ポメラートのリング |
2006年 12月 17日 |
昨日、無事ロケも終了。
ようやく心もはればれ。さああああ。お買い物よ!
でもあいにく、ミラノのお天気は曇りのち小雨。
おまけに超寒い。良かったー。昨日の撮影日にこのお天気だったら、
お手上げです。
とはいえ、ランチも食べたいのでとりあえずホテルで予約してもらった
ナポリ料理のお店「サンタルチア」へ。
ここは薄くてカリカリのナポリ名物のピッツァが有名です。
が、わたしはボンゴレのパスタを注文。
ちょっとしょっぱかったけど、旨かったあああ!
お店を出ると焼き栗の屋台発見。
4ユーロ(約600円)で焼きたてのほかほかの栗が12個ぐらい。
ミラノで歩きながら、食べるこの焼き栗が美味しいのよねー
といいつつ、ふと目に入ったのがポメラートのショップ!
やばやばやばあああああ!
しかし気がつくと、ドアをあけて入ってました(こういうお店は『買います』という固い決意をした
客のみを歓迎するので、営業中でも鍵がかけられてるのよね)
大阪弁を喋る日本人の店員さんが来てくれました。
日本のポメラートのようにショーケースなんてものは存在しません。
「このようなリングが欲しい」と自らの意思を伝達しなければ、買うことさえ出来ませんのです。
で、わたしはかねてから気になっていた、BABYという写真のリングを見せてもらうことに。
ひやああああ。華奢でシンプルで、めちゃくちゃ上品で、おまけにメレダイヤの輝きの美しいこと。
ひと目みるなり、くらっくら。
ターコイズや鳩の血の色といわれる(あまり良い表現とは思わないけど)カラーをいろいろ見せてもらう。
指にはめると、もうあきません。
欲しい~っ。
お値段は約40万円。日本よりどれぐらい安いか知らないけど、
ユーロがここまで高飛車だとあまり差はないのかもね。
買う、きっと買う。買うもんねー。
と決意を固めかけたそのとき、その日本の店員さんが爽やかな大阪弁でおっしゃった。
「このリングはねー2本づけが基本なんですよ」
いえ、それはまあ、知っておりましたが、
1本つけようが、2本つけようが本人の勝手。
2本買っても安くなるわけじゃないしねー。
するとまたもや
「でも一本でするなら、しない方がマシかも」
という信じられない発言が・・・。
もうひとつずっと欲しかったヌードを見せてもらっていたのだけれど、
このヌードにいたっては、
「これは3本づけが基本なんですよねー。2本だと、あっ、あと1本買えなかったのかなーと
思われますしねー」
そのとき、ヌードのリングを2本はめてうっとり眺めていたわたしに、
さらなる恐怖の一発。
「2本するなら、まだ1本の方がカッコウがつきますね」
は?はぁ~。
ヌードのお値段は約16万。3本買ったら、もはや50万円やし。
それが買えないなら、1本でってことですかい?
いやああ。
一本だったら、買おうかなーとしょぼく思っていたわたくし、
ポメラートの重ね売り商法に、すっかり玉砕。
恐るべし、ポメラート。
by madamregina | 2006-12-17 06:32 | Diary | Comments(0)