人間、一生辛抱⁉️   

2018年 08月 15日
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私は自分より若い人たちと
一緒に仕事をするのが大好き。
いや、まぁ、最近はどんな方も自分よりは年下ですけどな(笑)

そんなとき感じるのは、

女性も男性もみなさん、
本当に優秀だということ。

仕事そのものの進め方、段取り、仕切りも素晴らしいのだけれど、

1いえば、10はおろか100ぐらいまで理解してくれる。

こちらの要望をさりげなくキャッチし、

気がつけばもう行動に出ている。

自分だけは汚れたくない、 
ドロ水を飲むのはとんでもない・・・という大人たちが多い中で、
彼らは自ら真っ先に戦場にかけつけて、

最前線で戦うぞ!という責任感と情熱をほとばしらせている。

そんな彼や彼女たちと仕事をするのはほんとに気持ち良くて、

その圧倒的なエネルギーの渦の中にいつもまでも浸っていたいと思う。

とにかく彼らは辛抱強いのだ。

自分に与えられた責務を全うするためなら徹夜だって平気、祝日だって出勤する。

ひとつの目的のためにもう何年も下働きをしている人もいる。

たとえば、
以前一緒に仕事した女性。

TV局のADである28歳の彼女は早朝から真夜中まで重い荷物を持ってロケ隊についていき、

ディレクターの命令に、
120%の正確さでもって応える。

わがままなタレントの注文を細かく聞き、坂道を駆け上り、
ホカロンを買いに走り、

お弁当20個を何度かにわけてクルーに配る。

本当に3Kだ。
キツイ、キタナイ、コワイ
(ディレクターから怒鳴られるのはしょっちゅう)。

「夢はやっぱりディレクターになること?」と彼女に聞いてみた。

「ええ。そうなんです」

「どんな番組を作りたいの?」

「ドキュメンタリーなんですよ。
保健所に入れられた犬や猫たちが殺される運命にある・・・その事実を描くドキュメンタリーを作って、なんとかそんな悲しいことが起こらないようにしたいんです。どんなに時間がかかっても・・」

そう話す彼女の眼が輝いていて、

ああ、強い理想や夢、目標があると人は辛抱強くなれるんだな・・・と思った。

そう、
辛抱はきっと夢の実現、成功へと導いてくれる。

そういえば、
もう昔の話なんだけど、

駆け出しのライターだった頃、
元阪急ブレーブスの福本豊さんに高知のキャンプ場で取材した。

盗塁王と呼ばれた男、福本さんはわたしがこれまでインタビューした中でも5本の指に入るぐらい素敵な人だった(野球選手では江川卓さんも素晴らしかった)

福本さんは決して男前じゃないけれど、

男気があって、爽やかで、 
その人なつっこい笑顔を見て、

いっぺんにファンになった。

何日も続くキャンプの取材で、
わたしがちょっとしんどそうにしていると、

「鮫のエキスのカプセルが身体にええねんで。明日持ってきてあげるよ」

と言って、ちゃんと忘れずに翌日持ってきてくださったりした。

何日かキャンプでご一緒して、高知を去るとき、一枚の色紙をくださった。

真っ白の色紙に、
極太マジックで
書かれていた文字は…

「人間、一生辛抱」

優秀な若い彼や彼女たちと仕事をしていると、ふと福本さんにいただいた、
この色紙の言葉を思い出す。

それにしても・・・・

福本さんはなぜ、わたしにそんな言葉を贈ってくださったのだろう・・と、

今も時々考える。

やっぱりわたしには辛抱が欠けている!と見抜かれていたのね。

およよ。

※写真と本文は関係ありませんっ。

#一生辛抱
#優秀なひとは辛抱強い
#私にいちばん欠けているもの

by madamregina | 2018-08-15 17:27 | 真夜中の長文 | Comments(0)