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ときはうつろう・・ラデュレが輝いていたあの頃・・・・・   

2014年 04月 09日
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いきなりでありますが、
ブランドの人気って、
いや、非情のライセンスですねっ。

大昔、わたしらが子供の頃、

ピエール・カルダンやピエール・バルマンってのもあったけど、

いまはなんとも、心ときめくというブランドじゃない(ごみん)

そういう意味で、

エルメスやCartie ,CELINEやヴィトンって、

それなりの浮き沈みはありながら、

それぞれの時代の魑魅魍魎なブランド戦争の中で、

勝ち続けている、凄いブランドだと思います。

いや、そうはいえど、

世間ではめっちゃ人気のブランドでも、

私の中では、

テンション上がりません・・

みたいなのも、ままありますが・・

一世を風靡したマカロン(いまもか?)


その代表選手、ラデュレも、

私にとっては、

ちょっと色あせたブランドとなりました。

でも、Parisやロンドンの街角で見かける、

ラデュレのウィンドーって、

いまも、もちろん、

ものすごく乙女心をきゅんとさせるけどね。

だけど、そんなラデュレを求めて、

パリ中を疾走したこともあったんだ。

いや、なつかしい、そんな日々。

しかし、人の熱情って、ほんとアテになんないね。

どんどん移り変わる。

で、振り返ったら、なんで、あんなに夢中になってたんだ?!
って自分が信じられない。

いや、恋に似てるわ。

なんで、あんな男を好きになったんやーーーって(笑)

ブランドとのおつきあいも人生と同じで、

一生つきあえる、ステディな恋人やオットを見つけるのは難しい。

愛人ならいっぱいいるんだけど(笑)

そんなわけで、写真を整理していたら、

ラデュレのラブリーなウィンドーを見つけて、

感慨深くなりました。

以下の文章は、いまから約10年前。

わたしがラデュレに恋していた頃のこと。

いや、また恋出来そうかな?



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【幸せはラディレで】

パリからロンドンに移動。

ハロッズでもカフェサロンを見つけて、

大喜びでマカロンとティーよっとメニュー見て驚愕よっ。

ポンドのやつがまた一人暴走して、ムタイなお値段になってました。

そういえば、去年、

パリでお土産に買ったマカロンを

「これはむっちゃ高いねんで。

1個50円ぐらいに見えるけど、ほんまは250円ぐらいするねんよ」

とさんざんもったいつけて、相方に食べさせてあげましたが、

どうも彼には感動はなかったようであります。

それどころかお腹こわしたってどない?

でもマカロンって不思議。

別にどうってことのないお味なのに、

口に含むと、なんだかほのぼの~とした気分になりますね。

久々に食べたくなってきました、あの幸福の味。

私はラデュレのマカロンがとっても好き。

でも日持ちがしないので、日本へのお土産には不向きっす。
が!今回は縁あって買ってきました。

パリ帰国日の前日は日曜日。

松澤御用達(勝手に決めてる)ボンマルシェも
サンジェルマンデプレのオサレなインテリアショップも
雑貨店もパリでは見事にお休みでしょ?
(おもえらもっと働かんかい?)

なので、10年ぶりにミュゼ・ド・ルーブルにでも行って、
フェルメールでも観たろかーとホテルムーリスの前の通りを
歩いて、ルーブルの地下へ。

そしたら!レゾナンスを発見!
クリスマス限定の紅茶やクッキーや、
見た目も麗しいキッチン用品、

とろけそうにいい匂いのバスエッセンス・・・とかを
買いに買い捲っている間に、もう、3時やんかー。

お茶したいわ・・・、お茶といえば、パリのマダム御用達
「ラデュレ」でしょー。しかし日曜やし、お休みよね。

と芸術的資質にまったく欠けてるあたくしは、
ルーブルをあっさり後にして、ジョルジュサンクでチャチャチャやー♪

とジョルジュサンク目指して歩いていると、
ラデュレの紙袋を下げているレディー発見。

発作的に、
「そこのネーサン、ちょっと待ったー!」と呼び止めていた。

「な、な、なんやねん?」とびびるネーサンに
「あのー、ラデュレって今日あいてるんですかあああ?」
と聞く。

するとアメリカ人とおぼしき彼女は
「そうなのよ。あいてたのよ」
「あの、どこのラデュレ?」
「マドレーヌのお店よ」と親切にもバッグよりパリマップを取り出して、
行き方を教えてくれた。

「でも、でも、あそこって混んでません?いつも?」とわたし。
「ほんとよね。これも20分ほど並んで買ったのよ。あんたも、
がんばりや!」
と励まされた。で、マドレーヌ店に突撃。

案の定混みこみ。中のサロンをのぞくと数箇所テーブルが
空いていたので、ま、列が少なくなるまでお茶でもするかーと
マカロン大(約600円)とお紅茶を注文。

しかし、なんですね。ラデュレの店員のアティチュードは
決していいとはいいがたい。はっきりいって悪いねん。

さらに、写真ではゴージャスに見えるサロンですが、
テーブルもイスもガタピシ。ま、それがいいんだろうけど。
私はシャンゼリゼ店がいちばん好きです(高田万由子さんもそう言ってはった)

でもいつ見てもうっとりするのは、淡いペパーミントグリーンに
麗しい花冠(?)を象った看板や紙袋。

見てるだけで、なんだか幸せーな気分になる。
ここの紙袋は100枚ぐらい欲しい。

ショーケースの前には凄い人、人、人。
観光客よりむしろ、地元のパリジャンやムッシュが多いでしょうか?

こんな風景どっかで見たなーと思ったら、
暮れの錦市場か黒門やん。

買っているのはマカロンが圧倒的。
でも、日本人が良く買うギフトボックス入りを買ってる人なんて
ほとんどいません。

みんな9個入りや12個入りや24個入り!と伝えて、
好きな味のマカロンを入れてもらってる。

お茶を飲みながら、10人ぐらいの列になったところで、
並んで、やっとおいらの番。

「9個入り4つと12個入りと24個入りを。
ピスタチオ、キャラメル、チョコレート、アーモンド・・」
といったところで、あまりにも種類が多くてお手上げっす。

若い男の子に「あなたのおすすめ入れてよ」とお願いすると、
喜んで彼の好みのマカロンをバンバン入れてくれた。

ひとつ50円ぐらいにしか見えないマカロンでありますが、
9個で約1500円。たっかー。
総額約10,000円の出費。

わかる人にしかぜったいあげたくないラデュレのマカロンなのであった。

お店のイケメンムッシュに
「日本に出来ないのかなー?」と聞くと
「出来るよ」と言うではないか?
「いつ?」
「近いうち」
「どこで?」
「まだわかんないけど、僕がオープンさせるよ」
と笑ったそいつ。

もうーっ。
でもいまはパリにしか存在しないラデュレでありますが、
近いうち、ホントにNYと東京にオープンする予定らしいっす。
そうなったら、もう、あんまり値打ちないよねー。

by madamregina | 2014-04-09 23:44 | Paris