有馬の極上Spa CAAZEでロンドンの疲れを癒してきましたっ |
2011年 10月 22日 |
いや、マジな話、この歳になりますと、
ヨーロッパのフライトは超きついです。
片道、12時間ですからね。
飛行機乗ってるのは、やっぱり7時間が限度って気がするの。
それがたとえ、ファーストクラスであろうと。
ま、今回もいつものように、わたくし、Heathraw 空港までは、
First Classでしたけどね(嘘。FにUGにならないかと期待してたけど、
だめだったわよ。チキショーっ、あら失礼)
で、現地では、行商人のごとく荷物を背たろって、
命からがら、ボッロボロ。日本に帰りついたときには、
精魂尽き果ててしまって、おりました。
で、ヒースロー、成田経由で伊丹に到着してすぐに、
空港から、The Day Spa が運営する、
「カーゼオーガニックスパ」に
SOSのお電話をかけました。
「明日、もし空きがありましたら、
緊急ボディートリートメントしてくださりませんのことか?
もう、めちゃくちゃ疲れているのでありますります。ぜぃぜぃ」
(もはや日本語も怪しいぐらい疲れておったの)
するといつものように、とっても、お優しい対応で、
運良く予約がとれたのです。
カーゼは、有馬グランドホテル内にある、オーガニックスパ。
このブログでも、何度か、フランスの脅威のスキンケア、
BRのフェイシャルトリートメントについての
レポを書かせておりますが、
実は、ザ・デイ・スパのオリジナルボディトリートメントも
ものすごーく素晴らしいのですよ。
カーゼは、日本最古の三大湯のひとつとして知られる、
兵庫県の有馬という温泉地にあります。
この有馬は、昔から素晴らしい風水の力を持つとされていて、
その土地のパワーを得て、運気を上げたいと願う、
政財界の人々がこぞってセカンドハウスを建てた土地柄でもあるのよね。
古くは豊臣秀吉(ひええええーっ)なども有馬の湯につかって、
疲れを癒していたそうよっ。
私にとっても、子供の頃から有馬は家族と良く泊まりに来た、
とても親しみのあるところ。
とにかく、昔からここに来ると、すっごく気持ちがおだやかになり、
あの、有名な鉄の匂いがする、赤色の温泉、金泉に浸かるだけで、元気になれるんですよね。
関西の人にとって、有馬は近場でいける、最高のリゾートなのよっ。
そんな有馬の最強の土地のパワーと風水のエネルギーを味方に
つけたスパが凄いのは言うまでもありません。
しかも、わたしの家から車で、Door to doorでたったの15分。
有馬に通うため、いまの家に引っ越したという噂もあるほどです(えっ)
有馬には上質の温泉がふんだんに湧き出ていて、
山の間をぬうように、心地いい風が吹き抜けています。
その風に抱かれて、癒されるスパ、それが、CAAZE Oganic SPA
カーゼのパンフレットによると、
古代の書物には、かつて日本人は「風」は風の神の息、だと思っていたとか。
そんな有馬の風、そして呼吸をコンセプトにした
カーゼのシグニチャートリートメント、
「ブリーシングボディートリートメント 90min」は、
ブリース(風と呼吸)を体内に深く取り込むことを目的とした、
有馬カーゼならではの最強のボディトリートメント。
もちろん、このトリートメントもわたしの大好物ですが、
この日は、ザ・デイ・スパのシグニチャートリートメント、
バランシングトリートメント90minにしました。
まずはこちらで、ハーブティをいただきながら、
好みのエッセンシャルオイルを選びます。
そして、プライベートトリートメントルームへ。(写真はペアで受けるためのお部屋です)
ライティングも含めて、本当に心やすらぐ空間。
まずは、有馬の温泉水と上質のソルトをブレンドした、お湯で、
膝から下を丁寧にスクラブ&マッサージ。もう、この時点で別世界へ。
