忘れ物の女王再び〜   

2015年 01月 18日
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えーっと。

この写真はね、


昨年末の某ホテルのエレベーターで意味もなく、

撮った写真であります。

がーーー。

荷物が多すぎ開発っ(笑)

だいたいお出かけのとき、

わしは、荷物多いです。

それは、夏でも冬でも、
寒くなったとき用にストールや予備のセーターとかを、
入れているからなんです。


この日も、
毛皮のストールやあれこれ入れてトートはパンパンっ。
バインダーも持って、もう片方の手にはハンドバッグ。

で、よーく見たら、
バッグのふたが、
ダラリンチョ、と空いてるじゃないかっ。
こんなん、電車だったら、危険。
さらに、歩いてたらお財布とか、
落としそう。
いや、だいたいこんなんなんですわ。
だから、
私のこれまでは、
落し物と、忘れ物の人生でした。
ま、いろんな意味でね(≧∇≦)
というわけで、
私がどれほどの忘れっぷりか、
以前書いたブログ、
まだ読んでない方は、
よろしければ、
読んでくださいませ。
いやはや(深いため息)
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【忘れ物の女王】





忘れ物や落し物について、
子供の頃から筋金入りです。
小学校のときはランドセル忘れて、学校行ってたほどですから。
大人になって、
仕事をはじめてからも、
タクシーにバッグやお財布を忘れること多数。
レストランに上着やスカーフ忘れる事100回。
海外のホテルでは、セーフィティーボックスに
パスポート、置き忘れ…なんてこともありました。
ボストンでは帰国するという前日、
チェックアウトしたあと、
なんとフロントにキャリーバッグを置き忘れたこともあった。
中にはパソコン、デジカメはもとより、
その旅で撮影したすべてのフィルムが入っていたんですわ。
(この頃はフィルム撮影してたのね)
その日。
ボストンのローガン空港について、
車のトランクから
ベルマンにスーツケースやら7個の荷物を
出してもらい、カートに乗せて、
チェックインカウンターまで行こうとしたそのとき、
キャリーバッグがないことが発覚!
そのときのわたくし、
気持ち、どんなだったかおわかりになるかしら?
血の気が引くとは、あのことね。
だいたい、荷物の量が多すぎるのよ。
まず頭によぎったことは、
ホテルから空港までは車で1時間はかかるから、
私が取りに帰る時間はない。
そんなことしたら、飛行機に乗り遅れる。
じゃ、どうすればいいの?
さらに、そのとき泊まっていたのは、
それほど高級なホテルじゃないし、
すでに誰かに持っていかれてることも、十分考えられるわけで…。
そんなこんなで、
茫然自失したわたくしの様子に気がついた、
ベルマンが、
「だ、だ、大丈夫っすか?」
と心配げに聞いてくれました。
しばらく声も出ないおいらの反応を見て、
これはよほどのことがあったのだと彼は察知した模様。
事情を説明したら、
「OK!僕が今からそのホテルに電話してあげるから」
と携帯を取り出し、電話してくたの。
とにかく無事荷物はあった。
そこからです。問題は。
どうやってキャリーバッグを空港まで
運ぶの?
ベルマンは賢かった。
タクシーを呼んで、荷物だけ載せて空港のこのターミナルまで
来てもらったらいいんだよ・・と。
グッドアイデア!
で、40分後、荷物は無事届いた次第です。
タクシーのシートに、優雅にのっかって…
あのときのベルマン、フィリップ(名前まだ覚えてます)は
命の恩人です。
それにすごくカッコ良かったです。
こういうアクシデントがあると何かロマンティックなことが
起こるはずだが、残念ながらそれはなかったな。はっ。
でもわたしより上手はいらっしゃいます。
少し前、お絵描き仲間のみなさんと先生のアトリエで、
忘れ物の話になり、
それぞれの忘れ物女王度を
競っておりました。
Aさんは海外に行くたび、カメラやデジカメなど
を機内かホテルなどに忘れて帰国するらしい。
でも、不思議なことにそれが必ず戻ってくるとか。
しかし、
圧巻は、
先生のお話です。
女性同士でレストランに行き、その後、
北新地のクラブへ。
夜中1時ごろ、
「じゃ、わたしは先に帰るわねー」
と先生ひとりだけ先にお帰りになりました。
で、自宅について家の鍵をバッグから出そうと思ったら、
鍵がない。
え?
と、思って良くみたら、
見知らぬ人のバッグ。
そう。
新地のクラブで隣りに座っていた、女友達のバッグを持っていたそうです。
ひぇーっ。
すっげー。
この話があんまりおもしろくて、おいら、
椅子に座り、のけぞりながら、
笑いまくっていましたら、
椅子がバランスを崩し、
後ろに転倒。
そのアトリエの床は大理石よ。
わたくし、
後頭部をしこたま、ぶつけ、
マジで死ぬか、と思いました。
でっかいタンコブできました。
最近の忘却病、もしかしたら、あのときの後遺症かもね。
ちなみに、ボストンで、キャリーバッグを忘れた原因は、
ゆで卵であります。
チェックアウトしたのは早朝の6時半。
朝ごはんをゆっくり食べてる時間はない。
そのホテルはブッフェスタイルの朝食を朝6時からやっていて、
ま、大したもんはありませんけど。
で、おいらチェクアウトしたあと、
ブッフェのコーナーまで歩き、
ゆで卵とコーヒーだけを持って、
ホテル前に止めてあったレンタカーに乗り込んだってわけですね。
そう・・。
フロントに大事なキャリーバッグを置き去りにしたまんま。
ゆで卵2個だけ大事に握り締めて。
ああ、情けないったらありゃしねー。
それにしてもそのホテル、大したホテルじゃなかったですが、
フィリップが電話したら、
すぐに
タクシーを手配してくれ、迅速に忘れ物を空港に届けてくれるとは、
まるでフォーシーズンズ並みのサービスではないですか?
ちなみにそのホテルは全米展開している
Hampton Innってところです。
電子レンジや冷蔵庫(ミニバーとは違う)もあり、
部屋でTVディナーとかも食べれます。
LAなど西はちょっとあきませんけど、
NYやニューイグランドなど東エリアはかなり優秀。
フォーシーズンズやアマンが好き、なんて言いながら、
実は、こういうホテルが好きなおいらなんであります。

by madamregina | 2015-01-18 11:43 | Diary