映画レ・ミゼラブル、ちょっとだけこんな話 |
2012年 12月 20日 |
これは私のFacebookにUPした内容ですが、
こちらにもご紹介したいと思います。
えと、レ・ミゼラブルの映画については、
もうね、言いたいこと、てんこ盛りなんです。
素晴らしい。ほんとに素晴らしい映画。
でも、私的につっこみどころも満載で、
ラッセルのスターズ聴いたとき、マジか?
と映画館の椅子から転げ落ちそうになったんです(泣)
この映画は演技と歌入れを別々にするんじゃなくて、
役者たちが本当に歌いながら演技しているところをカメラに収めているのが、
ひとつの見所であるわけですね。
監督のトム・フーパーは、そこにこだわった。
だからこそ、リアリティのある映画に仕上がってると思うのであります。
そんなわけで、普段は歌わないスターたちの歌をしみじみ味わうのも、
この映画を観る楽しみのひとつなわけですが、
ジャベールが歌う『スターズ』は、
私がレ・ミゼラブルでかなーり愛している歌のひとつで、
ラッセルのスターズをすごくすごく楽しみにしていたわけですね。
でも、ラッセルのスターズを聴いて、
ひええええええーっ、
こ、こ、これは・・・と思ったわけですね(ごめんね、大好きなラッセル)
ほかのスターのみなさまも、
舞台の役者さんたちに比べると、そりゃあ、歌だけはね、
負けるところもある、わけ(言っちゃった)
ま、そもそも映画と舞台を同じ土俵で語ることじたいが、ナンセンスなわけですが、
レ・ミゼラブルに関しては、
私の場合、生のミュージカル観過ぎてて、
その歌やシーンがスタンダードになってしまってるので、
はじめは映画に入り込むまで、ちょっと時間がかかっちゃったわ。
でも、アン・ハサウェイのI dreamed a dreamを聴いて、ぶっ飛んだね。
もうーーーー鳥肌たちすぎて、鳥になった(@Emiちゃん)
そして、ボロボロになって自暴自棄になって、
世界中の哀しみとやるせなさを背負ったようなフォンティーヌの瞳に、おらあ、やられた。
心臓が止まりそうになった。
すっごいね〜。さすがハリウッドスターだ。
で、ラッセル。
自殺するときのシーンに、これまたおいら、鳥。
背筋に電流走りまくり。
凄み、演技、存在感、魂から絞り出すような歌・・
そのすべてに圧倒されてしまった。
あったり前のことなんだけど、舞台には舞台の、
そして映画には映画の良さがあるってことを改めて考えさせられる作品だった。
ちなみに、映画レ・ミゼラブルがDVD化されたら、
10枚ぐらい買って、
10周年記念コンサートと25周年コンサートのDVDと同じように、一生持ち続けて、
老後は家に豪華ホームシアターを作るでしょ?
そこで、シャンパンとキャビア楽しみながら、観るっ。
レ・ミゼラブルの映画も舞台も、私にとって、そんな作品。
by madamregina | 2012-12-20 02:40 | Movie | Comments(0)