2012年 06月 20日 ( 2 )   

新・住まいについて考えてみた 後編   

2012年 06月 20日
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私の住まい編、後編です。




そして・・・・

結論からいうと、

私は都会からは少し離れた、

冬は南極物語ブリザードになるような、

某所に一軒家を建てました。

いやあ、土地を買ってから、家が建つまで、丸々3年かかったよ。

建築家は2人かわりました(ひーっ)

結局は、輸入ハウスメーカーに落ち着き、

私がずーっと昔から憧れていた、

アメリカ東海岸のカントリーサイドの農家の家みたいな、

あるいは、メイン州の海辺の古びたコテージ(ほったて小屋とも言う)のような、

ターシャ・テューダーがガーデニングを愉しむような、

夢だけはつめこんでみました。



いちばん、参考にしたのは、アメリカで買った、コテージや海辺の家の写真集。



こちらは、アメリカ東海岸のコテージのインテリアブック。


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イギリスの田舎にあるような家の、こんなラブリーなエントランスが憧れだったけど〜。

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結果はこんな玄関になりました。ぜんぜん違うやん。


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でも、いちばんの好きなのはこの本。

20年近く前に買って、何回も何回もめくった。

Family Houses By The Sea.

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どのページをめくっても、いまも、好きすぎて困る。

海の見えるこんなお部屋がほしーーーーっ。

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この写真集は、アメリカでもロングセラーのようです。

ご興味のある方、amazonで。


いつか、この写真集にあるような、サマーハウスを、

沖縄か、淡路島か、ハワイに建てるのが私の夢なんだよ〜。







しかし、夢はあくまで、夢でありまして・・・


結果的に出来たのは、

この写真集とは、似ても似つかない、質素な家(いやこれが私の分相応)


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正直、思い描いていた理想の家とはとても言えないけれど。

バスルームはもっと開放的にしたかったよな〜とか、

テラスもでかくするべきだったとか、

後悔しきりではあるけれど。


100点満点でいえば、まあ、65点だけど。


周りにコンビニはないし、いろいろ不便はあるけれど、

四季折々の自然の移り変わりを楽しむには、なかなかいい環境です(イノ吉もなっ)



近くには、ピースフルなジョギングコースもあるし。


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冬は激寒だけど、

相方の好きな北欧の薪ストーブ、コンツゥーラが縮こまった心を癒してくれる。



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ま、まだまだ夢に描いた暮らしにはほど遠いけど、

新緑の5月には、はっとするほど緑が鮮やかになるし、

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春には、チェリーブロッサムガーデンと勝手に名付けた、

庭でお花見も楽しめます。


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寝室は、かつて旅したニューイングランド地方の、

コンコードにある小さなコテージのインテリアを参考にしました。




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もうひとつの、リビングには、

アメリカの大好きな家具ブランド、

Pottery Barnから取り寄せた、レザーのソファとチェアとオットマンも置きまして。

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春から夏にかけては、相方が育てた花や緑を見ながら、午後のお茶&読書。

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今年は相方がつるバラを育てています。

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そして、もうすぐ、グミの季節だな。


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by madamregina | 2012-06-20 22:56 | Country Life

新・住まいについて考えてみた(前編)   

2012年 06月 20日


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私が、なぜ、長年住み慣れた都会のあの街から

自然はいっぱいだけど、かなり不便ないまの場所に引越しをすることになったのか、

いつか書いておきたいなーと思ってたので、

このあたりでちょっくら書いておきます。

でも、長文。

しかも、尻切れトンボ。

すみません。相変わらずいい加減で。

でも、きっと私のように、理想の住まいを探している独身者の中で、


こういうこと、切実な問題としてあると思うのよねー。




賃貸か、分譲か、それが問題だ




賃貸か分譲か。都会で働く女にとっての選択肢はたいていが、
「マンション」という名の集合住宅におけるこの2つが大前提だ。
で、私も探しましたとも。30代半ばからかれこれ10年以上。

独身女にとってのハッピーライフを約束してくれるマンションはどこにあるの?
とまるで一生出遭うことのない星の王子様を探して彷徨う、
理想だけは高い家なき子のように。 



