Driving a Mercedes   

2009年 09月 10日









今週末からLondonでごわす。

さて、


今回Lodonに行く楽しみのひとつは、

Chewton Glenに泊まること。

前回訪れたときの様子はこちらです。

前オーナーのスキャン夫妻と。


名実ともに英国で最高のカントリーホテルのひとつです。


我が拙著「世にも美しいホテル」の冒頭のページを飾っております。
(ご興味のある方、買ってねん)







ちなみにこの本の表紙は、

アメリカ、マサチューセッツ州レノックスにあるWheatleighです)



そういえば、2年前Londonを訪れたときは、

わたくし、

おまえのことは見捨てたよ

と、ポンドのあまりの暴走っぷりに、頭にきておりました。

でも
現在は、ずいぶんと、可愛いレートになってきましたね。



とはいえ、


バリ島の物価と比較すると、

あったりまえだけど、むっちゃタカビーであります。

ちなみに、デンパサールの空港から乗るタクシーのお値段は、

たとえばウブドの村まで約1時間のドライブで、めっちゃ安いところで、

米ドルで20ドルが基本みたいですが、

同じ距離でも、

あーた、ロンドンのヒースロー空港からチュートングレンまで、送迎をお願いすると、

片道で、約200ポンドでございました(ひぃ)

約15倍ですかね(ぎゃー)


で、一応、ホテルに

「えとちなみに、車の種類は、何でございましょうか?」

と問い合わせましたところ、

「Driving a Mercedes」とのことで、

ま、メルちゃんならしゃーないかと泣きながら承諾しました。


そうそう。
帰りはヒースロー空港で、

これを食べるのも楽しみっ。

ところで、何を持っていくかでありますが、


バリ島へ行くときは、お洒落してもしゃーないので(だって暑いし)、

ユニクロンな服やそのへんのTシャツに短パンと、
水着をぱぱっと入れておしまいなんですけど(ごめん)

やっぱり都会に行くとなると、

ワードローブが増えるよね~。

さっき鏡の前で、
Halkin でのディナーはどれ着ていく?

ビジネスランチにはラルフ・ローレン?

あのコンサートにはやっぱ、光りもん&ジャラジャラやなーとか、

久々に我が家で一人ファションショーして、
疲れましただああー。


余談ですが、ずっとクロゼットの奥に眠ってた、

アルマーニ(ひゃあ、なつかしい響きやわ)のパンツを履いて、

つくづく感じたんだけど、

アルマーニってやっぱし、ラインがきれいですね~。

惚れ直しました。

わたしはまったくアルマーニな女やないのですが、

たまあにバーグドルフとかでセールをしていると、

やっすいし、一応買って、でもぜんぜん着る機会もなかったんだけど、

かなり古いデザインでも、あまり古さを感じません(ま、やっぱり古いんだろうけどさ)


うーん。

しかし、Londonまでにしなければならないことテンコ盛りで、

あまり深く考えると、発狂しそうなんで、

今日はこのあたりで、

とっとと、寝ることにいたします(ひぃ)

# by madamregina | 2009-09-10 01:22 | Diary | Comments(0)

キミは高校生クイズを見たかっ?!   

2009年 09月 05日



昨晩日テレで放映されていた、

全国高等学校クイズ選手権、ご覧になりましたああ?!

