歩くために行くんです・・・・   

2014年 06月 05日
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※写真は本文とは関係ありませんっ(笑)



先日のトークショーにね、

実は、

いつもジョグ中に、バス亭で見かける、

ご近所のマダムが偶然、来てくださっていたんです。

ほんとにときどきジョグのときにお会いして、

ご挨拶を交わす程度で、お互い名前も知らない仲。

トークショーの会場でご挨拶したときも、

彼女は、

え?と言う感じでした(≧∇≦)

で、昨日朝ジョグしているとき、

また、バス亭でお見かけしたので、

先日のトークショーのお礼をしますと、

あ、どちらさま?

みたいな、感じでw

説明しますと、ようやく私とあのときの私が一致したようで。

そりゃそうやろな。

すっぴんジョガーと、あのトークショーの私が同一人物とは、誰も、わからんでしょ。

で、前置き長くなったけど(またか)その方と、

はじめてきちんとお話して

(バス亭でだがw)

エコールドロイヤルの会員さんで、いらした。

いや、そして、
なかなかなマダムだとわかった。

お年は81歳。

ご主人をなくされて、

いま、おひとり暮らし。

もちろん、息子さんたちとは

しょっちゅう交流はあるみたいだが、

とにかくひとりで、あちこち遊びに行くのがお好きとか。

お洒落です。

シャネルなおばさまです。

で、8月にもトークショーがあるので、

お時間あれば、ぜひいらしてくださいね。


と言いますと・・・



「あ、8月にはParisに参ります。
だいたい40日ぐらい…」


と。

え?おひとりで?
何をされているんですか?

と、聞きますと、

「Parisへは毎回、歩くために行くんです。

とにかく、歩くんです。

歩くのが好き。

ずっといろんな通りを歩くんです。

もう、100回は行ってますね。

Parisの街もそうですが、

シャルルドゴール空港は、

すみからすみまで、知っていますよ」


って、ほぉーーーーーっ。



先日、メルボルンやニュージーランドもいきましたが、

やっぱり、Parisですね。

size="7">これからも、ずっとスーツケースひとつで、

ひとりで、どこにでも参ります。


いや、素敵やー。

頼もしいーーー。

こんなマダム目指したいよね。



そして、こんな方が、

トークショーに来てくださっていたことにも、感激。

ありがとうございます♡

by madamregina | 2014-06-05 01:30 | Life

たくさんのひっかかりのある人生Part2   

2014年 05月 09日


ほぇええええええーーーっ。

昨日は疾風怒濤の日だった・・

しかし、素敵な方と素敵なイベントのお話なんかもあり、

いろんなことが動き出した日でもありました。


ま、それなりに、大変なこともありますが、

人生、悪いこともあれば、

いいこともあるっ!

