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お誕生日ディナーは、
やはり!
La Merでした。
いやぁ、ほんとにほんとに
すべてが心に残る時間でした。
今年100年を迎えるハレクラニの中でも、
その歴史を語る本館の2階。
エレベーターもありますが、
わたしはこの階段で2階に上がるのが好き。
このアプローチに
すでに心は高まりまくり。
オーシャンフロントに佇むこのフレンチレストランは、フォーブス トラベル ガイドで最高の五つ星を受賞、
全米自動車協会によるレストラン格付けでは最高のファイブダイアモンドをハワイでもっとも長く獲得し続けています。
うれしいのは、子供は8歳以上から。
それだけゲストにゆったりと過ごしてもらいたいことに、
重きを置いたレストランなんですね。
エントランスでは、
ラ メールのGMのスティーブンさんが
わたしたちの到着を待ってくださっていました。
案内して頂いたのは、
ちょっと奥まった海側のいつものプラチナシート。
真ん前に海とヤシの木。
左側にはバーンっ、とダイヤモンドヘッドが
見えるため息のロケーション。
スティーブンさんと再会を記念して、パチリ。
そして、わたしたちのテーブルを担当してくださるのは、ローレンスさん。
お誕生日のディナーは毎年彼が担当してくれます。
まずはシャンパンから。
カンパーイ。
そしてー
シェフ、Alexが自らアミューズを持って来てくれました!
きゃあ!
なんて繊細で、美しいアミューズでしょう。
ひとつは、フランス産キャヴィアの最高峰
ベルーガがびっしりと敷き詰められたカナッペ。
もうひとつは、
オーストラリア産黒トリュフ。
まずは、キャヴィアから。
このマウンテンキャヴィアの、
下には生の甘エビが。
甘エビの甘さとキャヴィアの気品ある塩味、そしてシャンパン。
おお!
世界一魅力的組み合わせじゃあるまいか!
美味しすぎますっ。
いや、はっきり言いまして、
キャヴィアの最高峰は、
やはり大粒、灰色、塩味控えめ。
これにつきますね。
トリュフの方も負けていませんっ。
もはや、このシャンパンとの究極のマリアージュに
すでに頂点を極めたかのような
限りなくゴージャスで、
限りなく贅沢なアミューズよっ!
で、この華麗なるシャンパンタイムを
楽しみつつ、
この日のメニューについて
想いを馳せるとき…
いや、いままでのつらかったことや、
苦しかったことが、
霧が晴れるように消えちゃいますよ、ほんとに。
いつもとは違う、
こんな特別な時を過ごす時間は、
まさに、何にも勝るセラピーのような気さえしてきますな。
で、私たちが選んだのは、
デザートを含む、4つのコース。
まずはシェフからの一品。
■冷製鴨のフォアグラ
ビーツのゼリー、ラズベリーエッセンス、バターナッツスクワッシュのピュレ。
二品目は、またまた
■フォアグラのポワレ パイナップルのクーリ
NY Stateのフォアグラ、
中はとろーり、ふるふる、
濃厚にして、ふんわり溶ける最高のフォアグラ!
そういえば、
6月のNY旅で、
伝説のフレンチBuleyでも同じメニューを
いただきましたが、
ラ メールの圧勝です!
相方は
■帆立貝のロティと烏賊の薄造り
オレンジ風味キャビアのソース。
ここにもキャヴィアが!
次は
■ロブスターのポーチとバジルのニョッキ ココナッツエッセンス
だんだん夜の帳がおりて、
写真も暗くてすいません(〃ω〃)
そして、
メインはシェフにお任せいたしました。
そしたらー
■USプライムビーフフィレとフォアグラのソテーに、
これまたブラックトリュフがたっぷりのっかっていました。
添えられたトリュフたっぷりのマッシュポテトも最高に美味しかったです!
デザートはスフレ。
オーダーしてから30分かかるので、
メインコースのときに
聞きにきてくれます。
ふっくら香ばしく焼き上がった、
ラ メールのスフレ、
あっつあつをまずはそのまま。
そして、
次はキャラメルソースで。
次はカプチーノ風味のソース。
最後はパッションフルーツソースで。
そこに、
可愛いお祝いのケーキが登場。
ロウソクを消すとき
相方との健康を祈りました。
そして。
いつまでも元気で、
また、来年もラメールに来れますように…と。
いや、ほんとに、
世界中に素敵なレストランは数あれど、
どんなゲストにも変わらない
ハートのこもったホスピタリティと
適度な緊張感とゆるりとした絶妙の
心地よさを与えてくれる
こんな素敵なレストランを、
わたしは知りませんっ。
たぶん、ラメールより美味しいフレンチレストランはあるでしょう。
もっとゴージャスな空間も、あるよね。
でも、
これほど幸福感に満たされる場所はありません。
まさにこれぞ、ハレクラニ流儀に貫かれたファインダイニング。
どんな風に素晴らしいのか⁉️
それはやっぱり
実際ここを訪れないことには
わかりません。
みなさま、
ぜひ、ラ メールで、
夢のようなひとときを
お過ごしくださいませね。
ラ メールの夢のようなディナーのあとは、
いつものように、
大好きなこの場所、
暖炉の前で
しばし、
余韻に浸っておりました…
おまけ。