いやあ、もうわたくし、ひっさびさに興奮して、
感動して、

超難問クイズを解くために、死ぬ気で戦った選手たちに、
「おまえら、最高!」

と鼻水ズルズルになりながら、応援しておったのであります。

しかし、なぜにそこまで熱中しまくれたかというと、
ほっほー。

関東代表 開成高校のリーダー、
田村君が、

あまりにもイケメンで、かっこよくて、
ひぃーーーーーっとなってしまったからでした。


惜しくも優勝は逃したものの、
こいつらもすっげー。

なにせ開成といえば、全国一の東大合格率を誇る、
偏差値77の恐るべきハイスクール。

彼らは今回予選に勝ち残った高校生の中で、
唯一2年生という、脅威のハイレベル3人組みで、

その中でも、
田村君の容姿端麗ぶりと、
かっちょまんぶり、
冷静沈着で、ミスしても動揺をほとんど出さず、

他の高校生たちが感情をあらわにする中で、
飛びぬけて、カッケー×10000000000000でありまして、

テレビカメラもほぼ、彼のUPを中心に映しておりましたね。

以下は高校生クイズ公式HPからお借りした、
田村君の画像です。

ああ、この白のシャツ黒のズボンという永遠の青春の制服を
これほどかっちょよく
着こなす男子がいままでいたかっ(アフォでごめん)





いつもは笑顔のない彼も、
ここではカメラを意識して、かっわいいー。


田村君このド難問で敗退してしまいましたああ。


しかし九州代表ラ・サールのメンバーもがんばったよね~。
リーダーの中島君、もちろん「東大医学部志望!」です(ひぃ)



いつもクールを装って、大人だなーと思ってた彼も、
優勝を逃したときは、
「ボクが足をひっぱってしまって・・」
と仲間をかばう発言、及び滂沱の涙で、

思わずもらい泣きっ。

ラサール3年連続の制覇はならず、

見事優勝を手にしたのは、
我らが関西、
奈良代表の
東大寺学園。



リーダーの中村君の頭脳には、
コメンテーターの茂木健一郎先生も、
脱帽でありました。


身体能力がずば抜けた男子にも魅力を感じるが、

ほとばしる文学的才能を持つ男にも心ときめくが、

いやあ、彼ら知のアスリートたちに、全方向からラブんっでありますっ!

だが、問題難しすぎます。

ちなみに茂木先生は相変わらずの名言を残しておられました。

決戦に残った選手たちは、
誰もが見るからに頭よさそうに見える顔。

そう見えるのは、

「顔は脳の窓口だからね」という、茂木先生の言葉で納得。

そして、

本を読むことの素晴らしさは、

「読んだ本をすべて重ねた高さから世界が見えることなんだよね。
読めば読むほど高くなるわけだ(大意)~」

なるほど~。

もっと本読まなきゃ。


茂木先生のクオリアブログにも今回のことが書かれておりました。


ウルトラクイズってのもありましたが、
あの早押しだけだと
どうしても、
不公平性が出てしまいますよね。

その点、高校生クイズは、
ただクイズ研には入って、
出題傾向に山をはればいいってもんじゃなく、

総合的な実力がなければ、
絶対に勝ち抜けない、
本物の「知」が要求されるところが
凄いです。

みなさん、
こんな問題解けますか?
もはや、ロシアの暗号でしかないわね~。




ほんま、この子たちの頭脳、
恐ろしすぎますっ!

# by madamregina | 2009-09-05 11:36 | Diary | Comments(0)

うれしい再会@Bali。しかし・・・   

2009年 09月 05日





スラマパギ~っ!

バリ島から帰還いたしましたあああ。

もう、みなさまからの心あたたまるコメントに
マダ松、涙出そうにうれしかったでありますっ!


スージーさまっ
Hiroさまっ
キキさまっ

ママさまっ
マフィアパパさまっ
mint2さまっ
あおやまさーーんっ

おケイさまっ
ayaさーんっ
きらきらちゃーんっ
yocoちゃーんっ

さんさんさまっつ
35430さまっ
まるこさまっ

karenさまっ
Itsukoさまっ
なにわこさまっ
クレアさまっ

ほんまにほんまに
いつもありがとうございますっ!

お返事はまた追ってゆっくりさせていただくのでありますっ!!






いやあ、しかし、今回帰りのフライトで、おそろしい問題勃発。

デンパサールの空港を飛び立ち、カナッペとシャンパンで
夜食をいただいた後、

あーこれでバリともしばらくお別れよね~と
センチメンタル睡眠に入りかけたところ・・・・


耳をつんざくような、ピーンポーンという音。
しかも続けざまに何度も何度も鳴りまくります。



このピンポ-ンはパイロットが何かCAに告げるときになる電話の呼び出し音っ。


なに、なにがおこったん


もうこの時点でわたくしの心臓は軽く止まっております(ひえええ)

機内は真っ暗でほとんどの人が気持ちよく眠っている様子。

なのにそこへ、あろうことか突然の

パイロットのタービランスを告げるアナウンスがっ?!