(このときは、ハワイから帰ったときの写真で、ひえええーっ。足が、足が黒すぎるっ)
そして、ベッドに移動して、いよいよトリートメントがはじまります。
有馬の風が体を通り抜けるようなイメージで、ゆっくりと深呼吸しながら、
波動を整えていきます。
そして、仰向けに寝ながら、
まずオイルを使わずに、上質なタオルの上から、ぐいぐいツボを押し、
背中も足もお尻も腕も、ここ効くっ!という箇所を、
かなりの強さでマッサージをしてくれます。
もう、この時点で、わたくし、楽園の世界をたゆたっているんですよね。
そして、メインのエッセンシャルオイルのボディートリートメントへと
移行していきます。
私はいつも、ウォームオーガニックオイルのオプションをお願いしています。
香りはスンダリのニームオイル。
ニームは昔からインドの人が崇めていた万病に効くという木から抽出したエキス。
スンダリのオイルはオーガニックで高濃度なので
ぐんぐんお肌に浸透して、体のコリをほぐすだけではなく、
細胞が蘇生し、素晴らしいエネルギーがもらえる気がするのです。
温めたオイルで、ゴッドハンドに丁寧にマッサージしてもらうあの感じ。
肌のずっと奥まで、すーっと馴染んでいく、あの感覚・・・
ほんっとうに最高に気持ちいいーーーーーーっ。
そして・・・・・
わたしはたいてい、10分もすればもう、夢の中。
いままでどのスパでも、トリートメント中に寝るなんてことはなかったのですが、
カーゼでは、もう、必ず寝ます(笑)。
それだけリラックス度が高いってことですね。
しかも、その眠りも、本当に質の高い眠りで、アルファー波が脳で充満しているのを
実感出来るほど。
なんというか、もはや、幽体離脱をしたような、いままで感じたことのない
雲の上で眠っているような最高の心地良さ。
もう、これはクセになってしまいますっ。
ザ・デイ・スパのトリートメントは、本当に特別なタッチなのですよね。
トリートメントしてもらっていると、
セラピストの手がどんどん熱くなって、ものすごく上質なエネルギー(氣)を感じて、
ボディだけでなく、身体も解放されていくような気がします。
そのゆっくりとしたディープストロークが、疲労した筋肉をゆっくりとほぐしていき、
さらに、"氣"の流れるエナジーラインを刺激してもらうことで、
どんどん身体からパワーが湧いてくるのを実感をすることができます。
それは、疲れやコリだけをターゲットとしたフィジカルなアプローチだけではなく、
ボディ(身体)、マインド(心)、スピリット(氣)のバランスを整え、
たとえば、奥深くしまいこんでしまった感情や気持ちの問題点までも、
包み込んで、リリースさせる、ホリスティックボディーワークに基づいているから・・・。
心を癒す香りと精神を落ち着かせる優しいライティングも、大好き。
そして、何より凄いのは、ザ・デイ・スパならではの心のこもったセラピストのtouch.
それは子供の頃、お母さんに抱かれて、頭を撫でてもらったり、
身体を包んでもらったときの感触に似ているのよね。
あの頃の、何の不安もなく、安心しきった感覚に再び会えるような、
そんな最高のリラクゼーションを与えてくれるスパなのです。
トリートメントをしてもらうたび、
「ああ、明日もまた、頑張るかっ?!」というとっても前向きな気持ちになれるのも、
カーゼの大きな魅力なのですよ。
そんなわけで、イギリスで疲れ果てたわたしの体も心も、
カーゼのボディトリートメントで、すっかり蘇ったのでした蘇生。
松澤、蘇生っ!!!!
『CAAZE Organic Spa』
◆兵庫県神戸市北区有馬町1304-1
[有馬グランドホテル(B2F)アクアテラス&スパ]
◆078-904-0181 ◇営業時間 14:00-22:00(最終受付21:00)
by madamregina | 2011-10-22 20:18 | The Day Spa