おもたせの王道   

2009年 08月 25日


この日記がUPされる頃は、

わたくし、またもや、某所に巡礼中でございます。

ってバリ島ですがなー(またかいっ?!)

前回6月に行ったバリがあまりにも素晴らしかったので、
帰国してすぐ、バリ行きのエア、ブッキングしてしまいました~。

9月にはまた別の巡礼も控えておるというのに、
こんなに出かけていて大丈夫かっ?

ま、大丈夫でしょう(強引)。

で、このブログも、自動更新しております。

そんなわけで、コメントのお返事は
またちょっと遅れ気味になりますが、
何卒ご了承くださいませね。



なんというか、
最近旅先でPCを触るの、なんだかとってもしんどくなってきました。

ま、とはいえ、仕事の連絡もあるので、

緊急な用事は、お電話していただくことにしております
(いやあ、これもけっこう、うっとしいけどっ)

余談ですが、ある仕事仲間が、

バケーションでナイアガラの滝に行ってたとき、
会社から携帯に緊急電話が入って、

一気に現実にもどされて、
台無しやったわ~と泣いておりましたっけ。


そういう意味ではやっぱりメールの方がいいのかなー

という話はさておき。


先日、ご近所さんが、
我が家に遊びに来てくださいました。

その方とは、
ある共通の知人を介しての初顔合わせだったのですが、

とってもチャーミングなフラワーアレンジメントと、

大きな粒がたわわに実った極上のピヨーネをくださいました。

このお花をテーブルに置くだけで、
我が家のリビングが一気にぱああーっと華やかに。



お花と極上フルーツの組み合わせって、
まさにおもたせの王道だと

改めて感じた次第です。

どちらもいずれ消えてなくなるのですが、

その一瞬の華やぎと記憶に残る美味しさに、
その方の、お心遣い、想いをいつも思いだせるような気がします。


とても素敵なお花が我が家に来たので、

愛すべきリラルラボたちと記念撮影してみました。

オレンジと赤が意外にいい感じでしょ?


# by madamregina | 2009-08-25 00:05 | Diary | Comments(0)

男友達の渾身ルポ   

2009年 08月 21日




ども!

今週末からまた旅ガラスっす。

いやあ、その間のマストな原稿出しはもちろんですが、

新しい仕事の打ち合わせや、

千客万来で、誰かたすけて~とまたもや

山奥から絶叫しておるわたくし。

時速100000キロの激走の日々を、転がり落ちているマダ松だす。


そんな中でも、ごろんとした、問題も勃発で、
(ま、他の人からすれば大したことない内容だと思うけど、
わたくし的には、かんなり落ち込んでおります)

人生って、ほんま障害物競走ですわねっ(きーっ)。


みなさまにおかれましては、

華麗なる夏休みをお過ごしのご様子で、うらやましー限りであります。


さて、そんなわたしの惨状はともかく、

今日は、わたくしの貴重な心の友である、

年下の男ともだち、

毎日新聞政治部記者の白戸圭一さんが、

書いたアフリカの渾身ルポのご紹介です。

ルポ資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄

もはや、タイトル読むだけで、

いやあ、おいらにかんけーねーと思われる方多数だと推察いたします。

(わたしも正直なところそのひとりでしたがっ)

この本は、
2004年から2008年まで特派員として、
ヨハネスブルクに駐在した彼が、
アフリカ各地で取材した事柄を
克明に描いたルポルタージュです。

白戸さんは立命館の大学時代に、
探検部でアフリカのニジェールに行ったことがきっかけで、

下痢とマラリアに悶絶しながらも、サヘルという村で体験したことが
あまりにも新鮮で衝撃的だったことから、

アフリカのことを本格的に勉強したいと思うようになり、

大学院ではアフリカ政治研究を専攻した、

日本でも有数のアフリカ研究の第一人者。







本の帯には、こう書かれています。

「石油、金、ダイヤモンド、レアメタル・・・。先進国を支える貴重な資源が大量に眠る大陸、アフリカ。
かつて貧困の地が今、高度成長を続けている。

その成長の地で犯罪や紛争が頻発し、麻薬の密輸、金融詐欺、海賊工など国境を越える暴力となって、日本に襲いかかる。

資源ブームに沸くアフリカでなぜ、暴力の嵐が吹き荒れるのか。元現地特派員が自らの目で見たアフリカ社会の今を報告する」



アフリカ時代、白戸さんは、ヨハネスブルク郊外に、
ビバリーヒルズの町並みを彷彿とさせるような、
プールつきの600坪の豪邸に、
奥さんとまだ幼い子供たちとともに暮らしていました。

