先日、10月末から10日間ほど、バリ島に行ってきましたー。
これまでは関空からJALでデンパサールに行っておりましたが、
バリ便、なくなったのよー。
ほんとロンドンもないし、関空発着の便がどんどん少なくなっているこのつらさ。
ってわけで、人生初のガルーダインドネシア航空に乗ったわけでありますが、
これが、機材が古いとか、いろいろ噂で聞いて、覚悟していましたが(ごめんっ)
なかなか快適でありました。
ビジネスのシートも、
某エグゼクティブの、ちょっと背中を伸ばすだけ・・という哀愁の傾斜(笑)とちがって、
シェルタイプで、のんびり眠れます。
日本人CAさんも乗っておられるし、
食事もまずまず。
何より、CAさんたちの笑顔とホスピタリティが素晴らしいのでした。
しかし、2年ほどバリに行かないうちに、入国手続きなどが大きく変わっていたのであります。
まず、デンパサール空港で支払う、タックスは関空でひとり15ドルずつおさめて
(キャッシュで、米ドルを持っていなければなりませんが)、
このレシートがあれば、飛行中に現地の税関職員が手続きをしてくれるので、
デンパサールに到着すれば、即入国できるという大変便利なシステムになっていました。
これまでバリに行くのをすこーしためらっていたのは、
デンパサール空港での入国の、長い待ち時間がいやだったからっていうのもあるんよね。
でも、これでとっても快適になりましたね。
というわけで、10月29日午後5時前にデンパサールに到着すると、
(夕方に到着するのもGAのいいところよね)
今宵のヴィラ、
ウブド・ハンギング・ガーデン
からのお迎えの車で待っていてくれましたー。
UHGを訪れるのは2度目です。
空港から約1時間半。
そうなのです。
こちらは、ウブドの中でも、奥の奥。
中心地からまだまだ小さな道を分け入って、
秘境感満載のすばらしい原生林の中にたたずんでいます。
その名の通り、奥深い森の中に、浮かび上がるように建つ38棟のヴィラ。
前回訪れたときは、息を飲むようなパノラマティックビューのお部屋でしたが、
今回は、ウブドを流れるアユン川の渓谷に沿って建つ、
デュプレックスタイプのお部屋でした。
1階にメインのベッドルームがあり、
階下にツインのベッドルームとシャワーブース、トイレがあり、
ファミリーで滞在するのに、ぴったりですね。
どちらも素敵ですが、はじめて訪れる方は、
目もくらむようなジャングルが見渡せる、
パノラマティックビューのお部屋がおすすめかな?
緑の風が吹き抜ける、オープンエアのレセプションで、
チェックインしたあとは、
ケーブルで移動します。
ホテル全体が、ウブドの森に存在する、ひとつの村。
苔むした壺や、ガネーシャの置物にも、聖なるウブドの森のスピリッツが宿っているようです。
それぞれのヴィラのエントランスには、ガネーシャの置物が飾られていて、
滞在中、それを見るたび、なぜか守られているように安心しました。
このガネーシャの足元に、ヴィラによってお花が3つとか2つ置かれているので、
何故かな?と思っていたら、
それはそのヴィラのゲストの残りの宿泊数を表しているとのこと。
お花の数がひとつになると、明日チェッククアウトというわけです。
それがなぜか寂しかったりして、最終日、お花がひとつになったとき、
勝手に2ほどつ付け加えたくなったわたしでした(笑)。
チェックインするとすぐに、ウェルカムドリンクの
フレッシュのパパイヤジュースが運ばれてきます。これがとっても美味しいのー。
お部屋のインテリアは、どこか吉村順三氏が手がけた、
軽井沢の小さな山荘のような趣き。
明かり取りの窓は木の小さなドアがつけられていて、開放自由です。
今度家を作るときは、こんな工夫をしたいなー。
それぞれのヴィラは決して、ゴージャスじゃないけど、
使われている木の風合いがとっても温もりがあり、心が落ち着きます。
広々としたベッドルームには、大きなピクチャーウィンドーがあり、
ウブドの原生林が見渡せ、森と一体になるような気持ちに。
ヴィラはすべて温水のプライベートプールつき。
このプールに入って、シャンパンでも飲みつつ、渓谷を眺めるのが最高の贅沢かも!
これ、温泉だったらもう、言うことなしっ。
プライベートプールがあるテラスは、大きなリビングのような存在で、
どこにも行かずに、ここで過ごすゲストも多いようです。
ガゼボやサンデッキがあり、
メインバスルームとは別に、シャワーとバスタブもついています。
いや、ほんとに、どっくどくという森の鼓動が
聴こえてきそうなヴィラなのです。
しかし!なんといっても、このヴィラといえば、
この写真をご覧なった方も多いのでは?
これぞ、まさに、天空のプール〜。
少しぐらい寒くてもみなさん、記念写真を撮るために、泳いでおられました(笑)
このホテルのGeneral Manager、Nicolas Pilletさんとお会いして、
いろいろお話しを伺いました。
濃い〜エスプレッソを飲みながら、
なんとなく、ダンディでお洒落な人だなーと思っていたら、
やっぱりフランスの方でした。
UHGには世界中のゲストが訪れますが、
中でもオーストラリアやフランス、イギリスからのお客様がメインだとか。
まだまだ日本人のゲストは少ないとのこと。
「ここはウブドの中でも、最も素晴らしい自然と触れ合える場所です。
日本のみなさまにぜひ来ていただきたいですね!」
と、おっしゃっていました。
バリはそろそろ雨季に突入という時期でしたが、
ここにいる間は雨に一度も降られず。
それにしても!
このヴィラは何が凄いかと言って、
その「気」の素晴らしさです。
ウブドのホテルはどこも、パワースポットの宝庫とも言うべき、
凄くいい「気」が立ち込めているのですが、
UHGは別格でした。
眠りがとにかくものすごく深いのです。
日本では途切れ途切れの睡眠で、5時間しか眠れなかったとか、
いつもいつも疲労感が残っていたわたしですが、
ここでは、ずーっと8時間眠れました(私的に凄い快挙)
しかも睡眠の質が驚くほどいいのー。
最高の眠りと素晴らしい「気」をもらえるヴィラ。
それだけでも、行きたくなるでしょ?


Ubud Hanging Gardens
Desa Buahan
Desa Payangan
Gianyar
Bali
Indonesia
電話: (+62-361) 982700
ファックス: (+62-361) 982800
Eメール:reservations@ubudhanginggardens.com