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我が愛しの英国のホテル Cliveden   

2013年 10月 21日
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私が世界でいちばん好きなホテルのひとつ、

英国のカントリーサイドにある、


Chewton Glen


のことは、よくこちらにもご紹介しておりますよね。



なんと、Chewton Glenの同じグループに、
これまた、世界でいちばん(が多いね)好きな元貴族の館、

Cliveden
が入っております。

このホテルグループは、たった2軒なんですが、

リッツにもフォーシーズンにも負けない、世界最強の組み合わせだと思う。


ホテルって、数じゃないよね、あくまで質だ。

いちばんは、働く人。

そして、歴史と格よね、やっぱり。

そんな元貴族たちが暮らしていた壮麗な館「CLIVEDEN」。

ロンドンから40分ほど車で走ったテムズ川沿いにある麗しい館です。

だけど、ここも他の元貴族の館と同じく、

固定資産税や維持費を支払えなくなった貴族たちが、

アメリカの民間人(超リッチな成金たちね)に売り飛ばし、

そういう売買を幾度も繰り返した結果、ホテルとして運営されるに至ったところです。

ここは、ナショナル・トラストにも指定されているの。


エントランスを抜けて、

グレートホール(ロビー)に立つと、

ひえええ、貴族って人たちはほんとに、大袈裟に、
ラグジュアリーな空間が好きだったのねーと実感するわけよ。


あちこちに甲冑や大理石の像が置かれてて、まるで大英博物館なみに重々しい雰囲気。

ま、そこが英国らしくって好きだって人も多いんです。

もちろん、プライベートヘリの発着所は、ござーます。

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広大なガーデンを見下ろす眺めのいいスイートには、

歴代の王侯貴族たちもステイしてきましたが、

最近では、わしのような平民も泊まりましたん。

なんて、うれしい世の中なんでしょ。


ヴェルサイユ宮殿をそっくり真似て作られたっていうボールルームも、

撮影で使わせてもらったら、いや、18世紀の肖像画みたいに、

素敵な仕上がりになりましたよ。

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最近はアメリカ人のセミナーにもよく使われているそう。

こちらで、ヴーヴクリコのロゼとアフタヌーンティを頂きましたが、

いやイングリッシュガーデンを望む、窓からの眺めが、現実離れしていて、美味しすぎた。


ホテルで働くスタッフは全員が燕尾服を着ております。

このホテルにチェックインすると、

自分の客室に行って、びっくり。

ドアには、自分の名前が掲げられてました。

クレジットカードなんてものは、要求されませんっ。

だって、我らゲストは、クリブデンの王妃であり、王様だから。

という、コンセプトです。

このホテルでの、忘れられない思い出は、

地元の名士たち(元貴族たち多数)を招いて行われた、

グレートホールでのシャンパンオペラコンサート。

フランス人のテノールが何やら詩を朗読しながら、

アリアを歌うのだけれど、これがまた強烈に退屈でごわした。

それをさもありがたそうに聴いていた紳士淑女のみなさん。

あなたたちはえらい!

堪えるってことを知ってますな。

あ、そうだった。

ペイシェント・・・、

これこそが、英国人が最も得意とするものでありました。

だから食事があんなにまずくても、いまだに我慢してるのね。

あふ。ごめん。

いまは、とっても美味しくなってるよね。

ま、ロンドンだけ、だけどさ。

ふかふかのベッドで眠った朝、朝食はゆったりルームサービスで。

そして、壮麗なイングリッシュガーデンを散歩すると、森のような、

でも精緻に作り上げられた、広大な庭に、英国特有の霧が立ち込めていました。

わたしはたぶん、あの日の光景を、一生忘れることはないと思います。




ああ、これこそが、私が憧れてやまない、

英国の偉大なる風景。

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一生に一度、泊まりたいホテルでありますっ。

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by madamregina | 2013-10-21 01:21 | Hotel | Comments(0)