そんな暮らしが、日本駐在員の典型的なスタイルなのだとか。


住み込みのメイドや庭師もいるハタから見れば超贅沢なセレブライフ。

しかし、その自宅の塀には電流フェンスがはりめぐらされ、

玄関と勝手口には2重の扉。

24ある窓ガラスにはすべて鉄格子。

室内は赤外線センサーが張り巡らされ(TVドラマユニットの世界みたいっ)

侵入者など何か動きを感知すれば、
警備員がかけつけるという、驚愕のセキュリティに守られての暮らし。

さらに、レンタルの番犬用シェパードを3匹飼っていたという。

アフリカで頻発する暴力や犯罪は、

ごく普通の暮らしを営む家族や子供たちを脅かし、

白戸さんの長女も小学校2年生のとき、
友達の家に遊びに行ったときに、

5人の黒人が塀を越えて侵入し、
銃で脅して、現金や車を奪って逃走する・・・というような

信じられない事件も勃発したらしい。

そんな発狂するような現状の中で、
アフリカを取材し続けた白戸さんの

ジャーナリスト魂には、頭が下がるばかりだけど、

その彼を支えた奥さん、子供たちがいたからこそ、
書けた本だとも思う。


そんな怖い目にあいながらも
南アの暮らしに溶け込み、帰国する際は、
「日本に帰りたくない」と言ったという長女(9歳)。

長男はいまもずっと「アフリカに帰りたい」といい続けているらしい。

南ア赴任時代に授かった次男の名前には、
アフリカにちなんだ名前をつけたという彼。

これはそんな白戸さんの、
アフリカへの愛がつまった本だともいえます。

この本をもらったとき、

「何かサインして欲しいな」

とお願いすると、

しばらく天井を見ながら考えつつ、

「そうだ。ブッシュ政権時代に活躍したあのパウエルの言葉を書こう」

と本の最初のページに、

こんな言葉を書いてくれました。


自分が思っているほど事態は悪くない。
朝になれば好転している



いやあもうサイッコーです。

わたしのちっぽけな悩みなど、

霧のごとく消えうせました。

でもまた新たな問題は勃発することでしょう。

そのたびに、

彼からもらったこの言葉、

念佛のように唱えることといたしますっ。

# by madamregina | 2009-08-21 11:05 | Diary | Comments(0)

マダ松,愛用 旅の香り   

2009年 08月 18日


ちょっとした贈り物に、
最近わたしが定番にしているのが、

サンタ・マリア・ノベッラのアルメニアペーパーです。
お値段は3465円です。


いまから5年ほど前に、某女性誌編集長から、
イタリアのお土産でいただいたのが
きっかけです。

以来、旅のお供として、ずっと愛用しています。

スーツケースの奥にいつも入れっぱなしですが、
開けたとき、ふわっと香る、
独特のスパイシーさがお気に入り。


サンタ・マリア・ノヴェッラといえば、香水や石鹸、パウダーなどは
有名ですが、アルメニアペーパーはまだまだなじみがないかもですよね。

この前、お手紙をいただいたとき、
封書の中からハラリとこのペーパーが一枚落ちてきて、

わっ、こういう使い方もいいなーと真似したくなりました。

お皿に乗せて、燃やせばまた素敵なインセンとしても使えます。






この季節、
わたしはお財布の中にも入れてるのですが、

お札にもいい香りが移って、

いつも知らない間にどこかに飛んでいってしまうんですよね~(ひぃ)

# by madamregina | 2009-08-18 01:44 | Diary | Comments(0)

ウエスト・サイド・ストーリー日本ツアー   

2009年 08月 15日


昨日、兵庫県立芸術文化センター
KOBELCOで、

「ウエスト・サイド・ストーリー」を観て来ましたっ!


いやあ、もう感動したわー。
興奮したわ~。

やっぱりジェローム・ロビンスの振りつけは、クールすぎるっ。

50年立っても、ぜんぜん古くないどころか、

返って新鮮に心に焼き付いてしまいました~。

今回の作品は、
2007年に50周年を迎えた年を記念し、
「50周年ワールドツアー」として
ヨーロッパツアーを行った特別プロダクションの来日公演。

パリのシャトレ座やロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場等でもチケットは完売、
大好評を博した作品です。

なんたって、ウエスト・サイド・ストーリーはミュージカルの金字塔、頂点にある
世界中の人が知る永遠の名作ですもんっ。


根底にロミオとジュリエットのあの悲恋物語があり、
アメリカの人種差別など、社会的背景もくっきりと描いた作品です。

作詞は、ソンドハイム。
ミュージカル界の大御所です。




もう、あの100万回は聴いたであろう、
バーンスタインの名曲、たった一音が流れただけで、

わたくし、もはや恍惚、夢の中。
まったくもって、現実社会から隔絶されてしまいました~。

今回、わたしの大好きなお友達が、
なんと、このチケットをプレゼントしてくれたんですっ。

し、し、しかも、
シートは2列目ほぼ、中央(きゃああーっ)

キャストの汗しぶきが飛んできそうで、
すぐ前のオケピの演奏者たちの表情や、
指揮者の動きもビビッドに感じられる、

最高のシートでありましたっ。


それにしても!

