波の音につつまれるレストランーKayuputi   

2008年 12月 04日



セントレジスバリ、ようやくグルメ編までこぎつけました。


こちらは、ビーチフロントの絶景レストラン「Kayuputiカユプティ」です。

もう、このレストランに行くためだけに
セントレジスバリに行ってもいいっ!

それぐらい、素敵!


アプローチには貝殻でできたシャンデリアがっ!


ウエイティングスペース



店内はコンテンポラリーなバリテイスト満載。高い天井のオープンキッチンは
広々として、気持ちいい。コロニアルな雰囲気も少しありますね~。



世界各国で認められたシェフOscar Perezが作る料理は、
シーフードがメイン。ワインのセレクションもバリで屈指です。

ピッツァやシュリンプサラダなどカジュアルな料理もしっかりとした味わい。
サービスも洗練されていました~。


ごめんなさい。お料理気がつくと食べてしまってました。
美味しいかったああ。


お天気のいい日はやっぱりオープンテラスでしょ?どう?



海がすぐそば、
波の音に包まれてのランチはサイッコーでありました。

テーブルから見えるのはこーんな風景(おじさまの裸は無視しちゃってください笑)






オンザビーチのこのバーも、いいわね~。

# by madamregina | 2008-12-04 23:15 | Diary | Comments(0)

Paris,クリスマスの記憶   

2008年 12月 02日



ガーン!ガーン!ガーン!

先ほどNYの友達から電話がありました。

「ちょっと!
ロックフェラーセンターのクリスマスの点灯式、
11月29日とは違うよ~。

12月3日やよ~。」

みなさまっ。す、す、すいませんでした~。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式は
現地時間12月3日とのことでございます(平身低頭)

ここにお詫びして訂正いたします。


ま、そんなわけで(切り替わり早くてすいません)

世間はいまやクリスマス一色。

いつもならこの時期、
玄関ドアにリースを飾って、
しょぼいながらも、
暖炉の周りにもあれこれデコレーションするのですが、

どうしたことか、今年はぜーんぜんする気が起きません。

で、クリスマスを通り越して、年賀状に使用する写真を整理してたら、
ひやああー数年前のパリやミラノのクリスマスの写真が出てきて、

なんだか無性になつかしくなっちゃいました~。

3年前のParisのクリスマスシーズン真っ只中のジョルジュサンクで、
春用のファッション撮影をしたときのことです。


ホテル内はもちろん
クリスマスデコレーションオンパレードで、
背景にそんなのが写るともちろんNG.


ホテルの人にお願いして、
クリスマスをイメージするものは
撤去してもらったりして、もう大変。

さらに、
この時期ちょうど、ジョルジュサンクにマライヤ・キャリーも宿泊していて、
それでなくても、何かと人が多いホテル内に、
ファンたちも殺到して、もうてんやわんや。

そんな中での撮影は、胃の痛くなる事件勃発で、
いつもは温和なカメラマン、ポール・マッカーニーの娘、
マリー・マッカートニーも、ギャラリーが多くて、
なんだかピリピリしているし、

途中でお腹すいたわ~とか言うし、
ご飯食べる時間は撮影できないわけで、
そうなると、モデルの延長料金も発生するし(これが多額)

人生で1,2を争う
テンパリまくりの中で、なんとかこぎつけた最終カット。

それは、
10分間に一度スパークするエッフェル塔をバックに、
ジョルジュサンクのスイートのテラスに立つモデルを
撮影するというものでした。

しかし、シャッターを押すというそのときになって、
無情な雨が・・・。


雨が止むまで待てばいいのだけど、
そうなると、あたりは暗くなりすぎるしで、

どうすりゃいいの~の崖っぷち状態
(ああ、思い出すだけで髪の毛逆立ちそうでございます~)

この時点でコーディネーターさんもわたしも、
もはやゾンビ状態で、ただただ神に祈りました~。

雨よやんでくれ~。

・・・そうすると、
ウソのように雨がやみ、
なんとか、最終カットを終えたのでありました。

そのあとは恒例の
スタイリストさんやヘア・メイクさんへのギャランティ支払いで(キャッシュです)

この人にはユーロ、この人にはポンド、
彼には米ドル・・・とややこしすぎる為替計算で、
もはや発狂寸前。

だいいち、それでなくても計算苦手なわたくし、
思考能力はゼロどころかマイナスでしたから。

いやあ、もう、憧れのジョルジュサンクのスイートルームで、
ポンドやユーロを数えながら、

「ここは誰?わたしはどこ?」という錯乱状態でございましたね~。


残務処理がすべて終わったのは午後10時前。

コーディネーターさんと「お腹空いたよね~ぱーっと行きましょうか」

と言いながらも、、ミシュラン星のレストラン、「サンク」はもう閉まっております。


ま、しゃあないか・・・とラウンジでとりあえず
「シャンパンとトリュフサラダでもする?」

で、
グラスが運ばれて来て、
黄金の泡で、かんぱーいとしたそのすぐ後、

コーディネーターのAさんが、
「はい、壱子さん、クリスマスプレゼント!」

と素敵なボックスを渡してくれるではありませんかっ?!