そう言う意味で、

おいらの人生は、つくづく、

「たくさんのひっかかりのある人生」だなぁと思う。


これは、
かつて森瑤子さんが、

自身の本にサインしてくれた言葉。

この言葉にまつわる、エッセイ。

何度か同じ内容で書いたけど、

よかったら、読んでくださいね。

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【たくさんのひっかかりのある人生】

ある年の夏。

森瑤子さんの突然の死を取材先のボストンで知った。

その日、真っ青な空の下を呆然と歩き続けた、

クインシー・マーケットの風船の色をいまもときどき、思い出す。

森さんにはじめて会ったのは、

「情事」ですばる文学賞を受賞された、数年ののちだった。

「誘惑」「嫉妬」・・と彼女の小説世界にのめりこんでいた私は、

当時某雑誌の編集を手がけていて、

まるで初恋の人にはじめて会いに行く少女のような気持ちで、

京都に旅行中だった彼女を、

インタビューのためにたずねたのだった。

33~35歳は女として最も完成する時期なのに、

誰も自分のことを認めてくれない。

どうしたら、その奈落の底から這い上がれるか、

どうしたら、みんながふり向いてくれるか、

どうしたら、夫がもう一度自分を尊敬してくれるだろうかと、

森さんはもがき続けたと言う。

そうした十分すぎる飢餓をかいくぐった直後に、

はじめて書いた小説が、

『情事』だった。

「小説の中に自分の飢えを塗りこめることによって、
現実のわたしは救われたのだと思います」

そんな話を聞かせてくれた。

その後も個人的に食事やお酒を飲む機会に恵まれた。

憧れていた飯倉の「キャンティ」にはじめて連れて行ってくださったのも、
森さんだった。

「デザートにはね、洋ナシのタルト、カルバドス、
そしてエスプレッソの組み合わせが最高よ」

そんなことも教わった。

夫や母親、そして子供たちとの壮絶な葛藤を描いた、

彼女の私小説とも言える著書『夜ごとの揺り篭、あるいは戦場」には

こんなサインをくださった。

『たくさんの、ひっかかりのある人生・・・・・森瑤子』

森さん流の私への人生のエールだと思った。



冬の京都や、サンモリッツのスキー場や、軽井沢の別荘から、

何通も便りをいただいた。

いちばん最初にいただいた手紙には、

こんなことが書かれてあった。

「ご自分では気がつかない
情熱のようなものがあって、
それが周囲を巻き込んでいます。
その情熱を大切に」

その手紙はいまも大切に持っている。

東京に行くと

「ランチをしましょ」

と言って、忙しい中いつも出てきてくださった。

いままで自宅で原稿を書いていたとは思えないほど、

お洒落な装いで、

颯爽と現れた森さんは、

本当に美しく輝いていた。

ふとワイングラスを持つ右手中指に見つけたインクの染み。

あの、モンブランのブルーの色と、

彼女にもらった言葉たちは、

いまも私の中で鮮やかに、生き続けている。

by madamregina | 2014-05-09 15:14 | Life

ふらりと入った茶器のお店で伊万里の器を見つけました   

2014年 04月 13日
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先日、

ちょっと、銀行に行くついでに、

いい土地はないかなぁ…と(笑)

ぶらついておりましたら、

わ、めちゃええとこ、ありまして。

お値段聞きましたら、

1億4400万ですって。

おやすいわねー(怒)



で、歩き疲れて、たどりついた、


素敵な茶器のお店で、おうすを頂きました。


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すごーくいい気が漂う空間。

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掛け軸は、この時期ならではの、

花が散った桜の木が描かれています。

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そして、いまの季節のこと

若葉寒(わかばさむ)というんですね〜。

勉強になりました。

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お菓子と、おうす、飲んで、

奥様と、四方山話。



で、お話が弾み。

おうすをもう一杯出してくださいまして。

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2枚目の赤い茶器は、

立杭焼き。市原さんの作品です。

奥様が、私のイメージで、と

選んでくださいました。



縁取りに深い緑が、さっと。

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お濃茶がはえますねー。

で、伊万里の大きめの器が、

さりげなく、置かれていて、

手にとったら、とっても優しい感じで、

買っちゃいました。

サラダボールにしたら、

これからの季節、おそうめんを入れたりしたい。

私が買えるお値段。むふ。

たまには、こんな時間もええね。

by madamregina | 2014-04-13 10:40 | Life

ただいま神戸で開催中。マウリッツハイス美術館の思い出   

2012年 10月 22日
えーっと、わたくしですね。

とっても興味がある展覧会などがあっても、

最近、あまり日本では行かないんですよね。


というのも、以前、某美術館にフェルメール展を観にいったとき、

びっくりしましたー。

あまりの人の多さに・・

どこかの事故現場のように、ロープがはられ、

あまりに厳重な額装に・・・

(国宝級の作品を借りている、その責任があるから仕方ないのかも・・・ですが。)



そう、いちばん、観たかったのは、

みなさんもようくご存知の、あの絵、青いターバンを巻いた、

真珠の耳飾りの少女です。

以前、彼女のパーマネントアドレスである、

オランダ、デン・ハーグのマウリッツハイスで観た時の感動が忘れられなかったから。

再会を心から楽しみにしていたの。


しかし・・夢破れたわ。

あの美術館は、彼女がいるべき空間じゃなかったなぁ(小さな声で)



で、現在、『マウリッツハイス美術館展』が神戸市立博物館で開催中。



でも、今度は大丈夫かな?

行ってみようかな?




