生きるってこういうことかなって?   

2008年 08月 12日


バリでは素敵な人にたくさん出会いました。

そんな中でも、セントーサ プライベート ヴィラス&スパ
働くゲストリレーションのYUKOさんは
とても印象的に残る女性でした。


写真でもわかるように、
ほんっとにチャーミングで
その笑顔はバリの太陽みたい。

彼女の近くにいると
ほんのり気持ちがあったかくなる、
不思議な温かさをお持ちでした。

「以前はハワイとかに良く行っていて、
バリにはほとんど興味もありませんでした」

それがはじめてこの島を訪れて、
「なんだか、ものすごーく良く眠れて、
それが深い深い眠りで、最高に心地よかったんですね」

日本ではストレスいっぱいで、
いつも首や肩がこりこりで、
不眠にも悩まされていたという。


それがバリではとてもリラックスして、
肩のこりもいつのまにか消え、
ストレスフリーになっていたそう。

(わかるわー。この気持ち。
わたしもバリでは死ぬほど眠れました。
肩こりもなくなりました)



それで思い切ってバリに移住。

日本で旅行関係の仕事をしていていたので、
バリでも同業の仕事についた。

そして、
見学で訪れたセントーサにひと目ぼれ。

「バリではいま、最先端のデザイナーズホテルが
増えていますが、
セントーサはスタイリッシュだけど、
バリらしい温もりもあって、そのミックス加減が最高だと思いました。
それで、なんとしてもここで働きたいと、自ら、オファーしました」

念願かなって、いまではセントーサで唯一の日本人ゲストリレーションとして
日々活躍していらっしゃいます。

「でも、バリに来て驚いたことはたくさんありますよ。
たとえば車の保険なんてほとんどの人が入ってません。
わたしはバイクで通勤していたのですが、
2度ほど事故にあいました。
ドライバーは病院まで連れていってはくれるけど、
治療費などは出してくれません。

みんな生きることに必死ですから、
そんな余裕なんてないんですね」

何もかも守られている日本での暮らしを思うと、
その格差に驚くばかりだった。

それでも、
舗装されていない埃だらけの道を
親子3人がひとつのバイクに乗って走り回ったりする姿を見ながら、

「ああ、生きるって、こういうことなのかなーって」

バリでは、
豪華なヴィラを一歩出れば、その景色は一変します。

ノラ犬がたむろし、排気ガスが充満する道路を
秩序なく走り回る車やバイク。

小さなおばあさんが引く屋台をのぞくと、
ひええええーっ、これを食べたら確実にお腹こわすよ~
という波動を発するミーゴレンやナシゴレン。

それでもバリの町を行き交う人たちの
表情はみんな驚くほどあっけらかんとしています。

それぞれに、いろんな問題は抱えているのだろうけど、
とにかく生きるーという一点にフォーカスされている。


そんな根源的幸せを教えてくれたYUKOさん、
バリでの滞在ではお世話になりました。
本当にありがとうございます。

YUKOさんは、いままでは単身赴任でしたが、
今年、ご主人を日本から呼び寄せて、
今度は、ふたりの、新しいバリの生活がはじまります。

by madamregina | 2008-08-12 11:39 | Diary | Comments(0)