不覚だったのは、

このホールの素晴らしさを、いままで無視しておったことであります。

ああ、素敵すぎますっ。





オープンした当初は、
我が家からも近いし、行きたいわね~とは思っていましたが、

こんなことを言うとなんですが、
わたくし、あまり日本のホール、劇場には、
期待してなかったんです(ごめんっ)

そのアトモスフェアっていうのが、
夢見させてくれる空間とはちょっと違って、
せっかくいい作品を見ても、

すぐに現実に戻される~というか、

NYのメトやミラノのスカラ座や、
ウエストエンドの劇場や、
ヨーロッパ各地にあるホールとは
やっぱりどこか、違いましたから。

それがっ!

こちらのホールは、
もはやNYのメトなみに、わたくし、すんばらしいっ!と大感激いたしました。

音響も最高。
何より、そこに身をおくだけで、

しゃーっと、夢の世界へ、というものすごくいい「気」がつまっているんです。

2005年オープンしたときは、
館内に入ってるイタリアンレストラン「イグレック」のプレ取材で訪れましたが、
そのときは、それほどまでに、感じなかったのよね~。

たくさんの名作品とその舞台を観た観客の感動、
そして演じる人たち、演奏する人たちのエネルギーが混ざり合って、
おそらくこの4年間で、あっという間に熟成されたのね。


極上のボルドーのワインのように。

すでにこのホールには音楽の神様がいらっしゃると実感いたしました。

開幕前にお友達と、ホールのバーで、
ローランペリエのシャンパンを飲んだのですが、

いいですよっ。
やっぱり舞台の前のシャンパンはっ。
感動がひとしお。
興奮も倍増。


わたくし、かつて10年近く、
ミュージカルやオペラにハマって、
NYやLondonに通いつめ、
もはや、ホームレスになるぐらいに
$$$$$をつぎ込みました(あの時のお金誰か返してえええええっ)


でも思うに、かつてストラット・フォード・アポン・エイボンで観たシェイクスピアや、

オランダのマジェスティック劇場で観たオペラ座や、

世界各地の劇場で感動し涙し、そしてまた、
幕間に飲んだワインやシャンパンの味は、

一生記憶に刻まれた、最高の宝物であるということが、
昨日、ようやく実感できたんでありますっ。

今回観た、
「ウエスト・サイド・ストーリー」も
確実に、わたしの心に手形のようにくっきりと残る作品でした。

しかし、大変ヤバいのは、
またもやミュージカル熱再燃って感じで、

というより劇場の魔力にとりつかれ、
英国巡業の旅に出そうな予感っ(ひぃ)


公演は明日まで。

今日もありますよ~。

急げばまだ間に合うかも。

そして明日16日の公演は、ジャパンツアーの最終日です。




公式ホームページはこちら


※上の写真はそれぞれのHPから拝借いたしました。

# by madamregina | 2009-08-15 11:28 | Diary | Comments(0)

アマヌサのスパ   

2009年 08月 12日





みなさま、夏休みはどちらへ~?!

わたくしは・・・・仕事ですっ(きーっ)。

バリレポがんがん、続けていきたいのですが、

写真整理するだけで、

ひぃーっ、もうあっという間に2時間ぐらいはたってるのよね~。

しかし、コモ・シャンバラ・エステートの美味しすぎるお料理や、
かっこ良すぎるハンサムなシェフのお話も
あれこれ、ご紹介したいのですが、
それはまた追って・・。

で、今日はアマンリゾーツの中のひとつ、
ヌサドゥアのアマヌサについて!

いやあ、ここはほんとに、毎年一回は訪れたい(ひえええーっ)



大人の気品と落ち着き、そして温かさに溢れた、
スーパーラグジュアリリゾートでありました。(ああ、いますぐにでもいきたいっ)

プライベートビーチも静寂に満ちていて、
あまりにも贅沢な白砂のビーチに、
お洒落なバレ、
そこには、
肌触りのいい上質なリネンのソファが
置かれていて、

まさにこの世の楽園といえる場所でした~





スパのトリートメントは
潮風に吹かれながら、
このバレで(きゃーっ)



いやあ、アマヌサは永遠の恋人にしたいですっ。

アマヌサのスパについては、
ウェブマガジンFe-mailにもご紹介しておりますので、

よかったら、ちらりと遊びに行ってくださいね~。

# by madamregina | 2009-08-12 01:49 | Diary | Comments(0)