2007年 01月 11日 ( 1 )   

モデルオーディション   

2007年 01月 11日


前回のミラノロケでは25人ほどのモデルのオーディションをしました。この中から選ぶのは一人だけ。 時間にして2時間ちょっと。
6つぐらいのエージェンシーから送り込まれてきたモデルたちは国籍も年齢もさまざま。
今回多かったのは、チェコやスロバキヤ、ブラジル、ロシア・・といったところ。アメリカは全滅。
本国イタリア出身も数えるほどです。

すっぴんの子もいれば、フルメイクにドレスアップした子、ものすごーく露出度の高い服にマイクロミニというセクシー路線でやってくる子・・とほんとそれぞれ。愛嬌のある子、無口な子、やる気のある子、ない子・・・とさまざま。

しかし、恥ずかしい話ですが、
いまだにわたしはどのモデルが優れたモデルなのか?ほんま、わからんのです。

「この子ノーブルで、エレガントでぜったい今回の洋服に合いそう」と思っても、カメラマンやディレクターが気に入るモデルはたいていが、わたしがノーマークだった子。


でも彼らが選んだモデルは、現場でヘアメイクをして、洋服を身に着ければ、
あっという間に素晴らしいモデルに変身。
さらに驚くべきは、写真になったとき、彼女たちの魅力は炸裂します。
とてもオーディションのときにはそこまで変身するとは思わなかったー。
カメラマンもディレクターもその眼はさすがですね~。

それにしても、彼女たちモデルの私服はかなりダサイです。
(おいらも人のことは言えませんが・・・)
よく日本のVOGUEやELLEなどの特集で
「お手本にしたい!コレクション会場で見かけたモデルたちの私服スナップ」
みたいに、ファッションセンスのあるモデルはほとんどいません。
ブランドもののバッグを持ってる子なんかも数えるほど。

よくもこんな安物くさいセーター(ぜったいポリエステル)を着てきたな・・とか、この合皮のスカート、何年前よ・・・とか、冬だというのに、薄っぺらのペンペラペンのTシャツにボロダウンジャケットとか、とにかく「えーっ」と思わずのけぞるセンスの持ち主が多いんです。

おいらなら・・・と考える。
あんな美貌と小さな顔と長い手足を持ってしたら、
世界中に自分に似合わない服なんて、ねーんじゃねーの?!って
次から次へとブランドの服を買い捲るだろう。
カード破産は時間の問題かっ。

なにせ、おいらはPRADAやジル・サンダーの服が大好きなのに、
試着するとまるで水道工事のおばはんか、
給食のおばはんみたいになるんだよー。

なのになのに、
モデルたちよ、もったいないじゃないのよ~
その肉体、美貌を生かさないなんて~。

・・・・しかし良く考えたら、彼女たちってあまりに容姿に恵まれすぎているから、
着飾る必要ないんだよね。
そのまんま、でオッケー。

ポリエステルのださいセーター着てようが、
ねずみ色のダウン着てようが、美しいものは美しい。
輝きはかえってますばかり。

くーっ


上記写真はミラノのカメラマンのスタジオに
やってきたモデルのひとり。コンポジットを
渡すときの笑顔はかなり営業用。

by madamregina | 2007-01-11 10:41 | Diary | Comments(0)