パリは孤独が似合うのよっ   

2008年 08月 24日




いやあ、今日は久々に充実した日でありました。

大好きな女友達とテニスの王子さまのミュージカルを観て、
その後、
東京に転勤になり、しばし大阪に帰ってきた友人も交えて、
劇場近くのスタバへ集合。

東京VS大阪の人間模様やその他ここには
ぜったいに書けない(えっ)業界バナシや
オタッキーな話題で、超盛り上がり、
ブルーだった気分も絶好調。

いや、しかし、スタバのレジで
おいらすっげーもんを発見しちゃいました。

そうです。マカロンであります(ひーっ)。

ま、それは
ラデュレのマカロンとは似ても似つかない、
下町の風情がありましたが、
スタバまでがマカロンを販売するほどの時代になったのですね~。

スタバは大勢のカップルやグループやファミリー、
わたしたちのような女同士の仲間で賑わっておりました。

が、一人客は皆無でありました。

日本って、いや大阪って、なんとなーく
孤独が似合わない街だわーとなぜか唐突に思ったのでありますが、

パリって街は、孤独が似合うのよね~。

そうよ。
パリではおいらも、いっつも孤独でしたっけ(えっ)
(引き続きパリモード全開ゆえ、このような展開になるんですわ)



パリでは当たり前のようによくカフェに入りました。

パリのエスプレッソは美味しいし。

しっかし、パリのカフェのギャルソンはたいてい態度悪いっす。
座ってもなかなか来てくれない。

でも、カフェに座ってすぐ来るギャルソがいるところは
「あなたのお金を巻き上げようとしてるかも?」
なんてパリジェンヌが言ってたから
彼らって、誰にでも全般的に悪いのね。

で、パリの伝説のカフェといえば、
サンジェルマンの「カフェ・ドゥ・マゴ」と「カフェド・フロール」。

そういや、クリスタ長堀に「カフェド・フロール」が出来たときは
悲しかった。

なんでクリスタ長堀にパリやねん?

あんな地下のヘンテコな通りにパリ的なカフェを気取ってどうなる?

しかもコーヒー1杯600円。誰が入るねん?

と思っていたらちょっとして450円に下がってた。
いまはいくらか知らないけど。
余計悲しいわー。

(と思ってたら、どうやら今年3月にクローズドしたそうな)

以前、わたしがパリに行ったとき、
サンジェルマン・デ・プレの
「カフェド・フロール」に初の日本人ギャルソンが
働いておられちょっとした話題になってました。

パリの情報誌でチラリと見たのだけど、
「カフェド・フロール」にちょっくら座ると、
例によってやっぱり、5分ぐらいはだーれも知らん顔。

そのとき一番奥の席だったので、
フロールの店内を見回していたら、
その日本人ギャルソンがいた。

なかなか男前。誇りもって仕事してるなーって感じで。

確か、記事によるとパリのカフェのギャルソンは固定給ってのは
極端に少なく、

すべてチップでまかなっているとか言ってましたっけ。

アメリカと違って15%のチップなんて、ないフランス。

なかなかしんどいやろなーと思ったけど、
記事では、

「オーダーを聞いて飲み物を出して~という一連の動作を
役者のように美しくこなしたい・・」
とその人は語ってました。

なら、もっとオーダー早く取りにきてね、これからは。


ちなみに、VOGUEJAPONの編集長斎藤さんがどこかで書いてらしたけど、

パリコレ時期の夜中のフロールはカール・ラガーフェルドや、
エディ・スリマンなど業界人の溜まり場と化してるそうな。

みんな他人を見つめながら同時に見つめられていて、
そこに座っていると「ああ、パリだな」と感じるんだって。

私が「ああ、パリだな」と感じるのは

小さな路地にある朝のカフェで朝食を食べるときざんす。

携帯片手に喋りながらクロワッサンを食べてるパリジェンヌ。

卵もトーストもオレンジジュースもミルクもいっぱい注文して
ルモンド読みながら、一人ぼっちでいるマダム。

よれよれのジャンパーに
ひとりエスプレッソダブルを飲みながら長居をして
ジタンをすい続けてる無精ひげのオヤジ。

そんなところでおいらひとり、
クロックマダムとカフェオレの朝食。

見渡せば、おおおー
全員がなぜか一人客やんかあ。

そして支払いのとき、
カフェの主人が
「オーヴォア、マダム」
と言って、見送ってくれる朝。

パリは孤独が似合うのよ・・・・と
孤独が最も似合わないおいらは、
思うのであったー。

by madamregina | 2008-08-24 01:15 | Diary | Comments(0)