久々、熱苦しく語りますっ‼︎ 劇団四季『ノートルダムの鐘』は、そうとうやばいっ‼︎   

2017年 07月 28日

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たぶん、もう

一生、恋に落ちることはないだろう・・・と思ってました。



なのに・・・

どーしたことでしょう?!



このわたくしが・・・

ひええええーーーーーーーっ。

一気に!

真っ逆さまに!

恋のマンホールにあっという間に

転げ落ちました。



おーまいーがーーーーー。



なんちゅーこった。

そうなんです。



先日、わたくし

劇団四季の「ノートルダムの鐘」の初日で、

京都劇場に行ってきました。

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最初はね、これまでずっと海外のミュージカルばかり追いかけてきたし・・

まあ、NYやロンドンやその他、心ひかれる作品、役者さんは

いままでも、これからも、

たぶん日本では見つからないよね〜



というなんとも愚かで、ど失礼な、

劇団四季のファンが聞けば即バズーカ砲飛んで来そうな、

勘違いな信念を持っておったわけでありますよ。



やっぱりレ・ミゼラブルにしたって、

ノートルダムにしたってさ、



舞台はおフランスであるわけで、

言語も日本語じゃね〜(怒)



また役者さんも日本人ではね〜。



という旧石器時代ほどの錆びついた知識からきた

妙な確信しかなかったわけだわ。



ま、そんな中、

レ・ミゼラブルだけは日本のカンパニーでも

大好きでしたけど。



だって、

レミゼがきっかけで、

我が愛しのマイ・ダーリン、

Micheal Ballと出逢ったわけですからね。



彼は1985年イギリスロンドン初演の

レ・ミゼラブルでオリジナルのマリウスを演じて、

世界的なスターへかけのぼった。



これまでもMicheal一筋のはずたった・・・。



え?

わたしのミュージカルヒストリーなんて、

聞きたくない?笑

はい。



話をノートルダムにもどして。

わたくし、この作品には

強い強い思い入れがあったんです…実は。



それはもう20年近く前のことですが、

Parisで大ヒットしたミュージカル

「ノートルダム・ド・パリ」が好きすぎて、



当時ちょうどオープンしたばかりで、

チケットはまったく買えず、

当日券を買うべく行列にも並びましたけど、

(Parisで三星レストランも、ルーブルにも行く時間を惜しんでね)



でも無残にも買えず、観れなかったのです。

でーーーー韓国版を昨年観に行ったわけですが、

これが、これが、これが思いのほかズッキューーーンと

ハート射抜かれたんです。



何より、この作品、楽曲がすっばらしくて、

毎日CD聴いていたぐらいの好きっぷり。

でも・・・劇団四季のノートルダムの鐘は、

まったくの別物・・と聞いておりました。



だから曲も全く違うだろう。と。

これは、

ディズニーのアニメ映画をミュージカル作品にしたものなんです。

ディズニー。

そりゃ大好きだけど・・・

でもきっと違うよね、と思ってた。



そーーーーれーーーーがーーーーっ。



京都劇場の初日、

素敵な赤いシートに座って、

館内がすこーしずつ暗くなり・・・(この瞬間が世界一好き)



舞台が幕を開けました。

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そして・・。

聖歌隊が登場し、

魂を洗ってくれるような清らかなコーラスを聞いているうちに、



一気に力強い合唱にかわって、

その圧倒されるような美しいコーラスに、

おらのドテッ腹に穴があいた。





ひーーーーーっ。

鳥肌300000000000000個っ。



ズッコーンと。



そして。

おおおおおおおっ、そうくるか?という展開。

フロロとカジモドってこんな関係だったんだ・・



といまさらですが、

母国語で観る舞台ってもうーーーーずんずん言葉が

入ってきて、めちゃ感情移入しちゃう。



カジモドが歌い出すんです。



ノートル・ダムファンが大好きな歌。



♬ 陽射しの中へ〜♬



・ ・・を。

カジモド役の飯田達郎さんの第一声で、

一瞬にして15世紀のParisへ。

ノートルダムの大聖堂へ。

聖域へとタイムスリップ〜。



あかんっ。やばい。やばすぎるーーー。



あの、醜い顔と背中にコブのある、

カジモドが、世界一美しい声で。

歌うんで

おーーーーーのーーーーーーーーーっ。



歌詞がまたあまりに美しく。



その容姿ゆえ、子供の頃から

世間から隠れるように、

ずっと大聖堂に閉じ込められて、

フロロに

育てられてきた、カジモドが、



たった一度だけいい。

外の世界を見てみたい・・・

とせつせつと歌う、

その歌声に・・・・

わたくしの涙腺、決壊。



そうよ。



モーゼの十戒じゃないけど、

海がぱっかーんと割れるように、

もはや涙の結界がとんでもないことに!

舞台がはじまってわずか5分で、

その天使のように、美しい歌声に、

魂のずっとずっとまだ奥底にある

めったに開かない扉が、



いや、ある意味、地獄の窯が(笑)

開いたんでありますよ、奥さんっ。



ほええええええーーーーーーーーーーーー

この感動、この熱狂感(笑)はレ・ミゼラブル以来だ。



飯田さんの声はめっちゃ私のタイプです。笑

それにしても。

舞台セットはシンプルなのに、めちゃくちゃ厚みのある演出で、

ハッと驚くアイデアが満載。 そうよ!

