さすらいの女神たち   

2013年 06月 09日
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マダ松の言葉で鍛えよ、「女力」、久々です。

いくよーーーーっ。

今日の名言は、

映画『さすらいの女神たち』からです。

この映画は、
私がたぶん、世界一好きなフランスの監督であり名優でもある、
マチュー・アマリルック監督・主演で、
2010年カンヌ国際映画祭最優秀監督賞に輝いた作品。

昨日WOWOWではじめて観たのよね。

いや真夜中にやってて、最後まで観てしまったよ。


きっと話題になった作品なんだろうけど、

まったく知らなかった。

不覚だった。


原作は、あの青い麦のコレットが、
20世紀の初頭に書いた『ミュージックホールの内幕』

それを読んだ、マチューが、大変感銘を受けて、
そこにParisのキャバレーで出逢った「ニューバーレスク」が重なって、

この作品が生まれたそう。


物語は、こんな感じ。

かつては名を馳せたTVプロデューサーのジョアキム(マチュー)

しかし、トラブルを起こし業界から干されてしまった彼は、

子供も友人も恋人もすべてを捨ててアメリカに渡る。

数年後、華麗なショーダンサーたち<ニュー・バーレスク>を引き連れ、

再起を図るため、意気揚々と祖国フランスへ凱旋。

旅から旅へと港町のナイトクラブをめぐる日々。

彼女たちのユーモアや風刺を効かせたセクシーでゴージャスなショーは、

次々と観客を沸かせてゆく。

しかし、巡業の最終目的地であるパリでの公演が決まらない!?

さあ、どうなるんだーーー。







何が素敵ってさ、

スクリーンに堂々と登場するのは、

全員<ニュー・バーレスク>でバリバリの現役だった、ダンサーたち。

超ど派手なメイクに、

まばたきしただけで蜂の一匹ぐらいは吹き飛ばせそうな、
1メートルぐらいあるつけまつげ。

安もんのランジェリーやコルセットなどの衣装に身を包み、

お世辞にもうまいと言えない歌やダンスを観客の前で披露する。

でも、限りなくその笑顏は優しく、

女神のように温かく、人も風景もなにもかも大きな抱擁力で包み込む。



<ニュー・バーレスク>とは、17世紀末にイギリスで発祥したキャバレーショー

で、ボードヴィルと並んで、演劇の原点だよね。

そこにあるのは、年齢、社会規範などおかまいなしに、

丸裸の自分で体当たりする、赤裸々な肉体美。

いかす。

一座は、

鉄道に乗り、キャリーバッグをひきずって、の港町を旅から旅へ。

アメリカ版原作は、まさに「On Tour」





もうね、これは私の人生、私の旅・・・わたしの、映画だと思ったよ。


私が心から憧れる、

ドサ回りの旅ガラス生活。



で、名セリフです。

Parisで公演が決まらなくて、

八方塞がりになった、ジョアキムが、

へぼい劇場のかすれたマイクで、

踊り子たちに向かって、言うこの言葉。




「ツアーを続けよう、明日もそのあともずっとできる限り。
最後になにも残らなくてもいい。
確かなものは肉体とスタイルと卓越したユーモアと生命力,
I LOVE YOU」







『さすらいの女神たち』
2011年9月24日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
監督・主演:マチュー・アマルリック
出演:〈ニュー・バーレスク〉のダンサーたち
ミミ・ル・ムー、キトゥン・オン・ザ・キーズ、ダーティ・マティーニ、ジュリー・アトラス・ミュズ、イーヴィ・ラヴェル、ロッキー・ルーレット)
原題:Tournee / 2010 / フランス映画(フランス語・英語) / 111分 / ヴィスタサイズ / ドルビーSRD
提供:C&Iエンタテインメント / 配給:マジックアワー+C&Iエンタテインメント

by madamregina | 2013-06-09 13:06 | 鍛えよ女力