「これから少なくとも30分の間、大きく揺れることが予想されます(ひーっ)」

大きく揺れるって・・・もう誰かここからおろしてえええー。

さらにパイロットはこう続けましたのよ。

「しかし、たとえ大きく揺れましても、運行の安全にはまったく問題ございませんので、
どうぞご安心くださいませ」

えええーっ。
そんな嘘にきまってるやん。
大きく揺れすぎたら危ないやん。

嘘つかんといて~
平静を装うのはやめてえええ~と
もはや
失神寸前。
LOSTの乗客状態っす。

そこから約20分間の間、
わたくしは生きた心地しませんでした。

ま、結果的には、それほど大きくゆれることもなく、
なんとか事なきを得ましたが、
ほんまこれだから、
飛行機いやなのよ~。

出来ることならどこにでも船で行きたい。
泳いでいけるものならそうしたい。

しかしアジアではそれほどえぐくゆれることはありませんね。
NYやBOSTONに行くときは、
そりゃもう、盛大にゆれましたから。

あのときも心臓一時停止状態になっておりましたっけ。


そういえば、これまでで最も飛行機で恐怖を味わったのは、
フロリダからボストンに向かうエアの中でありました。

わたしの席の隣のシートから、
あろうことか、
煙が漂ってきたってどう思う?

じっと見ていると、なんというか、
もう、燃えてるではありませんかっ?!

ぎゃーっ。

大急ぎでスッチーさんに伝えますと、
日頃はどんなときでも冷静を装い、

笑顔を絶やさない彼女たちの顔が
一瞬にして恐怖で、
恐怖で引きつり、
小走りで機長席に行ったときは、

もうあかんと思いましたっ(マダ松フロリダ沖で瀕死・・)

で、少しするとさらに恐怖を募らせたスッチーさんが、
もどってきました。
手には消火器を持って(ひぃ)


しかし、消火器の一撃で、
なんとボヤ騒ぎが沈下。

はー命拾いいたしました。

みなさま、もし、そんな恐怖の飛行機体験おありでしたら、
ぜひともお教えくださいませ~


さて、バリ島はやっぱり良かったね~。

コモシャンバラエステートでは
最愛バトラー、
サティアと再会!



他の顔見知りのバトラーさんも集まってきてくれて記念撮影。

でもサティアはこの11月から
同じコモグループの
カリブに浮かぶ島ターコス&ケイコスの、
パロットキーに移動になるとのこと。

もう、こうなったら、
サティアを追っかけてターコス&ケイコスに行くしかないよね~。

「招待してね」

と言っときました。

2ヶ月ぶりのコモシャンバラエステート、

やっぱりやっぱり良かったわー。








# by madamregina | 2009-09-05 01:25 | Diary | Comments(0)

今年のバースデーは・・・・   

2009年 08月 31日



今年のお誕生日は、
はじめてバリで迎えることになりました。

やっぱりこちらの白砂のビーチが麗しい、
プライベートビーチで
シャンパンブランチかしらん?




あるいは、アグン山のサンセットを見ながら、
プールサイドのこちらでイタリアンディナーっていうのも、ええね~。



しかし、この日、わたくしは、ウブドにおります。

ということは、

たぶん、

豚の丸焼きの皮を食べさせる(200円ぐらい)
イブオカさんか(ひええええーっ)



ダックのクリスピーフライで超有名な、
ベベブンギル(泥だらけのダックっていう意味らしいです)
で、べべディナーになりそうな予感っ。




ひえええええーっ。

しっかし、いくつになるねん?!

