ハワイに行く楽しみのほとんどが、
私の場合、Halekuraniに行くこととイコールなんですが、
特にプールサイドでのーんびり惰眠をむさぼる時間は、何にも勝る至福のとき~。
しかし、お気に入りのシートをゲットするのはなかなか大変。
というのも、
2月はアメリカ東海岸から3週間、1か月と避寒のために長期滞在する
リッチなゲストたちが多くて、
彼らは超早起きで、6時半にはもう、みなさん、指定の場所を押さえておられるんです(ひぃ)。
しかし、プールサイドのスタッフに聞いた話では、
「夏には朝4時からお気に入りのチェアに座っているゲストもいるわよ」
とのこと!
まじっすか?
それもやっぱり日本人が多いそうで(ひえええーっ)
もしや、プールサイドで野宿とか(ひーっ)
いやまあ、それほどまでに
ハレクラニのプールサイドは人をひきつけて止まない何かがあるってことですね~。
リゾートホテルのプールサイドでわたしがもうひとつ好きな場所は、
LAのビバリーヒルズにあるペニンシュラホテルです。
LAでロケの仕事のときにはいつもこのホテルに泊まるのですが、
来てるゲストが凄いわー。
ちなみにアカデミー賞のときは、めっちゃ込み合います。
何度かロケに重なって、エレベーターは混むわ、
車はパーキングからなかなか出てこないわで、どえらい目にあいました。
エントランスの前には、スターをコダックシアターに送るリモが次々現れ、列をなし・・・
記念撮影するスターや監督さんとかもいてー。
ある意味、ビバリーヒルズを象徴するようなホテルですね。
お部屋は意外と普通なんですが、
カーテンの趣味とかが私のテイストでした。
光りがいっぱい差し込む中庭がわたしはお気に入り。
この中庭を囲むようにして建つ、ヴィラがすんごく素敵(泊まったことないですけど)
世界のトップ企業のCEOさんなども滞在されるそうよ。
で、こちらのホテルの屋上にほんと、別にどうってことないプールがあるんですけど、
ハリウッドスターはもとより、
世界各国の、
「あなたたち、どうしたらそんだけお金持ちになれるのー?」
というような、ゴージャスファッションで、
朝からシャンパンをポンポン開けてるような人たちがたくさんおられます。
でも彼らの指定席は同じプールサイドでもガゼボですわ。
正直言って、その前のデッキチェアとそれほどかわりないんですけど。
私が座っている後ろがその、ガゼボ。
単に日よけがあって、テーブルがあるってだけで。
これまた大したことのないテント仕様(笑)
ま、確かに優雅にランチとかはできるのでしょうけれど、
これで、1日250ドルはちょっとね~。
でも、なぜか人気炸裂。
以前滞在していたとき、
毎朝同じガゼボでシャンパン開けているカップルがいたので、
マネージャーに聞くと(聞くか?)
「あ、彼らはホテルに住んでるんですよ。
それでずーっとあのガゼボも一緒にリザーブしているんです」
いやあ、毎日プールサイドで日よけのあるガゼボに座るためだけに、
250ドルですかっ(あなたたちどんだけーっ?!)
屋上には麗しのスパがあって、
トリートメントが終わったあとは、
プールサイドでシャンパンというゲストが多かった。
でも、彼らのプールサイドのファッションはなかなか見ごたえがありました。
ひょう柄やプッチ柄の水着の上に、
オーガンジーのドレスやラインストーンがいっぱいついた
メキシコシャツや、風のようにやわらかいコットンのチュニック・・・。
それはもう、まさにビバリーヒルズのプールサイドファッションショーともいうべき、
華やかなムードに溢れておりました。
いやあ、これぞLA、これぞビバリーヒルズよね~。
(ベルエアもいいんですけど、ロデオから遠いしね)
ま、そんなわけで、
いつもプールサイドでは
バリのウブドで買った400円ぐらいのくたびれたチュニックを着ていたわたしも(恥)
今回のハワイでは、
あのビバリーヒルズの、
ペニンシュラのプールサイドにいたゲストたちを真似て、
お洒落してみましたー。
いちばん上の写真、
レジィーナ・ロマンティコのコットンジャージのドレスです。
オーナーデザイナーの
阪口社長は、ほんもののジェットセッターで、
大のリゾート好き。
だからリゾートで着るお洋服に関しても、、こだわりぬいて作っておられます。
もちろん、リゾート以外でも着られるエレガントなデザインですが、
このライン、ほんとに素敵でしょ?
スカートにもドレープが贅沢にあしらわれていて、
ウエストのシャーリングがきれいなシルエットを描いてくれます。
このドレスなら、自信をもって、
ビバリーヒルズの、あの気取ったプールサイドに乗り込めそうね。
で、次回訪れるときは、
ガゼボを借りきり、朝からクリスタルでもあけたろか(がるぅ)