そんなわけで、マウリッツハイスの思い出。


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パリからオランダに移り住んで、

ロケーションコーディネーターを

しているMちゃんからメールがあって、

「オランダはやっぱりいいー。パリより好き」

と書いてあったので、うれしくなった。



彼女はずっとパリに住みながら、

TV番組の仕事を主にしていたコーディネーター。



以前、Parisに居た頃の佐渡裕さん、

フィリッパ・ジョルダーノ、

オペラ歌手のホセ・クーラーをインタビューしたときに

お世話になって以来の友達。





最初は仕事だったけど、いっぺんに気があって、

彼女が住む、古いビルディングの一室を改造した

素敵なアパートメントに呼んでもらった。

ムートン・ロートシルトのセカンドワインを飲みながら、

(これが、むちゃくちゃ美味しくて、いまもあの香りを思い出す)


世界で住むならどの都市がいい?みたいな話題で

盛り上がった。

私が「いちばんはHawaiiだけど、

2番目はオランダ!」

というと

そのとき、Mちゃんは


「どう考えてもパリ!」


と言ってたけど、

オランダに住むようになって、

パリより、オランダが断然好きになったMちゃん。



アムスももちろんいいけど、

私はフェルメールの絵があるデン・ハーグがいちばん好き。

池の上に建つマウリッツハイス美術館で

はじめて「真珠の耳飾りの少女」を見たときは



ずっと会いたかった人にやっと会えたような

とても不思議な感じがした。




無防備なほど、何の囲いもなく、ロープなんて無粋なものは当然なく、

むき出しに近い形で(実際はガラス一枚でプロテクトされてます)、

拍子抜けするほど、さりげなく飾られていたその絵ー。


あのとき、その部屋に、窓から差し込んでいた午後の柔らかな光と、

絵の前で、雷に打たれたような顔をして

じっと少女を見つめていた50歳ぐらいの紳士の顔を、

昨日のことのように思い出す。



美術館を出て、マロニエの並木道を歩きながら、

マーケットのほうに歩いていくと

フリッツ(フライドポテト)の屋台があって、

揚げたてにマヨネーズをいっぱいかけて食べながら

歩いた。



ライデンという町の

風車の前にある、

その名も「風車」という名のカフェでは

朝からビールを飲んだり、

ゲームをしたりしているブルーワーカーの人たちで

混みあっていて、そこに毎朝朝食を食べに行くのが

好きだった。

ここのコロッケと卵料理はいままで食べた中で

いちばんあたたかく優しい海外の味。


あなたがもし、世界中で住むとしたら、どこですか?


私はいまも、やっぱりデン・ハーグに住みたいと思うのよね。

by madamregina | 2012-10-22 02:28 | Life

生きるとは、涙すること・・・   

2007年 06月 08日
ドラマ「砂時計」が終わってからというもの、
心にぽっかり穴が開いてるわたくですが、
本日TBSのピンポン!を見ていると、
ゲストの松子さんがええこと言うてはりました!!!

自殺をする中高生が多いことに対して、言及されていたのですがもともと、人生とはしんどいものだと。
予想もしない大波があったり、突如大きなショックが訪れて目の前真っ白なんてこともしょっちゅうであると。

その結論として色紙に書かれた言葉が、

「生きるとは、涙すること・・・」


ひえええええ。
ほんとにそうよね。
まさにそうよね。

これを今年後半のおいらの座右の銘にしたいと思います。

いや、これまでわたくし、
「やっぱり人生って、いいことがおきなければ・・・・
ハッピーなことがなければ・・・嘘よっ」

とあつかましく、
欲深いことばかり考えていた気がいたします。

けど、本来、人生とはしんどいもの。
いいことがあったらおまけぐらいの気持ちで挑まねばならぬと、松子さんに教えられましたわ。

まあ、そんな大変な日々だからこそ、
砂時計にハマったり、
佐野和真君に恋したり、
ナルト萌えになったりするんですよね~

しょせん、生きるとは理不尽で厳しく、不平等なもの。

日々立ちふさがる壁や障害物をひとつひとつ超えながら、
いかにふてくされず、絶望せずに生きていくか、
それが重要なんでありますっ。

by madamregina | 2007-06-08 14:08 | Life