とは、

どうぞ、どなたさまも、

聞かないでおくんなせぃっ。

# by madamregina | 2009-08-31 17:00 | Diary | Comments(0)

バッキー井上さんの京都店特選   

2009年 08月 28日



京都の錦市場の漬物屋「錦・高倉屋」の主人にして、
日本初の酒場ライターとして、

「Meets Rgional」などに寄稿している、

天才文筆家、バッキー井上さんが、

京都の本を出されました。


京都 店 特撰−あなたが行かなくとも街の明かりは灯ってる


出版は、140B


ほんまにうまいなぁとその文章を読みながら、

曲がりなりにも、一応、ちょっとだけ、ま、なんとなく

それなりに(しつこいっ)

文章を書く仕事をしているわたしなど、

思わずメモしたいフレーズの洪水で、

バッキーさんが選ぶ言葉は、どれも

バッキー語としかいいようがない、オリジナリティに溢れています。

店や人を紹介しているのだけれど、

そのどれもが、まるで上質な小説を読むよう。

(というようなありふれた表現を、バッキーさんはぜったいしませんっ)


解説は内田樹先生という、ものごっつい豪華版です。

内田先生は自らのブログでも、
この本を紹介されていて、

そこにはこんな文章が書かれています。


140Bが満を持して出す最初の単行本はバッキー井上さんの本。

私があとがきで「バッキー井上的叡智について」という長文のバッキー井上論を書いています。

バッキーさんのような文章を書く人は日本にバッキーさんしかいません(きっぱり断言)。


正直いって、

わたくし、京都が好きで嫌いです(ビミョーな表現でごめんやす)

確かに京都には、大阪をはるかに上回る、

心の底から感動するお店もいっぱい存在します。

死ぬほど美味しいお店も。



でもそれとは逆に、

雑誌やグルメブロガーさんの間で

もてはやされているお店が、

実はぜんぜん、それほどでもなかったり、、

京都って街は、
最高のラッピング(ブランディング?)があるだけに、

ついつい、みなの点数甘くなるのよね~。

ごめんね~京都贔屓の方。
(わたしの戯言よっ。適当に流しておくれやす)

ときには、15000円~20000円の割烹で、
あわびもキャビアも、蟹も出ないのに、

ただ作りたてのお豆腐とか
なにやらたいそうな野菜だけ出して、

そりゃ、ないやろーという店もあったりして。

わたしらは、ごまかされませんよっ(ひぃ)


でも、バッキーさんが紹介するお店は、

どこもかしこも、ぜーんぶ行きたい!

たとえば、

■地元の人間が通う、
「鮎・ハモ・豆腐」の一線級

で紹介される

居酒屋「ますだ」

豆腐「幸喜」

割烹「やました」

和食「旬料理嘉ねた」

など。

「やました」のハモの焼きしもは

打ち震える美味しさでした。

食べると思わず天を仰ぎたい味よっ。


バッキーさんはこの本の中で、

「料理の素材や産地などには興味がない」

と言い

「食い物にうるさいやつが黙る店」

「俺はいつも『勘定のことを気にしている」

「この店がなかったら、
俺は京都にいなかったかもしれない」

などと

ぽつりとつぶやいたりしていますが、


正直、味がどうの、店のつくりがどうの・・という問題はどうでもよく、

バッキーさんが選んだ店!だから、行きたいんですわ~。


それにしても、わたしが知る中で、

バッキーさんほど、

ゴム長をかっこよく履きこなす人を見たことがありません。

単なるおっちゃんの長靴が、

バッキーさんにかかると

特注の

ベルルッティのように見えるから不思議です。

いや、たぶん、この表現は違うかな?

ジョージ・クルーニが、

長靴を履いた感じ?

そんな、ええ色気を京都の街にふりまきながら、

毎晩ごきげんな昼と夜を過ごす、

むっちゃオトコマエなところも

バッキーさんの魅力なんですよね~。

ぜひ読んでみてください。

京都が嫌いな人も、

そして好きな人も!

# by madamregina | 2009-08-28 20:00 | Diary | Comments(0)