父のトロ丼   

2014年 07月 24日

こんな時間にものすごーくお腹が空いてきて、


そしたら、

ある方がFacebookで、

某お鮨屋さんの、

鯨の尾の身の写真をUPされていて、

もう、たまらんっっ!と、

思い出したのが父のトロ丼のこと。


いまは亡き父が、お正月、おせちに飽きた頃、

良く作ってくれたのが、トロ丼であります。

普段、台所なんかには、ぜったい立たない父でしたが、

トロ丼のときだけは別。

黒門市場とかで買ってきた、

こだわりの大トロを贅沢にのせた、

あっつあつのトロ丼を作ってくれて、

ええ焼き海苔もパラパラっとのせて、

それは、もう陶然とする美味しさでありました。

トロが鯨の尾の身になることもあったけど、

子供ながら、わたしはこっちのほうが好きでした。

父は食い道楽な人だったので、

(ま、総じて道楽な人生でしたがw)

いまも時々美味しいものを食べると

「これ、パパに食べさせてあげたい」と思います。

亡くなる前、ほとんど固形物は受け付けず、

点滴に頼っていた父が、

「美味しいてっちりが食べたい」と言った時に、

「パパ、いまはそんなこと言ってる場合ちゃうよ。

フグの身なんて今のパパの喉には通らないよ」と戒め

食べさせてあげなかったことを一生後悔すると思います。

そのせいか、ご飯を食べているときに限って、

一年に数回ほど、父を思ってちょっとだけ泣くおいらは、

ほんまに親不孝娘で、ごめんなさい。

パパは怒ってないかな?

by madamregina | 2014-07-24 23:52 | Diary