探していたのは子供の頃から住み慣れた町、市内のTエリア。

親が住むマンションも悪くなかったが、あまりにも老朽化しており、建て直し目前で、
次に建つのはマンションではなく、病院か老人ホームでは・・・という噂があった。

さて、Tのあたりは、古くから関西では芦屋に継ぐお屋敷街といわれる風致地区で、
建築基準も厳しく、マンションの絶対数も少ない。

ゆえに築30年、66へーべで2900万円なんて強気な価格設定はザラ。

賃貸もちょっとお洒落ね、と思うところは築20年2LDK50ヘーベで15万円というムタイな料金。



自転車で20分もあれば全て回れる小ぶりな街に不動産屋が5軒もある。
ということは彼らにとってかなり美味しいエリアなんだろう。



    やっと理想の王子様が


そんな不動産会社の人とも顔なじみになり、アレコレ物件をファクスで送ってもらっていた。そして!とうとうこれだ!という星の王子様物件に巡りあったのであります!建ったのは昭和50年とめちゃ古だけど100ヘーベ近くもあって「静寂」「光り」「緑」という私がマンションに望む三種の神器を一応満たしていて、お値段も2380万とまずまず。

リノベートして、NYのライブラリー風アパートメントみたいにするのさ、という夢がフツフツと湧いてくる実にキュートにして住み手のクリエイティビティーを刺激する物件だった。
水周りとバスルームのリフォームも入れて1000万円もあれば十分。3500万ぐらいがま、妥当でしょう。
わたしが買うマンションの価格としては。


  もう一生マンションなんて
買ってやんない!
 



まずは不動産屋に「商談中」をお願いして、よっしゃ、これで決定と手付け金を打とうとしたまさにその日の朝「売主がどうしても知人に譲りたいそうでこの話はなかったことに」と電話があった。ガッビーン。そりゃないだろう。そんな無法なことが許されるの?なめとんのか!女1人だと思って!



正直、私は涙出ました。10年かけてようやく巡りあった憧れのプリンスを横取りされたという悔しさもあったが、やっぱ女ひとり、理想の住まいを見つけるのは並大抵じゃないのよねーという暗澹たる気分。



そりゃ、私はあまりにも理想の高い女だっただろう。エリアもごく限られた場所だけを狙い、どんな人たちが住んでいるか、まるでFBIのごとくしつこく詮索し(いえ、しかし、マンションに住む場合は、住人のカラーもめちゃ大事な選択要因ですからっ)、でもって、小さな子供がいるところはね~とほざき放題。

しかしながら、マンションを買おうと思い立ったいちばんの要因は、ずっと住み慣れたマンションにお引越ししてきた小さな子供が駆け回る騒音が、そもそもの発端だったのよ~。子供に罪はない。でも、明け方まで原稿書いて、やっと寝付いたと思ったら、ガキ子供の立てるものごっつい音で、たたき起こされるという日々が続き、マジで発狂寸前になったことも少なくありませんでした。いえ、この子供の親御さんたちは、本当にいい人だったんですけどね。

ま、そんなこんなで、不動産屋の人もたいがいうんざりしていたはず。「お金はない。信用もない。それで条件だけは3人前」ってね。

だけど、一生でいちばん高い買い物だよ。エルメスのバーキンの色を選ぶのとは訳が違う。が、この屈辱の事件勃発で私は心に誓った。もう一生マンションなんて買ってやんない!そのかわり家を建ててやるぅ!





      『家族構成』という名の憂鬱




しかし、Tエリアで土地を買って家を建てるというのは我がエコノミー状態から考えてほぼ不可能。そんなとき、めぐり合ったのが六甲山近くにある森の中の住宅街。JRの駅までバスで20分。その本数も1時間に1〜2本という僻地。けれどもその土地になら私がずっと思い描いてきた軽井沢の別荘やニューイングランドの海辺のコテージみたいな家を建てることも夢じゃない。



そんな時、理想の土地が見つかり、購入。が、実はここからが本当の意味で、女ひとり家を建てることの苦難の道のはじまりだったのだ!モデルハウスに足繁く通い、あらゆるハウスメーカーを巡った。土地は広いがなにせ、国定公園の中の土地なので建ぺい率、容積率共に20%という強烈な建築基準があり、2階建てのみ。その他規制のかかり方もハンパじゃない。

精一杯やって敷地面積30坪、述建築面積60坪の狭小住宅。ハウスメーカーにとっても確かに美味しくない条件。
知り合いの建築家に頼んで建ててもらうという選択もあったが、それもいろいろ問題あり!と知人に聞き、輸入住宅メーカーにしようと決めていた。

そんなわけで、ハウスメーカーの営業マンも儲からない物件と踏み、冷たい。だけど、私を最も憂鬱にさせたのはアンケートに書くおきまりの質問事項、「家族構成」だった。~続く

by madamregina | 2012-06-20 00:13 | Country Life