わたしゃ、なんだか泣けてきました~。

それにしても、Aさんのプレゼントを渡すタイミング、
絶妙だったわ~。

それはなんと、ボンマルシェで私が見つけて、
「欲しいっ」と思っていたもので、2重に感動!

その、小ぶりでキュートですっごくセンスのいい
トラベル用のジュエリーケースは、
いまも大切に愛用しています。


ご飯を食べたあと、わたしたちははじめて
ジョルジュサンクの庭やロビーに飾られたクリスマスデコレーションに
目が行きました。

なにせ、それまでは
「あんたたち、撮影に邪魔なのよ~」的存在でしたから。

「うわあ、きれいだったのね~。ちょっと記念撮影する?」
と言いながら、お互い、
撮り合ったのがこの写真。

いやあ、ほんと、死ぬほどしんどい撮影だったけど、

おまけに
わたしはすっぴん、髪の毛サンバラ状態ですけど、
いまではなつかしい思い出の写真館でございます~

そして戦友、Aさん、ありがとうねっ!!




# by madamregina | 2008-12-02 01:00 | Diary | Comments(0)

ロックフェラーセンターのクリスマスツリー   

2008年 11月 29日


明日は、NYのロックフェラーセンターのクリスマスツリーの
点灯式なんですね~。
(注:こちら音が出ます)

おケイさんにいただいたコメントで、知りました。



そしていま、
海外ロケのお仕事でお世話になった、
クライアントの、I さんことガンシモさんが、

NY出張に行かれていて、
ホットなNY情報を毎日更新されているので、

もうーっ、一気にNY行きたい病が再発っ~。

わたくし、寒いの大嫌いだけど、
クリスマスの時期のNYだけは別格なんですよ~。


ある年のクリスマスシーズンのNYの夜、

プラザホテルの前から馬車に乗り、セントラルパークを
駆け抜けました(ひーっさっむー)

そこでは、
同じく馬車に乗った、タキシードを着た金髪の、
ラルフ・ローレンのモデルみたいな男の子たちとすれ違ったりして、

ほんまに、街中が夢のように輝いていて~(遠い目)

ところで、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの歴史について、
書かれた
こんな本があるんですね~。

あの大きな
ピラミッドツリーはNY州サファーンから持ってきた

高さ75フィートのノルウェイ・スプルース(トウヒ)なのだとか。

冷たい空気の中で天使の涙のように輝いている照明は、

長さ約5フィートのワイヤーに取り付けられた7万8千個の電球。

これらの光が、アメリカの明るい未来をもたらしますように!


それにしても
クリスマスシーズンのバーニーズやバーグドルフやブルーミーの飾り付けは最高に心ときめく。

各デパートともクリスマスならではの
趣向を凝らしたショッピングバッグを作り、

それを3つも4つも抱えたニューヨーカーが、
ヒールで足早に歩くミッドタウン。

コスメ売場もキラキラした空気感に包まれて、
油断しているとサンプルの香水を何種類も吹きつけられたりする。

でも!私は世界で一番クリスマスシーズンのNYが好き。

# by madamregina | 2008-11-29 23:42 | Diary | Comments(0)

ブラディマリー   

2008年 11月 29日


いま、仕事仲間であるIさんが、NYにいらしているので、
わたしの気分もかなーりNYモード入ってます(単純)
ああ、NY行きたいっ。
オイスター食べたいっ。
j光溢れるセントラルパーク歩きたいっ(寒いがな)

そういえば、ロックフェラーセンターでもそろそろ、
あの名物クリスマスツリーの点灯式が行われる時期ですね~。

昨晩、電話で、NY在住のとあるビジネスマンの方とお話しておりましたら、

「いやあ、アメリカの景気、来年4月ごろには回復しますよっ」

と言ってらして、なんだか気分があかるーくなりましたわっ。

この方、超前向き、ポジティブ思考なんですけど(爆)
みながこんな風に思考することが、大切なのよね~。
景気回復にはさっ。

まあ、そんなわけでNYといえば、思い出すのが、
セントレジスNYの「キング・コールバー」。



数あるNYのバーの中でも、気取ってます。
ゴージャスです。格調高いです。客層もすごいよ~。

ウィークデーの夕方に行ってごらん?
そりゃあ、もうかっちょいい、スーツ姿のビジネスマンで
ごった返してますから。

ブロドウェイかメトの観劇前の、
プレシアターを楽しむ着飾ったレディもいらっしゃるわね。


名前の由来となっているのは、ナットキングコールではなく(最初わたし、そう思ってました)

こちらのバーに飾られている、アメリカの画家、マックスフィールド・パリッシュによる(1906年)
絵画(上の写真の壁画ね)です。

なんと、10万ドルかけて、昨年6月に修復したそうで、
この絵の中央に描かれているのがコール王。

この絵を注文したのは、
セントレジスNYの創始者ジョン・ジェイコブ・アスターで、
コール王は彼に似せて描かれているそうです。

(コール王って誰?)


