ユニオンステーション |
2007年 07月 25日 |
LAの中央駅、ユニオンステーションは1920年代に作られたそう。
柱や天井、時計、すりガラスなどアールヌーボーのディテールがとっても素敵で、
ステーションとは思えないほど、アーティスティックな空間です。
ファッション写真のロケ場所としても人気があるとか。
特に私が好きなのは駅構内にあるレストラン。
これがとっても本格的で、NYにありそうなアメリカンビストロみたいな感じ。
お値段もとってもリーズナブルで、
ワインとムール貝の前菜なんかをいただきながら、
行き交う旅行者を眺める時間は特別です。
あつあつのカップルや
里帰りなのか小さな子供を何人も連れて、大荷物で大移動するファミリー、
ちょっと険しい表情の一人旅の妙齢の女性は失恋でもしたのかなーなんて、
空港とはまた違う、鉄道ならではの旅情が漂っていて・・・・。
BARとアールヌーボー的なレタリングで書かれた扉を開くと、
そこはスタンディングバー。
旅立つ時刻までの待ち時間に、
あるいは、たったいま到着した旅の疲れを落とす場所として、
旅する人々のオアシスのようなあったかくてゆるい空気が漂っていました。
いつか、このユニオンステーションから列車に乗って、
サンタバーバラのワイナリーなんかにいきたいなーなんて、
午後の緩やかな光りが漂う椅子に腰掛けながら、カリフォルニア旅情に
身を浸しておりました・・・。
駅構内とは思えないレストラン「TRAXX」
前回のLAロケではクルーたち10人とランチをいただきました。
by madamregina | 2007-07-25 01:16 | Diary | Comments(0)