えーっとわたくし、ただいまHalekulaniに滞在中でございますが、
このホテルはほーんとなんともいえない静寂と気品がありますよね~。
わたくしの場合、
ホテルも男性の好みと同じで(えっ)
ただ若くて、フレッシュで、
ビジュアルさえ良かったらいいのよ~と
一瞬思えるときもありますが(あるんかい?)
本当に恋ししてしまうホテルといえば、
やっぱりいろんな人生を歩み、
ノブレス・オブリージュ
な品格を持った、ジェントルマンのようなホテルです。
新しく建ったばかりの最先端を行くギンギンのデザイナーズホテルや
ミニマル空間といいながら、結局お金かけてないだけじゃないのーと
思えるような手抜きホテル、
あるいはビジュアルは、フランスと日本のハーフだったりして、
もう、サイッコーなのに
いかんせん、中身が・・・・ちと軽め・・・
というようなホテルにはやっぱり心は動きませんです。
そういう意味で、
バリ島っていうのは、ほんと好みの男性が多すぎて困ってしまうのよね(ひえええーっ)
ウヴドの森に佇む、隠れ家ヴィラもいいし、
ビーチサイドのスタイリッシュ最先端ヴィラもいいし・・・。
そんな中で、バリ島に恋する人たちのブログで、
頻繁に登場していたこちらのホテル
(この写真はホテルのHPより)
THE BALE ザ・バレ
も、私の心をふんわり包んでくれる
やさしく、気品あるホテルでした~。
ザ・バレはバリ島のプール付き豪華ヴィラのブームを作った、
先駆者的存在だと思います。
広大な敷地の中に、
たった29棟のパヴィリオンという贅沢なレイアウトも
見逃せません。
これぐらいの規模がいちばん快適よね。
ルームサービスを頼んでも長く待たされることもないし、
チェックインやアウトもスムーズだし。
名前の由来となっている
ザ・バレ(東屋)にあるデイベッドで、
お昼寝したひとときは、
どんなリゾートの
どんな豪華なプールサイドでの時間より、
最高に贅沢な時間だったわね~。
わたくしがステイしたのは、ヴィラのいちばん高台に建つダブルパビリオン。
歩くだけでシアワセ~な気分に浸れるこんな小道を抜けて・・・。
すべてのヴィラ内は、プライベートガーデン&プールがあります。
私の泊まったヴィラはこんな風にプールから風景もすっごく開放的。
プールから見たひとつのヴィラ。手前にもうひとつ同じようなヴィラがあり、
ダブルパビリオンが同じ敷地内に2棟建っています。
今回相方はそちらにステイ。
なのでとーっても悠々で、超快適でございました~。
2世代の家族や友人たちと泊まるのに、ぴったりですね。
広々としたバスルームには光がいっぱい。
大自然の中のお風呂・・・という感じもバリにはいっぱいありますが、
虫たちがいっぱい集まってくるのよね~。
その点こちらは、全面ガラスで仕切られているので、
その心配もなく太陽を存分に浴びられるのよね。
バスルームを裏庭から見るとこんな雰囲気。
ナチュラルソープなどは好きな香りを選べるの。
わたしはフランギパニ。
ヌサドゥアに泊まったのはじめてだったので、
ビーチに行きたいよね、
お買い物もしたいよね~と
思いつつ、
ザ・バレがあまりにも快適で、
2泊したのですが、
ほとんどホテルに入り浸りでございました~。
プールは庭に生えているフランギパニの木から
花びらがはらはらと落ちて、
ナチュラルフラワープールとなります。
聞けば、旅なれたリゾートラバーたちのリピーターが多いといいます。
毎年、九州の名旅館の女将さんたちも訪れるのだとか。
なんとなく以前ステイした那須にある
二期倶楽部の、コンラン卿が設計した
パビリオンに似てるなーと思いました。
いやそれにしても
バリマジックとはよく聞く言葉ですが、
ザ・バレこそバリマジックを感じられるホテルでしたね~。
なにより、むちゃくちゃいい「気」が流れています。
デイベッドで寝っころがって、
惰眠をむさぼっていたあの時間は、
何ものにもかえがたいマジックな時間だったと思うのであります。
このあと、2007年に新しく建ったパビリオンや、
定評のあるスパやレストランレポ続きます~