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エルメスの聖地PARTⅡ   

2005年 09月 27日

前回のパリ(9月初旬)。

エルメス本店のショーウィンドーのテーマは

サバンナ。

わたし、好きなんです。サファリ、サバンナ。

豹、草原・・っていうアウト・オブ・アフリカな世界。

なにやらBGMにはアフリカ原住民が叩くタイコの

音などがかかり、雰囲気満点。

そこに豹柄のケリー発見。さらに、強烈に

麗しいクロコのケリーも発見。約200万円ほどだった。





さて、重厚なガラスにアールヌーボーの鉄の飾りが

あしらわれたドアをあけると、

そこは、女子の欲望渦巻く戦場、エルメス。



でも正直いって、ユーロがバカ高いので、

スカーフもネクタイも日本で買うのと、

あまり差がないっす。

でも、みなさん、飽きずにスカーフを見立ててます。

「コレ」とお客が指差す、スカーフを

店員さんがケースから取り出し、

ふわーりと一面に広げるパフォーマンスが、

パリのテンポというか、ジャパンのそれとは

かなり雰囲気違います。

パリの方が、ひときわ優雅。



不思議とここではヨーロピアン系の

ママと息子の二人連れをよくみかける。

80歳ぐらいのおばあちゃんに、

プルシャンブルーのとてもきれいなスカーフを

選んであげている15歳ぐらいの美少年を目撃したこともある。



私のようなおのぼりさんも多いけど、

パリジャン、パリジェンヌの上顧客も多い。

ある日の午後、

カトリーヌ・ドヌーブのような品格あるマダムを見かけた。

オーダーしていたバーキンが出来たのか、

それを引き取りにきている様子。

「孫が出来たのよ。だからこれ娘へのプレゼントなの」

と話していたそう(フランス語できる友達から

聞きました)



出産祝いにバーキンってのも、いいね。



こういう場面を見ると、

ブルータスのエルメス特集(創刊以来最も売れたって噂です)

でエルメスの聖地本店の店長さんがおっしゃっていた

こんな言葉を思い出す。



ここに並んでいるのはエルメスの商品ですが、

売っているのはエルメスという名のシアワセです。





ってどうよどうよ。思わず買いたくなるよねー。

恐るべきエルメスの販売戦略。



そういえば、rue de Buc(スペル間違ってたらごめん)

の街角でナチュラルのバーキンの中に

ジャック・ラッセル・テリアの仔犬を

入れて歩いている若きパリジェンヌを見かけた。

足元は、ルブタンのサンダル。

風になびく金髪がきれいでした。



でも、つくづく思うのが、

バーキンはパリの石畳の道に似合うってこと。

だから、わたし、買わないのよねー(と負け惜しみ)



ちなみにエルメス本店で聞いたところ、

現在バーキンのオーダーはストップされているらしいが、

こまめにお店に行けば、運よく「バーキン入荷」

という日もあるらしい。

「この前なんか1週間で4コも入ってきたことが

あるんですよ」

って、それなら、なんでオーダーストップなのよ?



みなさん、エルメスの戦略には気をつけようね。

ってわたしだよ、わたし。

by madamregina | 2005-09-27 22:53 | Hermes | Comments(0)

エルメスの聖地にて   

2005年 09月 27日
今回のパリ出張で、

フォーブル・サントノレに聳える

エルメス本店を「一度見てみたい」と

申されるクライアントの方々をお連れした話は以前書きました。



で、彼らを伴いエルメスの聖地に突入したとたん、

わたくし、仕事も何もかも一気に忘れ去りました。

で、口から出たのがこの言葉。

「みなさん、これからどこか行かれますか?

大変申し訳ありませんが、私はここに残りますので

先に帰っていただけますでしょうか」

ってどうよっ?!



エルメスの聖地は相変わらず、

世界中の観光客たちでごった返していましたが、

やはり、日本人マダム、

ジャパニーズコムスメらの姿が目だっておりました。



20歳ぐらいのかなりキュートな二人組み女子を発見。

すでにエルメスの新ケリーを前になにやら商談してる様子。

ふたりの会話がこれまた凄い。



A子「ね、そのケリー、まず買うでしょ?

次はどれにする?バーキンはないっていってたし」

B子「なんでバーキンがあれへんの?(この子は大阪弁)

私、ぜったい欲しいのに。なんとか欲しいのに」

もはや半泣き状態っす。



私は彼女たちの行方が気になったので、

自分のお買い物はさておき、

何気に隣りでキーホルダーを見ながら

様子をチェックしてた(ヒマかい?)。



A子「ね、Bちゃん、あの店員さんに、ケリーの

ブルージーンないか聞いてくれへん?」

すると、B子が店員さんに質問。

これが、なんともパーフェクトな英語なんです。

こいつらいったい何もの?



結局ブルージーンはなかったが、

ブラックにシルバーの留め金のケリーをお買い求めでした。

ふたりして、超デカいオレンジのバッグを持ち、

よろけながら歩いて帰っていった。

見た目、キャバクラチックな彼女たち、

その正体は何だったのかしら?



しかしエルメスと言う名の欲望渦巻く戦場。

数々のドラマが生まれている様子。

今回そんな中で最も目立ったのは、アラブ系マダムたちの

存在。

彼女たちの買いっぷりは、強烈です。

エルメスの店員さんもつきっきりで、至れり尽せり。

上顧客ってのがまるわかり。

アラブマダム2名にティーンエージャーの息子一人という

トリオ・ザ・エルメス@アラブを発見。



そうしたらさー、さっきジャパニーズコムスメたちに

ないと言ってたバーキンのブルージーンが

なぜか彼女たちの前に置かれるじゃありませんか?

なんでなーん?



彼女たちは何度もそれを持ったりして、

「ちょっと私に大きすぎる?」

すると息子が

「うん。そういえば・・ちょっと大きいかな?

でもママ早くしてよ。僕、今日はブレス買うんだから・・」



彼女たちの前のカウンターには、

なんと4個ぐらいのデカイオレンジボックスが

うずたかくつまれていました。



あんたたち、買いすぎだってば。



で、わたくし松澤はエルメスの聖地で何を買ったかって?

パリ滞在中、1日1回はこの地に巡礼しておったが、

ついぞ戦利品を手にするにはいたらなかったわ。

ザーンネン。



別に正直いって、バーキンがどうしても欲しいわけじゃない。

誰かプレゼントしてくれればもちろんうれしいけどね。

エルメスのバッグは自分の稼いだお金で買うには、

ちょーっとばかり無体なお値段です。



昔ブルータスのエルメス特集で

某女性評論家(だったと思う)が、

「エルメスのバッグなんてヨーロッパの富裕層の

記号のようなもの」

「あんなバカ高い値段のカバンを買うなんて、

私の知性が許さない」(こわ)

なんて言っておられましたが、

たかがエルメスのバッグひとつ買うのに、

知性も何も、ないんじゃねーの?



単に欲しいからほしいんだよ。

文句あっか?

by madamregina | 2005-09-27 00:51 | Hermes | Comments(0)