紀州犬の逆襲   

2012年 10月 30日




最近、私の友人がこぞってみんな、ワンちゃんを飼い始めました。

すると、どーだ、みんなメロメロ。

「もう、家族以外には考えられない」


なんて、毎晩飲み歩いて、犬のいる生活なんて想像出来なかったっていう人が、

そんなセリフを呟いて、おらあ、びっくりしました。


でも、

かわいーよね。私は猫も好きだけど、やっぱり犬の方が安心できます。



そして、いま私は激しく、ワンちゃんを飼いたい衝動にかられているわけであります。

やっぱり飼いやすいっていう、トイプードルがいいの?

でも、もともと大型犬が好きです。

多恵さんところのコリーがすっごく可愛くて、健気な感じなので、

コリーもいいなぁと思ったり。

壁ちゃんところのさくらも、いいよね〜。

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ほんっとに人生悟っているような顔がたまりませんっ。

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いっちばん飼いたいのは、ホワイトタイガーの赤ちゃんなんだけど、

大きくなると、ウチの裏山で飼うことは出来ないしな(恐)

私の夢は、大きくならないホワイトタイガーか、

ライオンの赤ちゃんを飼うことなんですけどね。




私にもかつて、人生を分かち合えるような犬がいたんです。

友達のような犬が。







子供の頃、我が家はちょっとした

動物王国でありました。

一人っ子だった私のために

父が犬(ダックスフンド、コッカスパニエルなどなど)

シャム猫やペルシャ猫はもちろん、

日本猿までどっこから買ってきて、

飼っていました。



この日本猿、名前はサブちゃん。

ほんとぜーんぜんなつかへんかったし、

かわいげなかったです。

ま、このサルにまつわる話はいろいろあるけど

それはまたこんどってことで。



私がいちばん好きだったのは

紀州犬のふじ。

凛々しくて、誇り高くて、真っ黒に濡れた鼻が

もう、好きで好きで、ふじとはいつも一緒に

寝たり、遊んだり。

彼の背中に乗るのもお気に入り。

いつも一緒に寝て、毎朝一緒に目覚める・・・そんな関係。



近所の鰹節屋にもふじとまったく同じ紀州犬がいて、

そいつに会うのも楽しみにしていた。

でも、いつも犬小屋で丸まってばかりいたので、

ある日、母と一緒に買い物にいった3歳の私は

ふじにするのと同じように

そいつの右目の中に私のひとさし指を入れて、

「あっかんべー」をした。


ぎょえええええーーーーーーーっ。

なんてこと、するんだっ。



そりゃ、犬も驚く。大災難だよ。

いきなり目の玉に指入れられたら。



で、私の顔をガブリと噛んだというわけで・・。


ひえええええええーーーーーーーっ。



いまはデカい顔が自慢のわたしですが、

3歳のときはかなり小顔。

紀州犬は思いの他、激しい歯をもっているので、

あっという間に周囲は血の海になったそうです。



まさに修羅場。命の現場。



母はほとんど発狂寸前。卒倒寸前。

すぐに私は病院に運ばれ、緊急手術をすることに。



そして左目の下瞼と鼻先を縫うことになったのだけど、

そこに大慌てでやってきた父が

「女の子なんだからなー。

跡が残らないように気をつけて縫えよ!」

と手術室でドクターを怒鳴り飛ばし、

気の毒な外科医は恐れおののいて、

余計針を持つ手が震えていたそうな・・。



だからなのね。


うまく縫えなかったのは。

いまこんなデザインの顔になってしまったのは・・・(涙)



いまも少し疲れたり、酔ったりすると、

私の左目下瞼に残る、

あのときの紀州犬に噛まれた傷が

ちょっぴりうづきます。



あの鰹節屋の犬はどうしてるだろうか?

噛まれた日の後、父が見に行くと、

なんだかとってもうなだれていたらしいけど、

犬は、あんなことで反省しないと思うんだけど、

どうなんでしょう?

by madamregina | 2012-10-30 11:11 | Diary