アラン・デュカス来る!   

2008年 06月 08日


6月6日、フレンチ料理会の巨匠、
アラン・デュカスの来阪イベントが行われました。

今年、10月3日、西梅田元サンケイビルに開業するブリーゼタワーの商業ゾーン
ブリーゼブリーゼ』の33階に、
デュカス氏が関西初のフレンチビストロをオープンすることが決まり、
その記者会見をかねたイベントです。

会場は、四ツ橋駅近くの
フレンチレストラン『Vrai de Vrai Chez Hiro』(ヴレ・ド・ヴレ・シェ・ヒロ)。

限定30人のメディアのみの招待で、
デュカスもその才能を認める大垣シェフとデュカスサイドのコラボによる、
『大阪テロワール』をコンセプトにした特別ランチを共に食べながら・・・
という贅沢極まりない会見でございます。

デュカス氏といえば、約8年前、
パリのレストラン「アラン・デュカス」で
インタビューをさせてもらったこともあり、
わたくしに、はじめてフレンチの真の魅力を骨の隋まで感じさせてくれた、
特別の料理人・・・・・。

ああ、興奮します。

いつもは、ベトコンファッションか、アバクロのジーンズで
10年前ぐらいの服を適当に見繕っているわたくしも、
この日ばかりは、とっておきのPUCCIのワンピースに
エルメスという気合の入れよう(ほんまか)

とはいえ、クロゼットの上の棚に仕舞いこんだ、
バーキンは重いのでやめて、ボリードにしましたけど。

まずは株式会社サンケイビル 
代表取締役社長 中本逸郎氏によるご挨拶があり、
ブリーゼブリーゼのコンセプトである
「ACTIVE/RELAX」などについてご説明が。

このふたつは相反する言葉ですが、
新しい刺激と深いリラックスが
得られる空間を目指し、その目玉としてデュカスのビストロ
「ル・コントワール・ド・ブノア」があるとのこと。

「大阪の食文化に深い造詣を持ち、大阪独自のテロワールに対する
デュカス氏の考え方に共感いたしました」と熱く語られました。



そして我らがデュカス氏登場。いやあ、カッコいいわ。素敵なネクタイだわ。
後ろに見える眼鏡の紳士は、TV[魔法のレストラン]のチーフディレクター、ひらいなおとさんです。


さらになんと平松大阪市長までもがいらっしゃり、
歓迎の挨拶を述べられました。

「関西が持っている雰囲気、味わい、文化を見て、
チャレンジするのに相応しい街だと思ってくださったのでは?
特に大阪の味で気に入っていただけたのは出汁じゃないかな・・と思ってます」

「残念ながらこのあとは公務でランチをご一緒出来ずに行くことになっております。
このような非常に厳しい仕事をしております(笑)」
とこのあと風のように立ち去られました。

目の前で拝見する平松市長さんは、ダンディで洗練された方でございました。



デュカス氏ともがっちり握手。



そんなわけで、字数もつきてきました~。

このあとの美味なるランチのご紹介、
そして門上武司氏、デュカス氏、大垣シェフによる美食談義、
さらに、衝撃の質問コーナーについては、続く~(ひーっ)

注・テロワールとは?
フランス語の[terra](地面、地球の意味)から来た言葉。
テロワールは単に土のことをさすのではなく、
地方にある方言のように、その土地のあらゆる現象と密接に結びついた、
その土地ならではのもの。
この概念はフランス独特の文化の中で生まれた言葉で、
日本語では「地域性」「風土」という言葉が近い。
「テロワール」が意味するのは
「気候、地形、地質、土壌などの複合的地域性」である。
ー株式会社サンケイビルの報道資料よりー

by madamregina | 2008-06-08 17:49 | Diary | Comments(0)