雪組壬生義士伝が素晴らしすぎるー |
2019年 06月 12日 |
はーっ。
タカラヅカ雪組の壬生義士伝を
観てきましたー。
原作は浅田次郎のベストセラー小説。
ドラマ化もされ、映画では渡辺健や中井貴一が演じて日本中の涙を誘った名作です。
南部藩の下級武士、吉村貫一郎。
素朴な人柄ながら、
北辰一刀流免許皆伝の腕前を持ち、
家族を養うため脱藩し、
新撰組隊士と生きる…。 ・
・
近藤勇
土方歳三
斎藤一
沖田総司ら名だたる戦士たちも
一目おいた田舎侍、
新撰組の良心と言われた男。
そんな貫一郎を
雪組トップスター、
だいもん望海風斗さんが演じる。
その細やかな心情の描写、
表現力、人間味溢れる演技がもう
ただただ、すっばらしすぎて、
おら、号泣の嵐だった。
誤解を恐れず言うせて頂くなら、
わたしの中でタカラヅカは
夢を見させてくれる場所、
現実を忘れて非日常に浸れる世界…
・
・
エリザベートのような壮麗な物語、
きらっきらなお衣装で魅せてくれるヨーロッパ王侯貴族の世界…
それこそがザ・タカラヅカよ!
と、信じて疑わなかったわたくしを
根底からゆさゆさ揺さぶり、
人間としての誇り、真面目さ、愛、
情、貧しくても尊い心を持ち続けることの素晴らしさ…そんな、
日本人がかつてみんな持っていた
ダイヤモンドのような、
誰にも汚されることのない
生き方の原点みたいなものを、
改めて教えられた気がします。 ・
こんな本気のお芝居を見せてくれて
ありがとう…😭😭😭 ・
・
いや。
だいもんの
心に迫る優しさと迫真の演技に
最初っから涙腺崩壊で
ほんとにもうやめていただきたい…
と思うほど見応えある舞台でした。
あーさこと朝美絢さんが演じた斎藤一。
その迫力ある演技力も凄かったー。
人殺しとしてしか生きられず、
自分に絶望し、
他人に絶望し、
死に場を求めてやさぐれていた男、
斎藤一。
それが、守銭奴と呼ばれながら家族への愛と、侍としての義に生きるため身を削る田舎侍の貫一郎に出会い、少しずつ変わっていく。
負け戦とわかっていても、
鳥羽伏見の戦いに挑まなければならなかった、貫一郎の義とプライド。
そんな、貫一郎に行くな!
おれが死んでも誰も嘆かないが、
お前が死ねば嘆く家族がいる。
と、引き止めるあーさ斎藤の演技に
心引き裂かれましたよー。
貫一郎の妻を演じた真彩 希帆さん。
貫一郎の幼馴染、最後は心友に切腹を命じられずにいられなかった、
大野次郎右衛門役の彩風 咲奈さん。
大日本帝国の軍医を演じた、
専科の凪七瑠美さんの
ノーブルな美しさも素敵だったー。
地味さを武器に、
謙虚さをかっこ良さに、
朴訥な素朴さで温かさを表現したかった…と
語る、脚本・演出の石田昌也先生の力量も素晴らしい。
存在の「薄さと地味さを武器に」主演するだいもん、
その人間力があってこそのタカラヅカ版壬生義士伝。
タカラヅカ、
凄いわ。
深いわ。
いや、
夢だけじゃなく、
普遍でこんな骨太な時代劇をも魅せてくれるタカラヅカに一生ついていくー。
#雪組壬生義士伝
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#彩風咲奈
#凪七瑠美
#かちゃ
#朝美絢
#新撰組
#タカラヅカに出逢わせてくれた
#心友桂子ちゃん
@voyage2000に心から感謝です
で、
余計ですが、
わしのタカラヅカ写真館、びつれいいたしますー。
by madamregina | 2019-06-12 19:47 | Takarazuka | Comments(0)