で、こちらで生まれたカクテルといえば、
ブラディマリーなんですよっ。
キンゴコールバーでは現在「レッドスナッパー」と呼ばれております。

アメリカでは朝食やブランチでもおなじみ~。

米国内線のエア内で、朝からブラディマリーをがんがん召し上がっていらっしゃる
オジも多数いらっしゃいます。

空港ラウンジでも昼間っからブラディマリーと・・・
アメリカ人にこよなく愛されるカクテルですよね~。

そんなセントレジスNYのバー「キング・コールバー」が
なんと、セントレジスバリにもあるのでございますよ~。

こ、こ、これがまた、NYとはまた違ったカッコよさで、
わたしゃ、しびれましたね~。

エントランスも、いいでしょう?


アプローチも素敵。


スタイリッシュだけど、バリの伝統的モチーフもちゃんと取り入れられた、大人の空間です。







きゃっ。クリコさまがっ。これこれチビちゃんっ、あなたにはまだ20年早いざんすよ~。


で、もちろんこちらにも、ございましたよ~。
セントレジス伝統のブラディマリーがっ?!



いえ、そのブラディマリーにちなんで、
セントレジスバリのオリジナルとして、

作られた、その名もBALI MARYバリーマリーです。



オリジナルのブラディマリーをベースに、キューカンバーやシュガケーンなど、
独自の味わいを出す、バリならではのバリーマリー、

むっちゃくちゃあっさりしていて、
ビーチサイドで飲むのにもぴーったり。

すっごく気に入りました。

このBALI MARYがバリの名物になる日も近いですねっ!!

# by madamregina | 2008-11-29 12:32 | Diary | Comments(0)

夏(Spa)への扉   

2008年 11月 28日



ああ、寒いでございますね~。
わたしがこの時期、決まって読みたくなる本といえば、

『夏への扉』


うーん。
主人公の飼い猫ピートのように、
家のドアのいずれかが、
夏に通じているはずだと、

固い信念を持ちたくなるほどの、

イノ村本日外気温5度(ひーっ)

そんなわけで、せめて気分だけは、
バリ島の太陽と海と、風を思い出して、

いくわよ~。セントレジスバリの続き~。

しかし、予告と本編が著しく違うことで知られる(誰に?)
わたしの旅レポですが、今回もいきなり
SPA行きます(すまんです)


セントレジスのスパはもうーーーっ、
感動、感激の連続でありました。

アジアのスパって欧米に比べると、ゴージャスじゃない?
香港のFSやマンダリンに行ったときもびっくりしましたが、

セントレジスの「ル・メドゥ スパ」は
わたしがこれまで行ったどんなスパとも違う、


神秘的で神聖なデザインコンセプトと、
水中マッサージなどを取り入れた斬新なメニュー構成で、

スパ天国バリでも(全部見たわけではないですが)
最高ランクに位置するスパだと思います。

月とバタフライをモチーフニにしたエントランスは
ハーフームーンのイメージです。



エントランスに入ると・・・




そしてこのフルムーンをくぐりぬけて楽園へ~



鯉が優雅に泳ぐ池を配した庭園。


お花のあしらい方もセンスいいですね。


冷たいティーとフルーツ(スイカ)をいただきながら、
自分の症状にあわせたトリートメントを相談。


こちらがトリートメントルーム




今回わたしが受けたトリートメントは、


サンダルウッドヤ、ターメリック、グランドナッツ、そしてお米やその他草木の精油
などを融合させたスクラブでボディをなめらかに磨いた後、

ヨーグルトベースのクリームをつけ、ボディラップをして30分。

そしてバリの伝統的マッサージを受けたあと、

こちらのスパでしか使ってない、植物のエキスを主体にしたプロダクツによる、
クリームスパを(ああ、これが大好きなのよっ)

時間にして120分。

ひゃああーっ。最高!

まさに、ヘブンというほど、日本で蓄積した疲れが
あっという間に消えて、

蘇生


もちろん癒されるというやすらぎを存分に感じた時間ではありましたが、
それよりも
パワーを受け取って、
勇気凛々という非常にポジティブな気持ちにもなれる
素晴らしすぎるSpaでありました。

トリートメントをしてくれたのは彼女。気持ちがこもってました。


いやあ、このスレンダーなボディでなんでそれほどまで!という
力を持ち、ツボをぐいぐい押してくれましたわ~。

トリートメントの後は熱いハーブティ。


こちらのスパで使われるのは、
もちろんセントレジスオリジナルの
「ル・メドゥ」のプロダクツと世界中から厳選したもの。

それらの一部はギフトショップにも置かれています。

こちらのシャンプーやトリートメントはお部屋のアメニティと同じもの。
お値段を見てびっくり!いやあ、高価なプロダクツだったのですね(ため息)



わたしはオリジナルのアロマオイルを購入しました。パッケージが素敵。



こちらには最新のアクアバイタルプールがあり、
それも話題。
次回ぜひここで受けてみたいのが、水中全身マッサージですねっ!


ああ、我が家のどれかのドアが、

『バリへの扉』だとしたら、
ひゃああーっどれだけいいだろう・・・(ため息)

# by madamregina | 2008-11-28 12:12 | Diary | Comments(0)