2008年 12月 02日 ( 1 )   

Paris,クリスマスの記憶   

2008年 12月 02日



ガーン!ガーン!ガーン!

先ほどNYの友達から電話がありました。

「ちょっと!
ロックフェラーセンターのクリスマスの点灯式、
11月29日とは違うよ~。

12月3日やよ~。」

みなさまっ。す、す、すいませんでした~。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式は
現地時間12月3日とのことでございます(平身低頭)

ここにお詫びして訂正いたします。


ま、そんなわけで(切り替わり早くてすいません)

世間はいまやクリスマス一色。

いつもならこの時期、
玄関ドアにリースを飾って、
しょぼいながらも、
暖炉の周りにもあれこれデコレーションするのですが、

どうしたことか、今年はぜーんぜんする気が起きません。

で、クリスマスを通り越して、年賀状に使用する写真を整理してたら、
ひやああー数年前のパリやミラノのクリスマスの写真が出てきて、

なんだか無性になつかしくなっちゃいました~。

3年前のParisのクリスマスシーズン真っ只中のジョルジュサンクで、
春用のファッション撮影をしたときのことです。


ホテル内はもちろん
クリスマスデコレーションオンパレードで、
背景にそんなのが写るともちろんNG.


ホテルの人にお願いして、
クリスマスをイメージするものは
撤去してもらったりして、もう大変。

さらに、
この時期ちょうど、ジョルジュサンクにマライヤ・キャリーも宿泊していて、
それでなくても、何かと人が多いホテル内に、
ファンたちも殺到して、もうてんやわんや。

そんな中での撮影は、胃の痛くなる事件勃発で、
いつもは温和なカメラマン、ポール・マッカーニーの娘、
マリー・マッカートニーも、ギャラリーが多くて、
なんだかピリピリしているし、

途中でお腹すいたわ~とか言うし、
ご飯食べる時間は撮影できないわけで、
そうなると、モデルの延長料金も発生するし(これが多額)

人生で1,2を争う
テンパリまくりの中で、なんとかこぎつけた最終カット。

それは、
10分間に一度スパークするエッフェル塔をバックに、
ジョルジュサンクのスイートのテラスに立つモデルを
撮影するというものでした。

しかし、シャッターを押すというそのときになって、
無情な雨が・・・。


雨が止むまで待てばいいのだけど、
そうなると、あたりは暗くなりすぎるしで、

どうすりゃいいの~の崖っぷち状態
(ああ、思い出すだけで髪の毛逆立ちそうでございます~)

この時点でコーディネーターさんもわたしも、
もはやゾンビ状態で、ただただ神に祈りました~。

雨よやんでくれ~。

・・・そうすると、
ウソのように雨がやみ、
なんとか、最終カットを終えたのでありました。

そのあとは恒例の
スタイリストさんやヘア・メイクさんへのギャランティ支払いで(キャッシュです)

この人にはユーロ、この人にはポンド、
彼には米ドル・・・とややこしすぎる為替計算で、
もはや発狂寸前。

だいいち、それでなくても計算苦手なわたくし、
思考能力はゼロどころかマイナスでしたから。

いやあ、もう、憧れのジョルジュサンクのスイートルームで、
ポンドやユーロを数えながら、

「ここは誰?わたしはどこ?」という錯乱状態でございましたね~。


残務処理がすべて終わったのは午後10時前。

コーディネーターさんと「お腹空いたよね~ぱーっと行きましょうか」

と言いながらも、、ミシュラン星のレストラン、「サンク」はもう閉まっております。


ま、しゃあないか・・・とラウンジでとりあえず
「シャンパンとトリュフサラダでもする?」

で、
グラスが運ばれて来て、
黄金の泡で、かんぱーいとしたそのすぐ後、

コーディネーターのAさんが、
「はい、壱子さん、クリスマスプレゼント!」

と素敵なボックスを渡してくれるではありませんかっ?!

わたしゃ、なんだか泣けてきました~。

それにしても、Aさんのプレゼントを渡すタイミング、
絶妙だったわ~。

それはなんと、ボンマルシェで私が見つけて、
「欲しいっ」と思っていたもので、2重に感動!

その、小ぶりでキュートですっごくセンスのいい
トラベル用のジュエリーケースは、
いまも大切に愛用しています。


ご飯を食べたあと、わたしたちははじめて
ジョルジュサンクの庭やロビーに飾られたクリスマスデコレーションに
目が行きました。

なにせ、それまでは
「あんたたち、撮影に邪魔なのよ~」的存在でしたから。

「うわあ、きれいだったのね~。ちょっと記念撮影する?」
と言いながら、お互い、
撮り合ったのがこの写真。

いやあ、ほんと、死ぬほどしんどい撮影だったけど、

おまけに
わたしはすっぴん、髪の毛サンバラ状態ですけど、
いまではなつかしい思い出の写真館でございます~

そして戦友、Aさん、ありがとうねっ!!




by madamregina | 2008-12-02 01:00 | Diary | Comments(0)