わたしがはじめてミュージカルを観たときの感動を再び味わわせてくれる作品でもありました。

ずっと海外ミュージカルばかり観てきて、

ほんっとお膝元の日本が、

劇団四季が、

とんでもないレベルに達していて、

わたしいままで何をしてたんだろう・・・って反省の嵐よっ。



いやもう、1幕目ですでにおいら、

涙でぼっろぼろ。

アイライン、ぐっちゃぐちゃ。

なんと素晴らしい舞台でしょう。



これは、

劇団四季の第6番目となるディズニーの作品。

原作も、脚本も、楽曲も、演出も、俳優も、

なにもかもがすっごいレベルで。

完成度高すぎる舞台です。

クリエイティブチームは、

トニー賞何度も受賞している、

ミュージカル界の天才ばかりで。

ライティングなどテクニック部門のデザイナーたちも、

ブロードウェイでいまだにチケット入手困難な

「ハミルトン」でトニー賞及びノミネートされた人たちで

周りを固めるディズニーチームがハンパないレベルの高さです。

でもでもでも。

何より、劇団四季の役者さんたちに

ブラボーーーーーーーーー!!

すごぞ。



すごすぎるぞーーーーーっ。

どんな端役の人も、全命かけてます!

というものすっごい気迫と・迫力で。

それがものすっごいパワーで

ストレートに

まさにバズーカ砲のように、

我ら観客の魂に突き刺さるんです。



もう、舞台が終わったころには

満身創痍よ。

いや、わたしはひっさびさ

椅子から立てなかった。

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これぞ、ミュージカル。



これぞ、わたしが求めていたもの。



役者の本気が、最高の感動を呼び起こす・・

そんなことを、

はじめてミュージカルに

ハマったときの感動を思い出しました。

最近、ほんっとに情熱ほとばしらせるような作品にも

なかなかあえなくて、

この前はNYでも大好きなサンセットブールヴァードも観たけど。

グレン・クローズのノーマデズモンドも良かったけど・・・



私の心の振り子の最高値には達することはなく・・



おそらくもう、わたし の感性と情熱は、

枯渇してしまったのでは・・・



とさえ思って、ショックだったんだけど。

違ったんですよね。

それは、

ほんっとに凄い作品に会えなかっただけ。

感動レベルの数値は最高値はおろか、

もはやつぶれたって感じでしょうかっ。

感動の振り子の針、ぶんぶん回りすぎて、

アンコントロール状態っ。



ノートルダムの鐘は、

これまでのディズニー作品とは違って、

重く暗いテーマを扱っています。



アニメーション映画での、

コミカルな要素も排除して、

ひたすら人間の深遠、闇、に迫ります。



だけどだけど、

その暗い炎の中に、

いままで見たこともない、

希望と再生の優しい光が静かに心に灯る・・

そんな作品です。

ほんと、とんでもないミュージカルがあるもんだ。

劇団四季の底力を見た・・そんな気がしました。



あたくしは、帰り、

京都劇場の前で土下座したくなりましたよ。



このところ、

ブロードウェイとかWest Endとか遠いところばっかり行って、

真に心に刺さる作品を観てこなかったことに。



ちなみに京都劇場はじめてだったんですけど・・・

いや、素晴らしい劇場です。



まだまだ語り尽くせないですが、

ただでさえ蒸し暑い今日、



これ以上、熱苦しく語るとあかんので、

このへんで。

わたしのミュージカル人生の中でも確実にトップ3に入る作品だと思います。

そして、

忘れていた大切なことをいっぱい思い出させてくれるような、

とっても愛しい作品でもありました。



京都劇場をまさに燃え尽くすばかりの

素晴らしい演技と歌声で観客を15世紀のパリに

旅させてくれた、

素敵な役者さんたちのこと、



特にカジモド役の飯田達郎さんについて、

もっと書きたいけど、

それは裏ブログで書く(笑)

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最後に。



台本を担当した、ピーター・パネルさんのこの言葉に、

ノートルダムの鐘の作品の真髄が隠されて入るような気がします。



『除け者だったカジモドが

ヒーローに至るまでの旅路に、

我々全員がそうであったように、

皆様にも共感してくださることを願っています』

そう。これはヒーローの物語でもあるんです。



ヴィクトル・ユゴーの描く作品は、

痛みや残酷さに溢れた暗い世界だけれど、

底辺に流れているのは、

どこまでも優しい人間愛。

そして人間賛歌なんですよね。

えっと、チケットは売り出しそうそうに完売したらしいですが、

なんと!

さきほど入手した情報によりますと

追加チケットが売り出されたそうよ。

京都劇場で2ヶ月限定公演です。



行かなきゃ、人生の損失・・・そんな作品。

わたしはたぶん、あと10回は観ると思う(笑)



劇団四季ニュース



チケットはこちらから

※写真は劇団四季ニュースより。


by madamregina | 2017-07-28 20:00 | Musical