幸せはフォーブルサントノーレで。   

2019年 01月 07日
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〜新年の長文いきますっ〜

2019年おしゃれ考 エルメス編 

【幸せはフォーブル・サントノーレで 再び】

わたくし、つい昨日今後は質素倹約を心がけます…と書いたとこで、
エルメスかい⁉️な長文なんですけど、
これ、毎年新春の恒例なんで、すいません…。
しかし、いまのわたくし…マジでエルメスは欲しくない。
いや欲しくても資金不足で買えないってのがほんとのところなんですが、
同じバッグ買うなら、
いまの気分はDelvauxっすかね。

そんなわけで、
これも一回いきますわよ。
先日のことですわ、奥さん。
とあるテレビ局編成部のディレクターより唐突にメールがきました。

「松澤様のBlogをみてご連絡しております。ご自身がお持ちのバーキンやカルティエの時計などブランドモノのコレクションをご自宅で披露してテレビの取材とかお受けして頂く事は可能でしょうか?」

いやいやいや。わたし、そんなん持ってないし。自宅での撮影ってのが、
まずアウトですやん…こんな散らかったお部屋を世間のみなさまに一切お見せすることはできません、はい。
まぁ、そんなわけでご丁寧にお断りしましたが・・・。

 正直な話、バーキン何十個も並べたり、
ひとつ1千万円ぐらいの時計をコレクションして得意気にしているマダム(わたしは持っておりませんがっ)をお茶の間のみなさまは、観たいんだろうか⁈

憧れるのだろうか。いまどき、バーキンや他のエルメスたくさん持ってるからって、誰もそれほど羨ましがらないよ。

 しかし・・・2005年頃・・そうよ、いまから12年前は明らかにちゃいましたな、事情が。みんな、血眼になってバーキンを探した。

わたくしが当時、2ヶ月に一度ほどParis出張をしていた頃のことですわ、奥さん。フォーブル・サントノレに聳える
エルメス本店ほど熱狂する場所は世界中どこを探してもありませんでしたよ。

 世界中の観光客たちでごった返していましたが、日本人マダム、ジャパニーズコムスメらの姿が目だっておりました。

 20歳ぐらいのかなりキュートな二人組み女子が、エルメスの新ケリーを前になにやら商談。ふたりの会話がいまも忘れられません。
A子「ね、そのケリー、まず買うでしょ?次はどれにする?バーキンはないって言ってたし」

B子「なんでバーキンがあれへんの?(この子は大阪弁)私、ぜったい欲しいのに。なんとか欲しいのに」

 もはや半泣き状態っす。

A子「ね、Bちゃん、あの店員さんに、ケリーのブルージーンないか聞いてくれへん?」

すると、B子が店員さんに質問。

 これが、なんともパーフェクトな英語なんです。こいつらいったい何もの?(笑)結局ブルージーンはなかったが、

ブラックにシルバーの留め金のケリーをお買い求めでした。ふたりして、超デカいオレンジのバッグを持ち、よろけながら歩いて帰っていった。

見た目、ちょっくらキャバクラチックな彼女たち、その正体は何だったのかしら?
エルメスと言う名の欲望渦巻く戦場。
ほかにも数々のドラマが生まれていましたよ。

最も目立ったのは、アラブ系マダムたちの存在。彼女たちの買いっぷりは、強烈です。エルメスの店員さんもつきっきりで、至れり尽せり。アラブマダム2名にティーンエージャーの息子一人という、トリオ・ザ・エルメス@アラブを発見。

 そうしたらー、さっきジャパニーズコムスメたちにないと言ってたバーキンのブルージーンがなぜか彼女たちの前に置かれるじゃありませんか?
彼女たちは何度もそれを持ったりして、

 「ちょっと私に大きすぎる?」

すると息子が「うん。そういえば・・ちょっと大きいかな?でもママ早くしてよ。僕、今日はブレス買うんだから・・」
彼女たちの前のカウンターには、なんと6個ぐらいのデカイオレンジボックスがうずたかくつまれていました。

あんたたち、買いすぎだってば。

で、わたくしはエルメスの聖地で何を買ったかって?パリ滞在中、1日1回はこの地に巡礼するのが日課。

買いましたよ。ほぼ宮部みゆきの「火車」状態で。

でも、なんて楽しかったんでしょう。
フォーブルサントノーレのあの暴走。

なのになのに、いまはほぼ無用の長物となっております。

だって・・・・・。馬琴、重いねんっ。

そして、いま改めて思うんです。
いまだって、欲しいよ。バーキンは。
でもあの頃ほど、切望してるわけじゃない。エルメスのバッグはわたしたち庶民にとっては、自分の稼いだお金で買うには、ちょーっとばかりムタイなお値段です。
しっかし、ブランドものを買い漁る人々をみて、なんだか妙に文化人ぶった女たちが、バカにした言動するのは、

いまも許さんよ、わたしは(笑)。
昔ブルータスのエルメス特集で某女性評論家が、

 「エルメスのバッグなんてヨーロッパの富裕層の記号のようなもの」

 「あんなバカ高い値段のカバンを買うなんて、私の知性が許さない」

 なんて言っておられましたが、

 たかがエルメスのバッグひとつ買うのに、知性も何も、ないんじゃねーの?

 単に欲しいからほしいんだよ。

 文句あっか?

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#真夜中の長文 #hermes #エルメス狂想曲 #いまの最高の顧客はクレージーリッチアジア #物欲はいまございません  @ Hotel Van Cleef

by madamregina | 2019-01-07 14:49 | Hermes | Comments(0)