【エステールで見る夢は…】
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『ミシュランガイド東京 2022』が発表されましたね。
パレスホテル東京 @palacehoteltokyo のフレンチレストラン、
「エステール ESTERRE」も昨年に引き続き、一ツ星を獲得。
おめでとうございます!
わたくし、ちょうどつい先日伺ったばかり。
幸運にも、パレスホテル東京の総支配人、渡部勝さんと広報の柳原芙美さんとご一緒させていただきました。
シェフソムリエの佐藤さんが最初にセレクトしてくださったのは、
ヴーヴクリコロゼ2012。
(佐藤さん、ちゃきっちゃきの江戸っ子。笑顔がめちゃ、素敵。かっこいいんです。)
パレスホテル東京は、
2022年5月で開業10周年を迎えますが、前身の「パレスホテル」は、1961年に開業し、2012年5月、新生「パレスホテル東京」としてグランドオープン。
だからこの日のシャンパンのテーマはこのホテルが新しく生まれ変わった年、2012年なんですね。
スタートからなんてドラマティックで、わくわくさせてくれるんでしょう。
あのアラン・デュカス氏をパートナーに迎えて、2019年11月オープン。
その噂は美食家の友人たちからも聞いていたけど、いやぁ、すべてがもう素敵すぎました!
ラグジュアリーだけどすごくシックな空間は、緒方慎一郎氏率いるSIMPLICITYが担当。彼はデュカスのお気に入りですね。
椅子やテーブルの独特の優雅な曲線は、どこかParisの「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」のインテリアに重なる部分も。あちらはスーパーゴージャスですが、
エステールは一見ナチュラル、シンプルなんだけど、やっぱりデュカスならではのラグジュアリーな世界観!
テーマである「日本のテロワールを生かし、自然と融合させた場所」にまさにぴったり。
ショープレートには「WASARA」!世界一ゴージャスな紙皿よ。
また、「能作」の錫など和食器もさりげなく使われていて、
ほんと趣味がいいんです。
皇居を望む景色がまた最高すぎる!
東京タワーまで続く道路が、ParisのChamps-Élyséesを思わせるわ。
オフィスビルの煌めきはジュエリーBOXをひっくり返したよう…という陳腐な表現しか出てこない、まさにおのぼりさん状態のわたくし…。
若きシェフマルタン・ピタルク・パロマ氏はパリ「プラザ・アテネ」と、ロンドン「ドーチェスターホテル」を経てこちらへ。
日本各地から取り寄せた旬の素材、海産物を中心に、所有する「エステール農園」から届いた野菜も多く取り入れて、塩、砂糖、脂肪、糖質に配慮した、自然と調和する健康に良い、華やぎのあるお料理をクリエイトされています。
最近、フレンチがちょっとしんどくなってきたわたしたち世代でも、
ギルティ感なく楽しめるのもうれしい!
「エステール」とは、デュカス氏が生まれ育ったオクシタニー地方の言葉で、「母なる大地」を意味するそう。
アルバ産のホワイトトリュフスリスリもテンションあがるー。
デュカス氏のシグニチャー料理、クックポットも美味しかった!
バターは北海道は稚内にあるチーズ工房で作られたもの。
添えられた新潟県産の玉藻塩も甘くてバターの香りが際立ちます。
お料理の素晴らしさはもちろんだけど、
私がいちばん感動したのはそのホスピタリティです!
シェフソムリエの佐藤さんはじめ、スタッフみんなの笑顔が最高に素敵なんです。
ホテルやレストランって、
私はいつも劇場だと思っているし、
そこで働く人たちは俳優であり、女優。
身のこなしが優雅で、
でもゲストを緊張させない笑顔やユーモア、何より愛がある!
そこで働く人たちが上機嫌だと、
サービスを受ける私たちも、
自ずと上機嫌に、ハッピーになっていくんですよね。
何より渡部総支配人、柳原さんのホスピタリティにも感服でした。
お二人ともエレガントでありながら、温かみと気品に満ちていて、
それは、まさにパレスホテル東京そのもの!
という気がしました。
最後には、ベルエポック2012でカンパイ。
エステールでの一夜…
最高オブサイコーっ。
ちなみに、
「エステール」のロゴは、大地 (LA TERRE) と海 (LA MER) に含まれる2つのRを重ね合わせ、人のかたちをイメージしたものだとか。
人と人が出逢い、物語を紡ぐ場所でもあるんですね。
総支配人の渡部さん。
めちゃくちゃ素敵な方でした!
そして!お洒落。
いままで私がお会いしてきた国内外のGMの中でもダントツにスタイリッシュな方。
オーダーのこのワイシャツには、
左胸下にイニシャルが刺繍されています。
(相方が見つけました。笑)
それは、あるときお洒落なイタリア人がカフスにではなく、そこにイニシャルを入れていたのがかっこいい、と思われたから…と。
カフスリングも味わいのあるアンティークっぽいものをされていて、聞けば、ロンドンのノッティングヒルの恋人で知られる書店のすぐ近くで週末開催される、蚤の市で見つけられたとか。
ポートベローマーケット、私も大好きなところ。
カフスからそんなエピソードもお聞きすることができて、豊かな人生を送られている方だと思いました。
パレスホテル東京には品格や知性、センスの良さに加えて、なんとも言えない温かな抱擁力を感じましたが、それは、渡部総支配人そのもの、という気がしました。
ホテルにはGMの個性があらわれますよね。
渡部総支配人、柳原さんとのお話は久々に旅心ときめきました。
NYのあのレストラン。
ハワイのあのホテルの話。
つい恋しくなるチキンウィングやブラッディーマリーのアメリカンな味。
ハンバーガー談義も!
ますます早く旅したくなりました。
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#アランデュカス
#みんなパレスが大好きよね
#女子たちはパレスを語るときハートの目になることを発見
#敬愛するあの女性シェフもパレスLOVE
#しかしエステールは日本じゃない気がした